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【ホミンホ合同企画ミーアゲ】8月18日のハーモニー、運命の恋人か?なし崩し的彼氏か?~ chap.18~









______Changmin.part______






言いたくて、言いたくて。でも、


ずっと黙ってた。









カードキーを差し込む。エントランスを通る。エレベーターを待って、その小さな空間へ乗り込む。

すぐ隣に   、ユノが居る。
僕は意気込んでる。

二人きりになって、色んな話をきちんとしたい。あの頃のこと、会えなかった時のこと、この一年のこと、これからのこと。どう思ってたのか、とか。
やっと正直に言えて、やっと正面から聞ける。


「明日は……出勤するの…?」


それなのにユノの何気ない質問が僕の意識を別方向へ引っ張る。間を開けて発せられたセリフはセックスの気配が含まれているような気がして勝手にドキッとする。


「…そう。普通に朝から」

「そうか……」


帰ったらすぐシャワーを浴びた方がいいかもしれない。普段は冗談まじりにベッドへ倒れこんで浴びずにすることもあったけど、何かこう、今日は一段上の。特別な。

清新な身体と気持ちでユノと向かい合いたい。

って、違う違う。いや、違わないけどそれもあるけどまずはゆっくり二人で話をちゃんとして…じゃない、まずは怪我の手当て!そう、消毒!救急箱を出さないと!


「えっと、、本当に大丈夫か?テミンのことで…異動とか……ないのか?カンタさんから条件付きで済んだとかって聞いたけど、」

「大丈夫大丈夫申請してた今年の昇進試験受けれなくなっただけ」

「は!?…ごめん、チャンミン…!俺のせいで出世…」

「違う違うユノとゆっくり会える時間が欲しかっただけ役職がつけばもっと時間に余裕できるからしかも来年もあるし」

「……」


一晩にやるべきことが多すぎて、半ば上の空でその話題は垂れ流す。だって、現に処分は想像以上に軽かったし。キュヒョナにはあまりにも腹が立って停職だの左遷だの、あることないこと言ってしまったけど。あ、それよりユノは晩ご飯を食べたの…


「!」

「チャンミン……」


突然引き寄せられて抱き締められた、ユノに。
久しぶりに包まれた。さっきと違う、優しい抱擁は、ベッドの上以外では、初めてかもしれない。
小さな初めてが嬉しくて。離れてほしくなくて、僕もユノの首に腕を回す。蒸し暑い夜でもはっきり熱さを放つ肌が今、こんなにも愛しい。


ユノが、抱き締めてくれた。



「……どっち行くの?」

「あ…、右…715号室…」

「了解」


操作通り指定階で開いたエレベーターのドアに、がっかりする日がくるなんて思わなかった。一旦解(ほど)けた身体が寂しくて、廊下に誰もいない事をいいことに僕からユノと手を繋いでみる。ラブラブに。
二人だから、いいよね?


「今日は股間じゃないんだな、残念w」

「…」


そんなに触って欲しいならと一発叩いといた。ちょっとイジワルなユノはぎゃっと飛び上がって、それがおかしくて。僕は笑ったけどユノも笑ってた。僕たちの手は繋がれたまま。

部屋の前までじゃれ合って歩いた。年甲斐もなく。
ユノの頬に茶目っ気なキスを。715の扉にカードキーを。僕の隣には独白を、ユノが添えた。


「俺だけが思ってるんだと思ってた…」

「?んー?」

「今まで俺ばっかり会いたいとかもっと一緒に居たいとか思ってるんだと思ってた。だからずっと悔しくて……さ、寂しかったから…。俺今すっごい嬉しい。そう思ってくれてて、ありがとう」


嬉しいと言われて。
嬉しさで、弾けそう。


「…まあ、試験は勉強次第だから。受かるかまだ分かんないよ、頑張ってはみるけど」


あのユノが


やっと僕を見てくれる


「お前はもう頑張りすぎ!俺よりチャンミンの方が無茶苦茶なくらいだ」


いや、見てくれてた。出会った時から。


「俺は分かったから、もう。無理はしないで」
 
「…ユノ、僕ね?……」



ユノ、本当に分かる?



僕がどれほどユノを待っていたのか



ドアノブを回して玄関へ入りながら、(それさえ分かって欲しい)って気持ちがねじれて怒気を孕んだ。靴を脱いで中へ促したユノを僕は睨んでいたかもしれない。


「無理なんか一度もしたことない。あんたのためなら何でもできる」


ユノの、息を飲む空気が触れたから。














______Yunho.part______






「、、、」


惚れ直した。


というしか、言い表せない。
惚れ直すもなにもないのに。


ずっと惚れてるのに。


「入って。先に手を消毒しなきゃ」


次々と照明をつけて奥へ進んでいく後ろ姿を、すぐにはついていけなかった。その気高さに痺れてて。











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なかなか進まずすいません!もう少しお付き合いを~💦
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コメント

  • 2018/01/10 (Wed) 16:59
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