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片割れ chap.11 #16

(注意)もちろんBL表現です。苦手な方はご注意下さい。










宿舎に戻るからって言おうとしてたのに不意打ちで与えられた凶暴なほどの温かい快楽に、


「しゅくあ!、ぁ…」

『ん!?』


全部飛んでおまけに自分でも笑いそうになる変な声まで出て、焦って慌てて焦って、始め何が起こったのか分からなかった。


「っ、、、っ、、」


左手で触れるチャンミンの頭が前後に振られだしてようやく状況を把握したけど俺自身がすでに爆発しそうでどうしようもない。
そういえば全然射精してなかった。チャンミンに振られてから。勃つこともない、ヌきたいとも思い付かなかった。


『は?何だ?』

「、、や、、っ」


てか何してんだ、こいつ!
もう同情なんかでこういう事するなって言ったろ!お前彼女いるんだろ。男もいるんだろ。
てゆーか今、電話中だろ!

そう思うのにチャンミンを引き剥がせない。そう思うのにチャンミンの喉奥にもっと入れたくて腰が揺れる。応えるように俺を見上げながらちょっと苦しそうに奥まで頑張って誘いこんでくれる久しぶりのチャンミンと目が合ってまた大興奮。
俺、最っ低!最低だわ、本当!
息を詰めて。必死で奥歯を噛み締めて耐える。ペキッと軽い軋みが鳴る。


『だから今日は…チャンミンのとこ泊まるんだろ?分かったって。明日車一台で行くから』

「…、~~っ、っ、」


声が出せない。
うねるように吸い上げながら水音をたててしゃぶってくれるから、どの感覚も刺激されて頭がふっ飛びそうなくらい気持ちいい。
何も考えられない。


『おい、聞いてるか?』


それでも何とか宿舎に帰ることをマネヒョンに伝えないと。無自覚なチャンミンに分からせるためにだけ晒け出した俺の欲望が大変なことになる。

ここは何としてでも帰りたい、帰りたくないけど帰らないと誠実じゃない!いや帰りたくないけどっ。いやどうしよ、いやいや帰れ俺。そもそも電話しながらチャンミンにフェラされてるってなんかもうなんかもう色々いろいろマズイ。


「…っ、、いやっ、今日は俺…っ、やっぱり宿舎に…」

『あ?帰るのか?』


なけなしの理性でもってやっと声に出したのに、そこでいきなりちゅぱっと口が離れてしまって完全なる寸止め状態。


「っ、は!?」

『え!?』

「♪」


もう訳が分からない。
今度はイきたくて仕方ない。
イきたい。イきたい。頭がおかしくなる。
起き上がってきたチャンミンが笑いを堪えながらぷーっと片頬を膨らませるから、可愛いけどここで甘えないで。頼むから!男なら分かるだろ!

……言いなりになってしまう。。

まだ入ってない部屋のドアを指差した次に首を傾げながら合わせた手を頬に寄せて、“あそこで寝れるよ”ってジェスチャーされた。


「~~~…っ、、」



俺は、すごく情けない顔してたはず。



「……今日は、チャンミナのとこ泊まる……」

『は?え?いやどっちだ。はっきりしろ』

「チャンミナのとこ居るから明日迎えに来て…」


それを聞いてふふふふふふって含み笑いしながら俺の首に腕を回して楽しそうにしてるチャンミンに脱力する。見えない音譜まで見えそう。

やっと諦める決心ができたと思った途端にまた気を持たせるような事言ってくるから頭にきて。言い合いになって取っ組み合いの喧嘩になって、罵り合って。


なのに合わせてくる唇はこんなにも優しい。柔らかい。鼻先を合わせて。好き。
ああ、やっぱ好きだわ。どうしよう。


『了解。…煩く言うが、本当に…チャンミンと何もしてないだろうな……?』


目の前の長い睫毛がくすぐる。綺麗だな。
奥に控える目は鹿みたいに真ん丸。うん、綺麗。
これが欲しい。今夜だけでも。


明日からのことは、また明日から考えよう

今日はもう止まらない


「、何も…してないって…」


またふにっと触れるだけのキスが降る。
信じられないくらい気持ちいい。痺れそう。



溺れる



溺れる



飲み込まれてゆく








『分かったっ。悪い、俺もしつこいよな。じゃあ明日チャンミンの出発時間に変更するから準…』


マネヒョンはまだ何か言ってたけど、聞き終わる前にチャンミンの舌が咥内に入ってきて後はもうどうでもよくなった。














片割れ chap.11
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コメント

  • 2017/05/31 (Wed) 19:22
    No title

    はい、せーいかーーい。← 古っ

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