後悔なんてしない~初エッチ編~ chap.3

(注意)BL表現ございます。ご注意下さい。









心臓が、止まった。


たぶん、何秒か。






「チャンミン……裸で何してるの?」

「………」


その後、胸をがんがん殴るような脈が心臓を打ち出した。

だって僕ときたら、尻に太いバイブ挿れて手扱きしてて。ベッドを見下ろすと、溢れたローションやら、とりあえず出したディルドやら尿管器具やら、てらてらぬめってるバイブの残骸が散らばってる。


……これ、言い訳できる……?




「……ぁ、の…」

「みんな隣にいるんだけど……」

「……っ、す、いませ……っ、」


冷水を被ったように震えて、声が上擦る。
僕が振り向けない代わりに近付いてくる、今はまだそうだろうと願いたい僕の恋人。

見ないでとも、来ないでとも言えない。どの懇願も無駄なほどこのマンションの部屋は狭い。玄関からでも余裕で何が転がってるのか分かるはず。


「…凄いの、いっぱいあるね……」

「……」


すぐ隣の肩口に立たれて、上から降ってくるユノさんの声を呆然と聞いてた。


「えっち…」

「……」


僕のモノは完全に萎んで。後ろに挿れてるものを取り出したいんだけど、動いちゃいけない空気に僕はただ固まってた。


「……オナニーしたいの?俺、邪魔?」

「いや!違っ…!」


ふるふる頭を振って見上げたユノさんは、涙に滲んで表情がよく分からない。


「ユノさんとシたくて…っ!僕挿れて欲しくて頑張ってて……っ」

「チャンミン、声」

「あっ、……すいません…っ…」


耳を澄ますと、確かにユノさんの部屋から普通の音量の笑い声さえボソボソ聞こえる。


「……っ、ぁの、」


普通の男からしたら縁のない、エグい玩具に囲まれて。
普通の男が見たら、何て思うんだろう。


「…き、嫌いにならないで下さい……っ」


引かないで欲しい。何でもするから引かないで欲しい。けど、きっとそういうのが引かれる。どうしようもない。


「…っ」

「ああーもうっ!今そんな事言うなよ!」

「っ!す、すいませんすいません…っ…、」


ユノさんの張った声で隣の部屋が静かになってしまった気がする。こんな格好だし、ユノさんは怒ってるし、もう絶体絶命。
でも韓国に戻されたくない。振られてもこの人の傍に居たい。凄い性癖があるって噂されてもいいから、せめて一緒に仕事したい。酷い噂には、もう慣れっこだから。


「もう無理だ……っ」

「……ふぇ…っ、ぇ、っ…、」









ユノさんが居ないと、崩れてしまう








「もうホント、我慢きかないから」

「うぅ…っ、」


ぼろぼろ溢れる涙が胸筋の皮膚に流れて、滑稽だ。


「隣に声聞かれたら何とかする」

「……っ」

「でも部下だし…ちょっと頑張ろうね、シム補佐」

「……え。あ、っ、」

「これ、外していい?」


突き刺さったままのバイブに触れられて、今まで苦しかっただけのそれがユノさんに抜かれるって思っただけで快感に変わりそう。実際ユノさんの手で玩具を抜かれると、単なる排泄腔は敏感に悦んだ。


「ふ…っ、ぅ、ん」

「チャンミン、…こんなのがいいの?物凄いの挿ってるけど」

「だ、から、違…っ。ユノ、の大きい…からっ…慣れて、た方が、いいかと…は、ぁ…」

「……もう本当勘弁しろ……っ」

「…っ、え?」

「理性飛ぶんだって…っ、、!!」


外れた玩具がぼとっと床に落ちて、ユノさんが荒い息を繰り返しながら服を脱ぎ捨てた。
とても綺麗な男。
この人だけに僕は欲情する。

背中を倒されてまた四つん這いにされて、さっきの期待が甦ってくる。


「チャンミン、指一本くらいアナ開いちゃってるよ」

「ぁっ、ん…っ」


また指で押し広げられて、観察される。


「あ、締まった」

「だ、て……」


期待してるから。早く欲しい。


「……でもチャンミン、ぜんぜん分かってないからお仕置き」

「え?」


手首を取られて起こされた上体を抱きすくめれた。分厚くてふわふわの胸に圧を掛けられて、それが心地いい。ユノさんから放たれる匂いは清潔な石鹸の香りと香水の残り香。もう少し体臭があってもいいのにと、残念に思う。


「どれだけ俺がチャンミンに翻弄されてるか分かってない。本当気を付けて。めちゃくちゃにしそうで、…俺会社でも襲っちゃうかも……」

「……全然、アリですけど…」

「だーかーらぁ…っ!!そういう事を言うなよ、もう!俺オンオフの切り替えだけは自信あったんだぞ!」

「……」


いつの間にか僕はヘラヘラ笑ってて、よくこんな気持ち悪い奴相手にしてくれるよななんて考えてしまう。


「あぁ…その顔可愛い…っ、、誰にも見せないでっ」

「……」


ちょっと大丈夫かなと、心配してしまう。







ピンポーンピンポーン



「あ……」


「ちょっと支店長、シムさん大丈夫ですかー?」

「何かいるものあったら買ってきますけど!」

「ちょっと俺らも様子見たいんで開けてもらっていいです!?」


こんな中エッチするなんて無理な話で。次こそちゃんとホテルを取らないと不可能だなと諦めた。でもユノさんの気持ちがはっきり見えて嬉しくて。今日はこれでいいやと心から思える。


「ユノ、ここ片付けるんで戻りましょうか」

「……本っ当うるせーな、あいつら……」

「…え?」

「空気読めや、分かるだろ。普通」

「ゆ、ユノさん……?」

「チャンミン、ちょっと待っててね♪」

「……はぃ」


なんか、ユノさんが、

狼じゃなくて虎になりかけてます。。


素っ裸のままユノさんがインターフォンに腕を組んでボタンを押す。引き締まったヒップラインが格好いいけど。
…何だか唸り声が出てやしませんか?


「おい…」

『あ、支店長?』

「ちょっとチャンミンと明日の会議の案件話さないといけないから。トップシークレットのやつ」


トップシークレットのやつって……ちょっとあなた支店長でしょ。もうちょっとマシな言い方あったよね?


『あ、そうなんです?じゃあ部屋居ますんで終わったら戻ってきて下さいね!』


蛙の子は蛙って、こういうことか!
疑問持つよね、そこ、普通!


「チャンミン、大丈夫だったよぉ♪権力権力~♪」

「…わー、さすが支店長……」

「じゃあ、覚悟して」

「へ……」


ベッドの上に転がる玩具をローション以外すべて落としてゆく。
ゆっくり。
1つ1つ。
僕の目を切なげに見つめながら。
色っぽい。

初めてユノさんの前で裸になった時のように、緊張が走る。


「でも……声が……漏れた、ら」

「我慢して」

「と、トップシークレットで話すことあるんですよね?」

「あるよ」

「じゃあ、まずそれを話し合いましょう!」

「身体で話し合うんだよ」

「…っ、ぁ、ん」


足を思いっきり開かれて勃起したモノを僕のモノに押し付けられて、火が点る。蝋燭のようにとろとろと白い体液がもうすぐ出る。ユノさんに燃え上がらせてもらえるから。


「…俺、女の子だったら良かった?」

「え?」

「そしたら、チャンミンに無理させなくても良かったろ?」

「……」

「俺きっとめちゃくちゃにしちゃうよ、お前のこと」




望み通りの、言葉をくれる。















 
欲情するのは、貴方だけ








「男のユノさんがいい…。めちゃくちゃにされたい…っ!」


腕を回して、足でしがみついて、ユノさんの首筋を噛んだ。鉄の味さえ美味しいと思う。精液だって美味しいと感じる。

僕はユノさんにカスタマイズされてる。
ユノさん仕様に作り替えられてる。
脳味噌のネジがぶっ壊れてる。







それでも貴方は可愛いと笑ってくれる。






「チャンミン大好き。俺も噛ませて」

「…っ、あ、」


ゆるゆると僕自身を扱かれながら恥骨をがりっと噛まれて、何かの感覚が走るほど吸われた。快感なのか痛覚なのか分からない。たぶん痛いんだろうと見た目で判断する。鬱血が凄い。


「マーキング」 

「ぅ、ぃた…っ」

「浮気対策」

「しませんよ……」

「襲われた時の予防線」

「男ですよ、僕…」

「でも俺、堕ちたよ。完璧に」

「……っ、……ぅう、ぅ…、っ、」


「身体中付けるから。泣いても付けるからな。チャンミンが俺に飽きても他へ行かないように…」


「…っ、ふ…、」






泣くほど嬉しいっことで、本当にある。














本当にあるんだ









「…っ、ユノもう挿れて…!」

「挿れるだけが話し合いじゃないだろ?せっかち」

「うぅ…」

「お仕置きだよ。えっちなチャンミン♡」


壁越しに楽しそうな部下達の声を聞きながら、僕たちはリップ音とシーツの擦れる音だけを奏でた。だけどやってることは獣並みに激しい。


喰われてる、そんな愛撫で話し合った。


2月12日には相応しくない、汗が飛び散って、舞う。


「身体中、傷だらけにしてごめんね……」

「…はぁ、…っ、僕も付けた、から」

「……チャンミン本当、気を付けて。他の男や女にも」

「へ…?」

「俺のだからな」

「……そうですよ。知ってるくせに」

「挿れるから…」
 
「中出しして、ユノ」

「……」

「壊れてるでしょ…」

「俺がやりたいこと言ってくれてるだけ」


ぷっくりした亀頭が僕の蕾を探ってて。


「あ、そこ…」

「…いい?」

「ん」


ぐりっとユノさんが挿ってきた。玩具なんかより断然あったかくて、しなやかで。初めてを忘れた。
僕は極限まで足を開かされてたけど、それさえも「全部見たい」ってユノさんの一言で快感に変換される。痛みも苦しさもユノさんが変換してくれる。
快楽が脳天を痺れされる。


「ぁん、あ。…っ、あっ!う…声ぇ…っ」

「俺の指噛んでて」

「は、ぅ…あ.…猿ぐつわ、ある、けど、」

「…えっちすぎて目眩しそ…っ…」

「ふふ…ぁ、ユノ、、気持ち良っ、」

「俺も。チャンミンのナカ、気持ち良すぎ…いい…」


吸い込んで、押し出して、シンプルなその運動を繰り返す。隙間を作らずにぎゅっと抱き合って、汗でぬめる肌を舐めて噛んで吸って。目線が合うと唇は瞬間的に引き寄せられて唾液を交換した。


「ちょっと身体離して」

「ぅ、ぁ、っ、ふ?、ぅ、ゆ…?」

「口開いて」


腰を気持ち良く打ち付けなれながら、上から垂らされる唾液も飲まされた。


「ゆ、の…変態…っ」

「あぁ、その言葉クる…っ、、」









ピンポーンピンポーン









「……」

「……」








マタカヨ……









「シムさーん、宅急便でーす」



「……」

「…チャンミン、枕噛んでて」
 
「え」

「もう無理…出したい」

「え……でっ、も」


最後は反転させられて、バックでまたユノさんの竿を飲み込んだ。


「ふ、ぅ…っ、」

「ほら、腰振って…」




ピンポーン
 
「シムさーん」
 

「…っ、…、!」「チャ、ミ…」


手で尻を捕まれて、これでもかと奥の奥を突いて抜かれてまた突かれる。ローションかカウパーか汗の水分が弾んだ音を飛ばす。


「あれ、居ませんか?その部屋」

「呼んでも出て来られないんですよね」

「えー、おっかしいなぁ。支店長とシムさん話し合いしてるはずなのに」



「…、ぁ、ぁ、ユノ…」「だめ。止めない」




ぐっ、ぐっ、とナカで暴れ回るユノさんが熱くて、僕に興奮してるソレが嬉しくて。出せない矯声がさらに僕を煽った。


「…っ、ゆ、」「ぁ、締ま…出る…っ!」


ユノさんは僕のナカに出してすぐ抜くと、アナを指で広げながら僕自身を口に含んでくれるものだから、もう堪らなくなって。訳が分からなくなるほど身悶えた。

「ぃ、イく…し、ユノの、出ちゃうっ…、」
   
「いいひょ、ぜんふ出ひちゃいな」


ぷつりと中指が僕のナカに挿って。ぐるっとかき混ぜるように粘膜を掻っかかれて、


「あ″、が……ぃや、っ、、ぁぁ…」


後ろからユノさんの体液がこぷこぷ流れ出てしまって、もったいない。



「支店長ー!シムさーん!いませんかー?」

「なに、二人共いない?」

「また寝ちゃったんじゃない?」
      



「ぃ、ぐ…っ!」


前からは僕の体液がびゅくっと流れ出て、まさに精液まみれ。そんな不埒な僕の足を開いて満足そうに見るユノさんに、



僕はまた、欲情した。

















「声……大丈夫でしたかね、」

「大丈夫。揉み消す♪」

「揉み消すって…。……本当はね、初めてはユノさんの誕生日にシたかったんです…」

「…っ!!!か、可愛い可愛いカワイイカワイイ……、、、」

「ユノさん……大丈夫ですか?」

「でも今日も誕生日だから、良かった♡」

「え?」

「俺が6日生まれでチャンミンが18日生まれで。12日は真ん中バースデー♪」

「あー。……確かに」

「だから今日デートしようと思って、日曜だし。実はレストランとかホテルおさえてたんだ」

「……ぇえええ!?」

「ちょっと言い出せる雰囲気じゃなかったしあいつらも来ちゃったから、結局キャンセルしたけど、チャンミンのご機嫌が直って良かった良かった♪」

「え、すいません、うそ、どうしよ!」

「いいんだよ。ハッピバースデー♪ホ~ミン♪ハッピバースデー♪ホ~ミン♪」

「……それは誰?」

「2人の♡ホとミン♡」

「なるほど…♡」


































え?

俺の話も聴いてみたいって?


どれだけチャンミンのこと好きか、


教えてあげようか♡


でも、

ちょっとやそっとじゃ表現しきれない

愛だから




それはまた、次の機会に♪



























2月12日

♡HOMIN BIRTHDAY♡







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コメント

  • 2017/02/13 (Mon) 07:27

    ゆのっぽんさん♡

    このふたりの初エチ編をすっごく楽しみにしてたから、ここできたかーっで、感じ‼︎超嬉しかったし、濃い内容で楽しかったです♪
    渾身の愛いっぱいのお話をありがとう♪
    読めて幸せ( ◠‿◠ )

  • 2017/02/14 (Tue) 15:34
    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2017/02/16 (Thu) 19:33

    ぴ* 様

    はい、色々悩んだ結果、この二人のエチを見せてもらいました。笑

    時期的にも合ってましたし、212に結ばれるなんていいんじゃない?( ☆∀☆)と思って♡内容は変態なんですが(笑)、可愛い二人なんです。許してあげて下さい。

    こちらこそ、読んで頂いて幸せ!!!ありがとうございます♪

    • ゆのっぽん(りょう) #NNZ72WTo
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  • 2017/02/16 (Thu) 21:51

    りょん*** 様

    はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。
    このような小さなブログに遊びに来て頂きまして、本当にありがとうございます♪

    チャンミン、本当にいいコなんですよ。変態になっちゃってるけど。笑
    頑張って頑張って、一途に想うチャンミンにユノさんもメロメロです❤

    • りょう(ゆのっぽん) #-
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  • 2017/02/18 (Sat) 11:22
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  • 2017/02/19 (Sun) 12:26

    は*** 様


    遅れてすみません!いつも!涙
    お疲れ様でした!!!本当に嬉しかった!ありがとうございます。

    コメント欄にて返信します。

    • りょう(ゆのっぽん) #-
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    • 編集
  • 2017/02/19 (Sun) 20:02
    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2017/02/20 (Mon) 22:44

    こんばんは。
    ブログの方にコメントありがとうございました。
    お話読んでいただけたなんてうれしいです💕

    はい、先日コメントをさせていただきました(≧∇≦)
    あれ?
    何かおかしなことを書いていましたかね…?
    もし、失礼なことを書いていたらごめんなさい…(ノ_<)

  • 2017/02/23 (Thu) 13:41
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    このコメントは管理人のみ閲覧できます

  • 2017/02/24 (Fri) 10:01

    じゅ**。 様

    はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。

    すいません!!!わざわざご連絡頂いて、本当に本当に嬉しいですし恐縮です。涙

    ブログにお邪魔させて頂いて、改めてご挨拶させて頂きますっ。
    こちらこそ、どうか宜しくお願い致します!(。>д<)

    りょう(ゆのっぽん)

    • ゆのっぽん(りょう) #NNZ72WTo
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