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片割れ chap.11 #17

(注意)やはりBL表現続きます。苦手な方はご注意下さい。
















もっとくっ付くには

どうしたらいいんだろう


深いキスをもっと深くしたくて、両腕でチャンミンのうなじと腰を引き寄せる。スマホは手から滑り落ちて二転三転すると静まった。
お互いの鼻から荒い息を抜く音を聞きながら、舌先でつつき合ったり奥まで伸ばして舐め合ったりして絡め合う。気持ちいい。


「…ユノ、もっと……」

「もっと…?」

「うん…」

「ん、」


少し苦しいくらい。でもすごくいい。

もっと深い所へ埋め込まれたい。
どちらからともなく接点を額に移して唇を離すと、俺の様子を伺うように笑みを消した瞳が飛び込んできて、大丈夫だよもう怒ってないからって思う。
……怒ってないからって何だろな?俺はチャンミンの思う壺に嵌まってるのに。

何だか自分でおかしくなってきて笑えた。
上げてなくても白旗は上がってる。腹が立つほど溺れて、右往左往する。


「お前…やってくれるなぁ。ほんっとに!」


いーっ!て歯を見せながらチャンミンの髪をクシャクシャに撫で倒すと、またくすくす鼻を手の甲で隠しながら小さく笑い咲き始めてくれるからクラっとくる。
心配してくれたり泣いた顔より、からかってくる楽しそうな笑顔の方が数万倍いいよ。


「チャンミナもう無理、もう限界!早くしてっ」

「ぶっ。何がっ!ふふっ」

「分かるだろ!……、ぅー……舐めてっ」

「いーっだ!汗掻いたんでシャワー浴びてきま~す♪」

「いーだじゃないだろ!?どうすんだ、コレ。じゃあ俺も一緒に入るからっ」

「始めっから勃ってたでしょうが、変態っ」

「もう…っ、お願いお願いお願いお願い!最近全然イってない、イかせて」

「…そうなの?」

「そうだよ」


ちらりと見てきたチャンミンに俄然期待する。

芸能人としてのイメージは作れるものだし努力は欠かさないけど、実際はまだ完璧な紳士でもなければ完璧な人格者にも成れてない。

特にチャンミンと居る時は俺はただの普通の人間で、きっとそこら辺にいる普通の男と変わらない。チャンミンを好きになった時点で普通と言えないかもしれないけど、何故だか愛や性はチャンミンに向かう。


「……今めっちゃ期待してるでしょ」

「……だめ?」

「…膝立ち痛くない?立って」






それともこんなにだらしなくなるのは俺だけで


誰もが1つも間違いを犯さずに生きてゆくのかな






「、、っ、やば、っ、はぁ…気持ちいい…、」


仁王立ちで壁に寄り掛かるとすぐにチャンミンが吸い付いてきてくれて目眩がする。手も舌も口も全部きつく動かしてくれるから沸騰しそう。
チャンミンの頭を撫でるとさらに高まる。Tシャツを捲ってチャンミンを見たら射精感はすぐそこに来た。
落ちたスマホはヒビが入ってて、俺のシューズは散らされたまま。チャンミンのハーフパンツが向こうに飛んでて、俺のジーパンとボクシングパンツは足下にもたついてる。
息が荒れる。玄関の廊下で。


「…待って、もう、出る…、、っ」

「ユノ、…飲もうか……?」

「、、ぇ……」


見上げてくる大きな瞳だけで最後は簡単に糸が切れた。


「じゃあ飲んで」

「…ん、」

「奥に出していい?、、」

「ん」


苦しそうに頑張ってくれてるのに突くように腰が進んで止まらない。興奮し過ぎで下を向いた開きっぱなしの口から唾液が垂れそうになって啜る。快感がぐるぐる駆けて眉が寄る。
自分で今どんな顔してるか見たくない。きっと皆が引くような顔してる。そんな顔をチャンミンだけが見てる。


「、ぁ、っ、イく…っ!!、」

「うっ、ん…、」


チャンミンの頭を抑えて大波に乗ったまま膨張しきった竿から精を吐き出した。チャンミンの喉奥が締まってまた脈を打ち続けて出てくる。


「ぐっ、んん…っぶ、、」


ごぽごぽ飲んでる音がもろに響いて、見てて、これ絶対つらいだろうなって思うのに離してやれない。出し切ったところで意識ががくんと落ちそうになって、ようやく解放してやれた。チャンミンが溢さず飲んでくれて感動するほど嬉しい。自分の感覚だけでもかなりの量だったから。


「ごめん、ちょっと…っ…、いやそれよりありがと…っ」


チャンミンのケアをしたいんだけど、壁伝いに身体が滑って指に力が入らない。溜めてた吐精に全部持ってかれた。
床にそのまま臀部を落として呼吸だけをまずはまずはと整える。最高に気持ち良かった。良いが過ぎて身体が痙攣してるような麻痺してるような奇妙な倦怠感。


「え、、どうしたの…!?」

「ちょ……来て………」


寄り添ってきたチャンミンを、変な感覚しかない腕を何とか上げて抱き締めた。


「……すいません、痛かった…?」

「違う違う……腰、抜けた……」

「…え!?抜けたの?」

「うん、みたい……本当…久しぶりだったから……」

「……嘘でしょ?」


チャンミンの口から精液の匂いがした。かなり濃い、雨上がりの草の萌える不快な匂い。
何でもなさそうに声を出すけど、どれだけ頑張ってくれたの、お前。見てたよ、俺は。


「いや本当、、ありがとう。苦しかったろ、ごめんな…?でもすっっごい気持ち良かった……」

「……じゃあ良かった、」

「うん、ありがとう」


二人とも下半身丸出しだったけど、しばらく時間を貰って。チャンミンは抱き締めさせてくれたまま何も言わなくて。

幸せってこういう所にも存在する。性の不思議。


「……チャンミナ、お待たせ」

「落ち着いた?」

「うん、シャワー浴びよう。俺もチャンミナにする」

「え、いや……今日はもう寝ましょうよ…」

「チャンミナも勃ってるじゃん。すっごいのしてあげるから♪」

「…ぷっ」

「な?おいで」



せっかく二人で居るんだし
せっかく喧嘩できたんだし



言いたいこと言って、

やりたいことやって、




二人で夜を遊ぼう









たぶんチャンミンはそう思ってるはず。
そんな感じがする。






二人で立ち上がって、格好つけてチャンミンの手を引くと笑われた。


「ふふっ…、ユノそっちクローゼット…っ、、洗面所あそこ。さっき言ったじゃん…っ、くくくっ」

「マジか……」








さあ、二人で遊ぼう







片割れ chap.11
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コメント

  • 2017/06/01 (Thu) 18:25
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  • 2017/06/01 (Thu) 20:54
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  • 2017/06/02 (Fri) 20:54
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  • 2017/06/03 (Sat) 18:13

    ゆう*****22 様

    はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。

    何もかもあなた様の初体験を頂きましてありがとうございますっ。←違う
    ごめんなさい、冗談です!

    初期から見守って頂いていた方のお一人なんですね(^^)コメント頂きまして本当に嬉しいと共に感謝しています。読んで感動しました。


    うちは書いたら出すの不定期更新で、待って頂いたことも多いですよね?本当にすいません。
    一年も同じ物語を、しかもまだ続くお話を読んで頂いている方がいらっしゃる事は、もうこれ以上ないパワーを貰えます。

    コメントもちろんお待ちしてます。
    なかなか最近すぐにお返しできなくて申し訳ないんですが、コメントは読んでエネルギーになりますし、楽しいです♪いつでもお好きな時にお願いします(^.^)


    なんとか、ゆう*****22 様にこれからも見守り続けて頂けるような「片割れ」を書き続けたいと思いますので、どうぞこれからも宜しくお願い致します。


    りょう(ゆのっぽん)

    • ゆのっぽん(りょう) #NNZ72WTo
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