片割れ chap.12 #3







______C.side______





キュヒョナが何でも、何か聴いて欲しいことが出てきたら電話しろと言ってきてくれてから、僕は遠慮することなくイタズラ電話並みに連絡しまくった。
その方がキュヒョナも安心する、そんな気がしたから。


「ユノヒョン、……傷付いたよね……」

『そうだな』

「でも僕も本当に悩んで苦しくて…」

『うん』

「最近めっきり距離が遠くなった感じがする…」

『まあ、そうだよな……』

「あ、でも今日ヒョンが前向いて歩いてるのに思いっきり目の前から来る人とぶつかってさ、あれは面白かったっ」

『あははっ、ユノヒョンらしいな』

「ははっ、ね」


これからどうすればいいのかとか、何をするべきだとか。きっとキュヒョナの言いたいことはあったはずだろうにひたすら僕の無駄話に付き合ってくれて、傷心の僕でもさすがに悪いなと思うほど。


「キュヒョナは?今誰か気になる人いないのか?僕協力するよ?」

『俺練習生で可愛いなってコいる』

「まじかっ!ごめん僕練習生は知らないかも」

『でもデビューして有名人になっちゃうときっと冷めるんだよなぁ。メジャーじゃない感じがベストっ』

「マニア臭全開…っ、ぶふふふふっ」

『TOHOSINKIクラスとかもう絶対ダメ、ユノヒョンでもチャンミニでも俺だけのもの感全然出ないから恋人になっても心萎える』

「だははははははっ!!安心しろ!キュヒョナは僕の男だっ!」

「ははは、俺もそう思ってるよっ!サランヘ」

「サランヘ」


心から笑えて、心から感謝して、心からチングだと思える人とのサランは、ユノヒョンとは違う。

似てるのに違う。
不思議なロジック。

けどまた明日を僕なりにできる限り楽しもうと意気込むプラスの念になる。
なかなか力は出ないけれど。
ユノヒョンは遠いままだけど。

それに耐えられそう。















______Y.side______






体が、熱い。


「ユノ、昨日もしかして深酒でもした?」

「いや友達といたけどお酒は飲んでないですよ」


雑誌の撮影現場でたまたま昨日と同じカメラマンに注意された。


「でも顔むくんでるよぉ?」

「え~?」


備え付けの鏡で自分の顔を確かめると頬が全体的にぽってり下へ落ちてる。ほうれい線のような影が目立つし、輪郭もシャープじゃない。


「本当にむくんでるっ。俺じゃない、これ!」

「「「あはははは」」」


燻(くすぶ)ってた微熱が溜まってしまったのかもしれない。
とにかく外へ逃がさなきゃいけない。


「ちょっと、5分。5分だけっ」


クスクス笑うスタッフ達の返事を待たずに撮影ルームから飛び出した。まだ暑い初秋の陽射しを浴びながら、腕立て伏せをしたりスタジオの外周をぐるぐる走り回って汗を浮かばせると、やっと少しすっきりできたような気がした。


「ごめんなさい、お待たせしました!」


セットへ戻ると、次にピン撮影するためのヘアメイクを終えたチャンミンが仄暗(ほのぐら)い控えスペースですでに待機していた。


「どうしたんですか?」


首を揺すって『大丈夫』とだけジェスチャーしてチャンミンの前を通りすぎ、メイクさんに汗を押し拭いてもらいながら周りに冗談を飛ばして俺の分の撮影を始めた。

チャンミンを無視してるわけじゃない。ただレコーディングも編集も、冬に日本で発売予定のシングルまで録り終わって最近は撮影ばかりだし。そんなに話す必要もないかなって。


それだけ。













「あ~、なんか運動した方がいいかなぁ」

「心配しなくても来月からカムバックラッシュで毎日パフォーマンスすることになるぞ。聴くか~??スケジュール」


ミーティングルームでチャンミンが帰った後、マネヒョンから言い渡された殺人スケジュールの暗唱を聞いても何だかパッとしない。


「うーん、、なんかもっとできそうな気がする」

「え?、あははっ、再来月からライブも始まるしやる気満々なんだなぁ♪」


マネヒョンの声が向かいの席から俺のとこに落ちてきて、明るい音符の固まりがぱらぱらと転がっていく。
これに応えたいと思う。マネヒョンにもたくさん心配と我が儘をかけたから。


「何だか力がみなぎってきてるんだよなぁ」

「……やっぱりあれだよ、お前。チャンミンとはっきりさせて良かったんだよ。本当に吹っ切れたんだな」

「……」


その言葉は受け入れないことにした。
だってチャンミンとは何もないんだから。
心の真ん中からホウキで掃いて端っこに寄せれば気にならない。
そんなことより動きたい。もっと。


「なあ、他にも予定入れられない?」

「音楽番組か?うーん…本当、過密に入れてしまってるからなぁ。。インタビューくらいならいけるかな」

「そういうのじゃなくて……」


チャンミンのいない所。


「そう!思いついた!ミュージカル!!!」

「はあ!?」


いいアイデアを思いついた。


「トニーが今回の曲をミュージカルチックな振り付けにしてくれたろ?それですごく興味湧いた、前にもやったしっ。俺今、演技の勉強がしたい!」

「、、いやいや待て待て。そんなのやる時間ないだろ」

「練習する時間は何とか作るから。ミュージカルなら決まった公演日でこなせるしまだ今年のスケジュールに組めるだろ?」

「いや待てよ、練習はどうするんだよ。去年やったスケートとは違うんだよ。舞台の練習は1人じゃできないんだぞ」

「1人で練習やれるって約束したらいい?」

「無理だ、ユノっ」

「オファー来てないの?舞台の、ちょい役でも?」

「……それは、山のように、、。だけどどう考えても無理なんだ。今月だって撮影と収録まみれで10月いっぱいまでは1日も空いてない。11月に入ったらワールドツアーが始まるし、諸々の出演とリハーサルと仕上げでいっぱいいっぱいだ。12月は年末番組ラッシュと日本で次に出すアルバム制作、それに来年の日本ツアーの構成だって始まる。これのどこに入れろって?」

「マネヒョンなら入れられるだろ?」

「、、、やっぱり年明けにしよう。ミュージカルかドラマのオファーを精査しておくから」

「この一年は、何もかも限界に挑戦する。今までのTOHOSINKIを越える。そうだよな?」

「…そうだ」

「チャンミナは今年日本で映画もやったし。俺だってやれることはすぐやりたいんだよ」

「うーん、、」

「チャンミナに負けたくない」


チャンミンを避けるのは、そう。
きっとこの気持ち。
どこまでも伸びてくるチャンミンに嫉妬してる、俺。焦ってるからなんだ。

負けたくない。負けられない。
チャンミンに俺が負けるはずがない。

マイナスの念がどんどん体を奮い立たせてゆくけど、まずいことだなんて思わない。だって現に、食べなくても熱が続いても弱らない。
力が有り余る。


「……待ってろ。ユノの条件と合う舞台のオファーをすぐ確認する」

「ありがとう」

「倒れるなよ。もし倒れたら一生恨んでやるからなっ」

「あはーはーはーっ♪約束する♪」


悪魔と契約したような、異様に無理がきく体を手に入れてじっとしていられない。
寝るのがもったいない。
ずっと何かで動いてたい。
チャンミンと違う場所で。


「ユノ、ずっと考えてたことなんだが……来年からはチャンミンと別々の活動してみるか?ドラマだったり芸能番組だったりレギュラー的なもの。やっぱりうちは今、決定的に韓国での認知度が足りない」


チャンミンと違う風で。


「うん、やりたい!チャンミナも賛成してくれると思うわっ」


自分の希望がすべて叶ってわくわくする。ノートパソコンと手帳を生き生きと交互に確認してるマネヒョンを見ては心は跳ねて。これから何でも自由にできそうな気がする。
前に座る恩人に心から感謝すると、ふいに声がそのままついて出た。


「マネヒョン、本っ当に色々ありがとう…!!」

「あははっ!」


なのに俺を見上げたマネヒョンは顔を見るなり眉を潜めるから、はてなマークが浮かぶ。


「?何?」

「…いや、、声からしててっきりユノ笑ってると思ってたから、」









そんな目付きで睨んでるなんて思わなくて……




なんて、俺の心情にそぐわない印象を最後にぽんと言い放って怯えるように目を反らすから、俺は何が何だか本当に分からなくて。



コンピュータースクリーンと紙上に向き直ったマネヒョンの頭頂部をぼんやり、

ただ見つめ続けた。



 
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


スポンサーサイト

片割れ chap.12 #2








「会いたかったー!お久しぶり、チャンミン君っ!!!…っ、お願い!ハグさせてっ」

「ふふっ、はい。ありがとうございます♪」

「きゃーっ♪あ、ありがとう…っ。はあ、チェガン・チャンミンって本当に格好いいわね…!」


キュヒョナのお母さんに盛大な歓迎を受けて、ちょっと気恥ずかしいけど軽い抱擁を交わした。でも自分の母親がキュヒョナのことをこんな風に絶賛したら複雑な気持ちになるかもしれないと振り返れば、予想に反してキュヒョナは嬉し気に笑ってた。いつもの憎まれ口を叩きながら。


「はあ、、実の息子より息子の親友の方が好きってどういうこと……」

「ギュヒョンうるさいっ、めっ!」

「、、、俺知ってるんだからな……母さん、チャンミニの顔付き靴下履いてるだろ……。止めて、本当に恥ずかしい…」

「ギュヒョンーっ!もお!!!」


チョ親子の賑やかなコントをミノと大笑いしながら見てキュヒョナの部屋へ向かった。とりどりのお酒やつまみを大量に持ってきてくれたお母さんに感謝すると、こちらこそと返してくれる。


「ギュヒョンが事務所に入った時もチャンミン君はとっくに超スーパースターだったのに、垣根なく新入りの息子によくしてくれて本当にありがとう。一生忘れないわ」

「いえいえいえいえ…っ、そんなそんなそんなっ。だってキュヒョナは同じ学校で同じ年でしたし!それに僕の周りはヒョンばかりだったので、キュヒョナがいてくれて僕の方が救われましたよ、はは」


それからもキュヒョナのお母さんは、なんでこんなにいいコなの!?とか、心も外見も綺麗過ぎて胸が苦しい!とか散々に褒めちぎってくれて、キュヒョナが「でもこいつら豚みたいにめちゃくちゃ食べるよ」なんて台詞さえ嬉々としてどんどん食べ物を運んでくれるから、甘やかされるようで恥ずかしい。暖かくってくすぐったくて、小さく縮んでしまいたい。
照れ隠しの苦笑いしかできない自分が歯痒かったけど、本当は胸いっぱいに嬉しかった。
でも僕の心を最も動かしたものは、これ。


「チャンミン君の歌が本当に大好きなの!聴くといつも頑張ろうって気持ちになるの。これからもずっと聴かせてね。応援してるわ♪」

「……。はい、一生懸命頑張ります。ありがとうございます」


もっとうまく、もっといい曲を、
もっと聴いてくれる人に届いて欲しい。
そう素直に思えるのは嘘じゃない。

本物の、僕の意志



「で!!!」「で…?」

「……」


賑やかな花を咲かせてくれたお母さんがキュヒョナに閉め出されて、部屋は一気に色を変えた。
寄ってくる。ヒタヒタと。
暗くて寒い足音が聞こえる。
今は聞きたくない音。


「でっ、て……言われても。。ユノヒョンと別れた。それだけ」


胸のざわつきに飲まれないように、あくまで客観的に、事の顛末だけ簡潔に。


「それだけって…、俺別にユノヒョンのことは?なんて言ってないし。すぐユノヒョンの名前が出るってことはチャンミニが一番気にしてるってことだろうが」

「だからそれは……お前がこの前話せってしつこかったから…」


ミノの注いでくれたワインを飲めばビールとはまた違う華やかな香りが僕を包んで離さない。タンニンの美味しいこの束縛に漂っていたい。


「んー、これ美味しいねっ」

「チャンミニ逃げるな、マジで。お前今本当にヤバいって気付けよ。このままだと本気で鬱病かアル中になるぞ」

「なるわけないだろ、体も動かしてるし漢方も飲んでるしゲームもしてる。普通に生活してるじゃん」

「ミノ、聞けよ。こいつん家今ビールだらけだから。缶の残骸だらけの中で蝉の鳴き声録音したやつずっと聞いてるんだぞ、ヤバくない?」

「……。へ!!?」

「もういいって…っ、ほっとけよ!」


イライラする。本当にイライラする。
気休めに額を掌で冷やした。髪を掻き上げて引っ張れば頭皮が悲鳴を上げる。そんな痛みじゃ治まらない。


「チャンミニヒョン……あの、、ユノヒョンに……ふ、振られたんですか……?」


だけどあまりにミノが可哀想なくらい顔を歪ませて覗きこんでくるから無碍(むげ)にできなくて、つらい。
首を横に振って返事をした。


「違う……。。……僕が振った……」

「はああ!?」「は!?」

「一緒に寝てるところを見つかって。マネヒョンにバレてヨンミン代表と話し合いになった、、」

「は…?」「え……」


思い出したくない。記憶を消し去りたい。
抑揚のない言葉に乗せても瞼の裏へ焼き付いた代表室の光景と臥せったユノの震える肩が見える。


「……もうどうしようもなかった。ユノヒョンは息巻いて結婚しようとか有り得ないこと言い出すし。代表は代表でヒョンの痛いところついて揺さぶりをかけてくるし……、、」





とてもとてもつらい

僕の傷





「……そうなったらもうお終いだよ。僕が振らなかったらユノヒョンが振ってた。どっちにしても別れてた。どうしようもない……」


呆然としてる2人が可愛いらしくさえ感じる。僕はもっとずっと深いところで呆然ともできなかったから。
もしかしたら人から聞けば笑い話のような出来事なのかもしれない。そう思うと、僕も鼻で笑えた。ワインも進む。
空いたグラスを自分で満タンにして、贅沢な赤い果実酒を口の中で転がしてただ遊ぶ。
美味しい。なんかもう何でもいい。
恋とか愛とか幸福とか。
馬鹿らしい。


「振るってお前……、じゃあ…別れようって話を切り出したのがチャンミニなだけで、ちゃんとユノヒョンとは話し合って決めたんだろ?でもチャンミニがこんな風になってるってことは、お前は納得できてないんじゃん。別れるなら別れるで、もっとユノヒョンと話し合えよ…」

「本命の彼女がいるってことにした」

「は?」「ん?え、誰にですか?」



どうでもいい

全部

 

「僕に。今までもヒョンと付き合ってたのは単なる成り行きで、影で女の子とも男とも遊びまくってたってことにした。そうユノヒョンに言ったら、簡単に別れることになった」

「……」「……え、あのそれは、、」



どうでもいい、本当
消えればいい、全部



「なあ、、…なんで?なんでそんな嘘ついた……?」


「話し合いなんかしてもどうせいつかは別れたんだから。そっちの方が手っ取り早い」










ただユノを好きだった




それだけ

 







「お前……、表出ろ……」

「……」


キュヒョナの恐い顔が近づいてきて、


「お前マジでくそだわ。出ろ。お前が来るってはしゃいでた母さんが泣くから表出ろ」


無理矢理立たされて歩を促すように背中を何度も突かれて、


「ちょ、キュヒョニヒョン…!!」






庭の隅でボコボコにされた。

ボッコボコ


キュヒョナはそんなに力が強い訳じゃないからへなちょこな張り手も腹パンチも味気ない。でも精一杯の不恰好な蹴りまで飛んできて、何故か必死で止めようとしてくれるミノの方が邪魔な気がした。キュヒョナと話したかった。いや、言いたかった。僕が。誰でもいいから。聞きたかった。
どうしようもない僕たちの現実を。


「お前さぁ、何?好きだからこそ嘘までついて身を引いた僕の美談、だとか思ってんの?」

「思ってない」

「じゃあそれ言われた時のユノヒョンの気持ち考えたか!?」

「僕がユノなら逆上して殺してたよ!!」

「だよなあ?結婚まで考える相手にさ、そんなこと告白されてさ。ぶっ殺してやりたいって思うよなあ?ふざけんなって思うよな!?お前は罪の意識で飲んだくれてればいいだろうけどな、傷付けられた人間の方がよっぽどつらいぞ!?」

「だったら教えてよ」






ねえ、誰か



教えてくれませんか?







「事務所が暗黙の了解で僕たちのことを認めることってある!?世間にバレたら事務所まるごと潰れてキュヒョナもミノも社員全員韓国中から火炙りにされるだろうけど大丈夫かなあ!?そもそも兄弟同士の同性愛を気持ち悪いって誰も思わない!?」







どこまでゆけば



ユノと僕は赦されたんですか?






「TOHOSINKIも絶対辞めたくないしブランドも落としたくない!キュヒョナのお母さんみたいにあうやって応援してくれるペンの皆を見るともっと歌いたいって思う!僕みたいな奴でも夢を持てる!歌って踊って、ユノと一緒に同じ夢をみれる…!!」





何かを得るためには

何かを捨てなればいけないって、



それが現実というものですか?









自分の半身のような存在でも


駄目なんですか?















……そうですよね、


ユノと僕だけは駄目ですよね






それさえ無ければ







みんなうまくいきますもんね









「あの、僕はチャンミニヒョンに賛成ですよ!!ユノヒョンにはそれくらい言わないと決着が付かなかったでしょうし、チャンミニヒョンだって十分苦しかったと思います。それに僕たちにはやっぱり一番ステージが大事じゃないですか、キュヒョニヒョンだって分かりますよね!?」

「分かるけど……」

「僕も分かります!チャンミニヒョンの気持ち分かります。ね、ヒョン。頑張りましたよ、今日は飲みましょうっ」


ミノに手を引かれて部屋へ戻る途中、後ろからついてくるキュヒョナがごめんと言ってきた。でも僕はキュヒョナこそ真の友達だなと思えて肩を抱き寄せてありがとうと言った。

『ごめん』があって、『ありがとう』がある。
これもユノに教えてもらったこと。


とことん3人宴会を楽しんだ後、キュヒョナがユノヒョンに申し訳ないって寝る場所をそれぞれ別々にした。ミノはグズったし僕もそこまでしなくてもと思ったけど、「俺はまだ死にたくない。雑魚寝で何もなかったって言われても俺がユノヒョンだったら逆上して殺すよ」って僕の言ったことをもじるから面白くて、笑って。

有り難かった。

キュヒョナは自室、僕は留学中らしいお姉さんの部屋、ミノはリビングのソファであかした夜、一人決心したのは1日に飲むビールの数を減らすこと。本気で僕たちのことを考えてくれてるキュヒョナへの『ありがとう』の姿勢になればいい。
でもごめんね。








蝉の声は、消せない。







にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.12 #1










僕たち


同じ夢をみる者同志の


戦いが始まる












______Y.side______






チャンミンのマンションに泊まった次の日から、何かに呼ばれるような焦燥めいた感情が無くなった。俺を名前を呼ぶ声もなくなった。


すこぶる調子がいい


何をやってたの、俺は。
こんなことなら、
早くチャンミンを忘れてたら良かった。





「ヒョジェ~、お疲れさまーっ☆」

「ぅお!!っと、っと、ユノ危ない!!」


久しぶりにアガリが一緒になって迎えに来てくれたヒョジェの背中へ乗り上げると、ヒョジェの体は暫く踏ん張りを見せたものの、その後くたくたと少しずつ少しずつ崩れていった。ヒョジェはプロダンサーだけど背が低いから、さすがに痩せても俺の体は耐えきれないらしい。


「っ無理!重いわぁ~、、」

「あはは」


撮影スタジオの控室で。フロアに転がって笑っていると、上から呆れて見下ろしてくるヒョジェとクマちゃん。


「ユノヤ、あんまり無理しないで…」

「してないって。心配してくれなくても俺はもう大丈夫っ♪」


上体を起こすと2人が服の汚れを払って引っ張り上げてくれた。


「……本当?じゃあとりあえず…、何か食べに行くか?」

「お、いいね。クマちゃんも行こうよ」

「え、僕もいいの?」

「うんうん♪2人には色々心配させちゃったし、行こっ!」


今度は俺が2人の腕を両手に組んで歩き出すと、ちょうどドアの出口でチャンミンと鉢合わせた。会うも何もここは俺たちの部屋なんだから仕方ないんだけど。


「…」「…」「…」「…」


4人の間に微妙な空気が立ち上る。
本当止めて欲しい。
俺はもう本当に大丈夫だから。






そもそも、

チャンミンを好きになったことなんてない





「チャンミナお疲れ」

「ヒョン、あの…もしかして熱ありません……?」

「え」「え」


一気に集まる視線が面倒くさい。


「別に大丈夫、微熱だしすぐ引くって。心配するな、このくらい」

「あと、ここ」

「痛っ、」


チャンミンに揉まれる左腕に鈍い痛みが走って思わず声が出た。


「さっき捻ったよね。気を付けて下さいよ」

「え、ユノどこ!?」

「いや、忘れてたくらい大したことないから。チャンミナに言われて今思い出した」

「今倒れたらどうにもなんないっすよ、ユノヒョン。自覚して」


俯いてぶっきらぼうに呟いた横顔は、きっと俺の方がチャンミンを避けてるってバレてるから。
大事なカムバック時期に弟を避けるヒョンなんてあり得ないのに。色んな不安があるだろうに。なんか今は。
今はチャンミンの傍に居たくない。

呪文が解けそうで……


「分かった分かった。悪い、気を付けるから」


ヒョジェがコールドスプレーを探しだしてしまったから大人しく冷たい噴射を浴びて、ようやく目線を落としたままのチャンミンを通り過ごした。


「じゃあな、お疲れ」

「お疲れ様です」


悪いと思うけどチャンミンはスタッフに囲まれてちゃんと笑ってるし、周りともコミュニケーションをちゃんと取ってよくやってる。
扉が締まると俺の調子が自然と上がった。


「よーし、3人でどこ行くぅ?あ、チャンミナの話はナシね!テンション下がるし喋ることもないし。二人ともオッケ~??」

「分かったって!」「ユノヤがいいなら…」


おどけて言った頼みごとをしっかり受け取ってくれる昔からの仲間が有難い。本当に癒される。気分は上々。
ヒョジェやマネヒョンから事情を聞いてるであろうクマちゃんがスタジオを出る時労ってくれたけど、全く気にならなかった。


「ユノヤ一言だけ。……大変だったね」

「忘れたっ☆これけっこう本気で。もう前だけ向いてたいし、前だけ見て進むから俺は」

「そっか」

「うん。クマちゃんこれからも宜しくね。もちろんチャンミナのことも」

「それは必ず」

「にゃはは♪」


相変わらずご飯は食べれないけど、微熱が出てしょっちゅう熱っぽいけど、俺は全然大丈夫だった。むしろ無駄な贅肉がなくなってダンスは思うがままに体を動かせるし、熱なんて現場へ着けば毎日一瞬で忘れる。







今まで以上に高く飛べる





そんな気がする

















______C.side______






空っぽになってしまった僕に、残されたのは思い出だけだから。剥ぎ取った痛みで底冷えする僕を麻痺させてくれるのもやはり、思い出だけなんだろう。


「…あ、……蝉の声」

「本当ですね、もう九月なのに。まだ生きてるんですね~あー、ウルサーイっ!」


事務所を出てすぐ鼓膜に飛び込んできたその助け船を拾いたくて。数匹の、ジャージャー繁って鳴く声の方角にスマホを向ける。スタッフさんがさも不思議そうに話し掛けてくるけど、今は邪魔しないで欲しい。
すがれるものは掻き集めて、それで僕は生きてゆかねばならないんだから。


「チャンミンさん、どの木にいるか分かったんですか?」

「いえ、録音してるだけ」

「へ?」

「蝉の鳴き声を、録音してるんです」

「はあ……、?」

「……」


ヒョンとは仕事以外で会うことが無くなった。と言ってもカムバック期間中でほとんどの時間を一緒に過ごしているけれど、それはユノヒョンで僕のユノはどこにも居なかった。
朝「今日もよろしくな」から始まって、夜の未明「お疲れ」で去って行く。仲が悪いわけじゃない。ただ収録の合間や休憩中、お互いスタッフさんやダンサーさんと話して隣に居ることはほぼない。ユノヒョンのプライベートも全く分からなくなった。
それだけ。ただ、それだけ。


「ふぅ、、そうだ。洗濯しないと」


マンションに帰ってくればやることはたくさん。もう家政婦さんはいないから、好きな時に家事をやればいいってもんじゃない。
少し溜まった下着類を洗濯機に放り込めば、くらりと僕の手を引くユノの影。


「…こんなトコで、、恥ず…っ」


衝動的に絡み合った僕たちの幻影がそこに居て、一人で突っ立って赤くなる。頬が熱い。耳も熱い。思い出すだけでよくあんなことができたなって頭が沸騰する。
そしてそれが今の僕を生かしてる。
今のユノの事は、何してるのかも知らないのに。


「……ご飯作らなきゃ……」


沸いた熱が急速に冷めて洗面所を後にしてもやることはあるから大丈夫。深夜だけど腹は減ってる。大鍋にインスタントラーメンと刻んだ野菜を煮詰めていつもの夜食を作って食べた。
人としての必要最低限の生活を終え、そして僕は心置きなく真夜中の沼に嵌まる。


「ビールビール…」


欠かすのが怖くて何十本もストックしてあるビールの一缶を取り出してプルタブを開けて。最高に上手い一口目をぐびぐび飲んで咥内の後味を楽しみながらスマホをタップする。最大音量に再生するのは採取してきた蝉の鳴き声。


『ジャージャー』『メーンメンメンメンメン』『ジジジ』『ジャージャージャー』

「………いい声……」


夏の始めに。まだ宿舎に居た時。
ユノのためにご飯を作りたくて、初めて一人でスーパーへ買い物に行った。豆腐を買って、苺も買った。
今年一番の蝉が鳴いて、暑くて。汗が吹き出て。人目を気にせず歩いてみて。


「幸せ……」


込み上げる幸福が涙に変わって溢れて出てきた瞬間の声を聴きながら大好きなビールを遠慮なく飲んでいくと、気分はふわふわ。
あの時に戻ったよう。


「ふふっ、幸せ……本当に幸せだった」


ひとつひとつの思い出を丁寧に掘り起こして細部まで辿って、なくなったらまた始めに戻って思い返すとさっきまで忘れてた思い出がさらに起き上がってきて楽しくなる。
同じように録音した蝉の声も繰り返し再生しながらビールを流しこみ続け、ずっとこの沼に浸っていれば痛くも寒くもない。むしろずっとずっと幸せを感じてられる。
思い出は繰り返すほど美化されて錆びない。


「あー幸せっ」


あのユノが僕のことを好きになってくれた。
まるで宝物のように大事にされた。
喧嘩してもいつもユノが折れてくれたし、小言を言いまくっても僕の顔色を窺って直そうとしてるユノが愛しくて仕方なかった。またすぐに忘れるところも最後は呆れて笑えた。
でもユノが他人にけなされると冗談でもユノが笑い飛ばしても無性に腹に立って、逆に称賛されるとユノは謙遜しても僕の方が嬉しくて堪らなかった。

何度も愛し合って、満ちた。


「ビールも美味し…」




ずっとここに居たい
一人でずっと、思い出と暮らしていたい




お~い、開けろー!!

「……」


でも僕の男がそれを許さない、今夜も。玄関からくぐもった声とドンドン叩く音が飛んできた。


「はあ、、」


重い腰を上げてドアを開けると勝手にリビングまで入ってくる。僕も気にしないけど。


「うお、うるさっ。何お前、まだ聴いてんの、これ」

「いいじゃん。蝉っていい声だろ?」

「ヤバい…チャンミニの闇がマジで深い…ヤバい…ヤバい怖い…」

「う~る~せぇ~。キュヒョナ、ビールでいい?」

「……うん」


蝉の声を録音したのは何日前だったっけ?そういえば今日じゃない。……よく、思い出せない。

スマホを止めて冷蔵庫から変に口ごもるキュヒョナへビールを持ってきて乾杯すると、また俺の男は勝手に決めだす。


「近いうちに俺の実家泊まりに来てよ、チャンミニに会いたいって母さんも言ってるし。ミノも誘ってさ。来週あたりなら予定つくだろ?」

「お、お、お?随分急じゃん。僕今カムバック中だから忙しくて予定見えないかも……」


なんだか部屋から出たくない。仕事が終わったらすぐに帰って今は部屋に一人でいたい。なのにキュヒョナはしょっちゅうウチにくる。
何をするわけでもないから気楽でいいけど、できたら一人で居たい。


「一泊くらいどうにかなるって。てかカトクもなかなか返してこないし、お前」

「だから忙しくて…」

「嘘つけ。……チャンミニ、本当に結局、なんでユノヒョンと別れたの?」

「それは、、、」


色んなことがありすぎて口が開かない。言いたくない。その思い出はなぞりたくない。


「いいんだよ、もう…。全部終わった」

「全然良くないだろ。話せよ、聴くから。チャンミニはもしかしたら同性だからとかって気を使ってユノヒョンとのこと今までほとんど話さなかったのかもしれないけど、俺は別にそういうとこ何とも感じてないから。とにかく話せ。もう蝉の鳴き声ばっかり永遠と聴いてる時点でアウトだぞ?鬱(うつ)病一歩手前だから、チャンミニ」

「そんなことない……ホントに幸せ感じるだけ」

「蝉より俺のキャラメルマキアートな美声を聴けよ」

「だはははははっ、確かにっ!キュヒョナの歌声は最高だからっ」

「とにかくっ!お前ちょっと部屋出てさ、いつもと違う場所でギュラインでさ、のんびりしよ。来週で月曜と火曜ならどっちが早くスケジュール終わる?」

「えーっと、、月曜、かな?」

「じゃあ月曜。はい決定。ここ集合して車で移動。じゃあな」


毎回じっと岩のように黙り居座ってゲームしてたキュヒョナが、今日は嵐のように現れて嵐のように帰っていった。


「ったく、キュヒョナめっ。はは」


病気とは何だ、失礼な。
仕事に身が入らない訳じゃないし、毎日適度な緊張感の中で撮影できてる。
真剣に取り組んでる。
笑えてる。
話せてる。
ユノヒョンをヒョンとして接してる。


何本か空いたビール缶を抱えてシンクに置くと、足下のゴミ袋を踏んでガラガラと中身が少し出た。たぶん昨日飲んだ分のビール缶。


「あれ、僕いつの間にこんなに飲んだっけ……」


落ちた缶を納めて見上げると、同じ容量の大袋がいくつも並んで積み上がってる。コンロの辺りとシンク前にしか足の踏み場がない。


「…………」





キッチンは、ビール缶で埋まってた。





「……ま、いいや。明日まとめて出そう」


ゴミはこのマンションの特権でいつ何を出しても処理してくれるし。そう思うととても都合の良いマンションだなぁと感心しながら気付くと手にはキンキンに冷えたビール缶。
気持ち良く眠りたい。今夜も。

ちょっとわくわくしながらスマホを取って蝉の声を再生して。


「……あー、」


喉に通るだけのビールを、ぐいっと胃へ注いでやればたちまちやってくる。


「幸せぇー♪」























幻想と思い出





 


また始めました。良かったらまた宜しくお願いします!
あとクマちゃんのお名前を教えてくれた方がいらっしゃって悩んだ結果、ちゃん付けする区切りが分からかったのでそのままクマちゃんでいきたいと思います。教えて頂いてありがとうございました!嬉しかったです♪

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


お手紙アップします(^ー^)





こんにちはー、りょうです。


すいません、まとめて申し訳ありませんがchap.11からコメント頂いた方々皆様にお手紙書きました。



作家様には個人的に後ほどブログへお邪魔してご連絡させて頂きます。




ちょっと量が多くてギャグも何も今回はありません、ごめんなさい!!




これからもよろしくお願い致します!













はる○○ん 様

こんにちは、はる○○んさん(^^)
つらい所続いていて申し訳ないんですがいつも見守って頂いてありがとうございます。萌えというよりシリアスになっちゃってるんですが(^^;、究極この「片割れ」を読めば誰でもガチホミンホ信者になれる☆二人の愛を応援するようになる!みたいな物語ができたら理想かもしれないです。普及活動ですね。笑←
見守り続けて頂いたら本当に嬉しいです、よろしくお願いしますっ。











おか○ 様

いつもありがとうございます~(^.^)私もお二人とも大好き♡なので、泣いたり笑ったりしながら進んでいく見たままのユノとチャンミンが表せたらなぁと思います。
リアルって何なのかなぁと考えたんですが、人の気持ちってその場その場で変わっていったり戻ったり決心しかけてできなかったり挫けてしまったり、忙しいというか小説にしてしまうとイライラしますよね、読んでる方にとっては。笑
本当にごめんなさい!
その場その場の気持ちや状況を切り取っていく作業のような物語なので、起承転結の全然ないお話かと思いますが、どうかどうかなかなか不安定な二人ですが、のんびり読んで頂ければ幸いです。












kin○○○○sei 様

こんにちは~!実際スタジアムにいらっしゃったと教えて頂き、長居の部分は結構細かく調べて書いたところなので、何だか頑張ったものが報われたような気持ちがしてすんごく嬉しかったです!私が。笑←
またkin○○○○seiさんが行かれたステージを書くことがあれば、イメージが壊れないよう精一杯努力していますのでこれからも宜しくお願いします。(^ー^)












723○○○mam 様

この前楽しかったですー。またお願いします、宜しくお願いします!( *´艸`)
でもこの前も言ったんですけど、今のチャンミンはあくまで「僕はユノの隣じゃないと真の力を見せませんよ、うふ♪」状態の小悪魔ですっ。これ絶対当たってると思うんですけどね。笑
とにかく夏までになんとか仕上げる目標で頑張りますね…。。。゚(゚^∀^゚)゚。













か○り 様

こんにちは、か○りさん♪
はらはらしっぱなしのトラシカ号ですが、最近少し一息ついてみました。気分転換になったでしょうか?f(^_^)
皆様と、そして私のためにも!(←)これから加速してどんどん進めていけたらなぁとは思っています。ユノとチャンミンがどんな気持ちで、どんな信念で、こういうものは私などが表現するということ自体なかなか難しいんですが、か○りさんのように汲み取って胸を切なくしてくださっている方がいるというのは書き手冥利に尽きます。でも苦しい思いにしてしまってごめんなさいという気持ちもあります。
笑い合ってる二人が一番ですよね♡
いつも本当にありがとうございます。















苺シ○○プ 様

いつもありがとうございますー。コメントそうそう、そうそう、うんうん、うんうん、と頷きながら読ませて頂いてます♪←
あ、ちょっと真面目にいいですか?勝手に語ります、すいません。←

本気で相手と向き合う、という言葉は最早どこにでもありふれたセリフですが、それは真にどういう意味なのか、どういうことなのか。ユノさんとチャンミンさんの物語ならそれが自然と表せるんじゃないかと。萌えだけの要素にするんじゃもったいない♪もっともっと泣いて笑ってぶつかり合って見守り合って叫び合って想い合って抱き締め合う、そういう二人が私の見てるユノとチャンミンです。
映像で観る二人は実際そんなことしてないのにそう見えるというのは、私にとってすごく不思議なことです。

だからこそ二人がガチだと分かる日がきた時は、是非周りの人たちは認めてあげて頂きたい!本物なんすよ!この二人マジで本物の愛で繋がってるんですよ!o(;д;o)
ってか何で認めてあげれないの?こんな世界の方が間違ってるよ!と、心の中で叫びながら最近進めています。本当に叫ぶと頭のおかしい人と思われるんで自粛してます、てへ。←
…えーっと、、ごめんなさい、滅茶苦茶になってきたのでそろそろ終わります。←!?
とにかくいつもありがとうです♪













茶摘○○○○ちゃん 様

こんにちは~♪最近はほっこり的な物語にならなくて本当にごめんなさい(^^;シリアスの中にも気軽になるような内容を挟めるように心に留めておきますっ。
なるべく時系列に沿おうとすると、どんどん話も入り組んできてるし起承転結まったくない物語になっちゃいます、あはは!←
でも人間の生活なんてそのようなものだろうと思って開き直って進めているので、涙涙のその後に突然大笑いできるエピソードがきたりするかもしれないので、のんびり気長にこれからもよろしくお願いします♪














nik○a○i 様

泣かせてすいません。。最近よく号泣しましたというコメント貰うんですが、それを読んで私も号泣するという(´;ω;`)謎の現象です。笑
これは、伝わって欲しいことが皆さんの涙を通してちゃんと分かってくれているんだなと実感できるからなんです。
二人の想いはこんなに凄いんだぞ!なんて言わなくても、淡々と物語を進めてさえいけばこうしてnik○a○iさんのように汲み取って頂ける読み手さんに出会えるので本当に有難いです。書いてて良かった!泣かせて申し訳ありませんが、そう思える瞬間です。でも現実のユノさんとチャンミンさんはこんな「片割れ」の物語なんかよりもっと切なくて真剣なラブストーリーがきっとありますからね。やっぱり二人は尊い♡(腐まっしぐら!)
↓①ゲームしてるチャンミンに②ユノさんがちょっかいかけただけで幸せにニヤケる信者なんで、許して下さい。。














ゆ○こ 様

いつもコメントありがとうございます。最近はらはらばかりさせてしまい、本当にごめんなさい。私は酷腐信者なので(←!)真面目に考えてみるんですが、二人の社会的地位や環境、あと時期や当時の出演映像をみるとどうしてもこうなってしまい…頭の中に全然ハッピーな二人が浮かんでこないんです(´;ω;`)

特にこれからまたユノさんずたぼろ感が半端ないというか(すいません!ただの個人的感想ですから!!しかもこの頃のユノさんのビジュアルが私大好きなんです!細ユノ♡)チャンミンは今ならユノを越せるかも的な野心が出たり、一歩引いてユノを見つめて心配そうにしてたり何かすごく揺れてる感が私の中にあってですね、これは何なんだろう?どうなってるの?この頃の二人?って、今日も考察しています。

何言ってるのか全然分からない内容のお手紙ですいません(´*ω*`)とにかくトラシカ号なりのこたえを探しながら手だけは絶対抜かずにやっていきますので、どうかゆ○こさんも楽しみながらご乗車頂けると嬉しいです♪














mmn○○n○o 様

はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。
かなり以前から読んで下さっていたんですね!今回初めてコメント頂いて、このようにお返事を書かせて頂くことを本当に嬉しく思います。

リアルホミンホ、しかもできる限りの時系列を辿った物語なので、失礼のないようにその時その時の二人の気持ちや周囲の目線をできるだけ伝わるように進めていきたいなとは思っているのですが、まだ足りないようにいつも感じます。こんなもんじゃなかった、もっと言いたいことがあった、と頭の中の二人にいつも怒られています、はい病気です( ^Д^)←(危ない、逃げて!)
つらいところを走行していますが、別れた二人が今後どのように悩んで考えて立ち向かって向き合ってゆくのか、また長いストーリーになるかと思いますが、どうかこのまま見て頂けると嬉しいです。コメント本当にありがとうございました。
りょう(ゆのっぽん)















まる○つ 様

ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、、せっかくの美容院で……大変申し訳ありませんでした。本当に早く二人を幸せにさせろですよね!申し訳ない気持ちがたくさんです。
喜びも苦しみも幸せも、すべて「片割れ」のユノとチャンミンと一緒に感じて頂ければこの二人も報われるかと思います。
まだ続きます、先は非常に長いです。けれども是非二人を見捨てず愛して頂ければ有難いです。どうかよろしくお願いいたします!














tan○○○ 様

いつもありがとうございます、tan○○○さん。
色々ありすぎてもうtan○○○さんへのお手紙だけで記事の制限越えちゃうので一つだけ。笑

かなり前になっちゃうのですが、私の「考えごと」というのは些細なことでして、カムバックを控えてる段階で歌とダンスのことを然り気無く入れればもっと奥行きがでるだろうと思って第6集の曲やプロダクションノート?のDVDや発声の仕方をずー…っと見たり聴いたり考察されてるブロガーさんの記事など読み漁ったりしてたのです。で、まあ一応ですけれどもダンスに関しては少しだけ経験もあるのでイメージもしやすくふんわり物語に乗せられたんですけど、歌がどうも…複雑過ぎて!!!( TДT)第6集は本格的に二人も構成から参加したアルバムですが、まあなんというか、ありとあらゆる拘りがこれでもかと詰め込まれた傑作なんだなって感心してたんです。例えば「catch me」のイントロからユノさんとチャンミンが対象的な音階になっているとか。確かユノさんが山型でチャンミンが谷型だったかな?まさに鏡のように。そういうくそ細かい工夫や歌い方の工夫もいれようか随分悩んだんです。確かこの辺りで「片割れ」の更新が止まっていたと思います。
で、悩んだ結果。やっぱり止めようって。←笑
調べたけどここは飛ばそう、うん。となりました。←笑笑笑

種明かしのように、この曲にはこのような仕掛けがあるんです、皆さん知ってましたか!という気持ちもやはり人間なのであったんですけど、私が逆に「この片割れのね、ここはこの記事から抜粋したんだね」とか、「この話はあの事件のことですよ、みんな分かってる?」とか鼻高々に言われる方が現れたらあまりいい気分じゃないかなぁと。
まして彼らはプロの歌手で。技術や苦労を語られたくないだろうなと。そこじゃなくてアルバム聴いて「元気でた!」「楽しくなった!」「この曲聴いて本当に切なくなった」と、そのまま聴いて感じる何かがありますようにって気持ちで作ってるんだろうなという考えに至るのに何日もかかっちゃったんですね、あはは。

話が長い!!!もう終わります!!!
あ、コメントいつもよく目を通させて頂いています。私も勉強させてもらってます、ありがとうございます。更新する時、ここたぶんtan○○○さん納得しないだろうなぁとか、あんまり好きな表現じゃないだろうな、ごめんなさいとか思いながらアップする時があります。笑
では!













ba○a 様

はじめまして、で宜しいでしょうか?
りょう(ゆのっぽん)と申します。
このような今は特に辛い時期の物語にお越し下さり、本当にありがとうございます。
そして沈んだお気持ちにさせてしまい申し訳ありません。。こんなに真剣な二人に幸せは来ないのかよ!おかしいでしょ!と思いながら私も進めています。
それでも歩いていく二人がどうなってゆくのか、どうか見守って頂ければ有難いと思います。よろしくお願いいたします。
りょう(ゆのっぽん)












ぴ○ 様

突然ですが、餃子作ってくれてありがとうございます!そっちに感激しました!(いや、食べれないけども。笑)
なかなか浮上する展開ならずすいません~っ。しかも今後どうしようって言うくらい、だからこそもう別れるしかなかった二人なんですけど、どうやって進んで向き合うのか平行するのか逆向きになるか、優しい目で見守って下さい。
あ、ここだけの話ターニングポイントだけは見えてるんです、ちなみに。二人の記事を読んでて、ユノさんが今まで一回だけ人目には分からない重大なミスというのをやってしまったことがあるそうで、なんとミンさんはそれに気付いたと。もうこれこそ誰にも分からない二人だけのストーリーだなぁと思ってて。そこから上がるか落ちるかはまだ見えてませんが、とにかく餃子のお礼にそこだけ報告しときます。笑
これからもどうかよろしくお願い致します!













maz○○○○08 様

先日はバタバタしてご迷惑かけました、本当にすいません。
焦りますよね、私も読者でしたし今もそうなので、お気持ちもんのすごく分かります!涙
私はよっぽど感動や感心しないと拍手さえできない読者でした。酷いですよねぇ。。なんかポチするのドキドキするし…と思っていたんですけど、今考えると何とも言えない気分です。゚(゚^∀^゚)゚。拍手やランキングやコメントは、正直書き手として気分の上がる要素の一つなので。でも第一は訪問頂いて読んで下さる方がいらっしゃるということなので、これからもまたさらに頑張って進めていきますね。(^ー^)















ゆう○○○○ん22 様

一晩限りの、何もかもかなぐり捨ててお互いだけを確かめ合う逃避行があってもいいんじゃないかなぁと思って少し時間をかけて仕上げました。まあそうはいっても真面目な二人は何か決めちゃいそうだよなぁと思ってたら本当に決めてしまいました、書いてる自分が悲しいです。。(^^;
またすぐchap.12に続くと思います。よろしかったら、また変わらず読んで頂けると嬉しいです。↓ちなみにこれご存知かもしれませんがチャンミンの右手がちょっとおかしいって話題になったやつみたいなんです。で、もともとはユノとチャンミンの位置が逆で指を繋いでたのが加工で切れちゃってこう写ったんじゃないかって話だったんですが、そうだったらと思うと鼻血が出るほど嬉しいと思う私はガチホミンホ信者です。気持ち悪いことこれからも呟きますが、どうぞ暖かい目で見守って下さい。(^^;















ブ○○郎 様

はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。
以前から読んで頂いていたようで、そして大好きといって下さって本当に嬉しいです!ありがとうございます。
実は書く時に二人へあまりにも感情移入してしまうと、うー…とかあー!とかの言葉にしかならないので、ギリギリの距離感で二人の気持ちを汲み取りながら進めているんです。#21はけっこう冷静にアップしたのですが、ブ○○郎さんから頂いたコメントを読ませて頂いた途端、確かに切なすぎると気付いてしまって私も涙が止まらなくなっちゃいました。(^^;
「片割れ」は今辛いところを走行中ですが、是非気長に見守って頂ければと思います。よろしくお願いいたします。
りょう(ゆのっぽん)













ま○ 様

はじめまして、りょう(ゆのっぽん)と申します。
トラシカ号見つけて下さり嬉しいです。ここまで追い付くのも大変だったかと思います。そして「片割れ」の二人にたくさん涙をくださって本当にありがとうございます。それだけでもこの物語のユノとチャンミンは報われると思います。

「片割れ」はリアルホミンホ。できる限りの時系列に沿っての走行となっております\(^^)/まだまだ続く物語になるかと思いますが、宜しかったらこのまま見守って頂ければ有難いです。
そして実は年表やインタビュー記事はまとめて作っているんですが肝心の筋書きがないんです、あはは…。これからどうなるか全く分からず皆様にはハッピーエンドを保証できないと再三お伝えしてます、酷い…ごめんなさい…。
ただ近くにターニングポイントになる部分だけは見えてますので、まずはそこまで行ってみたいと思っています。
こんなトラシカ号ですが、どうかこれからもよろしくお願いいたします。
りょう(ゆのっぽん)














ミ○オ 様

リクエスト頂き本当にありがとうございました。楽しかったです♪
もちろんミ○オさんのためのストーリーです、題名もそのような意味も籠めてます。
ただ飛び過ぎて少しえっちな感じも多めで申し訳ありませんでした(^^;
もっとお互い一人で慌てふためいて勉強してる姿の方がいいかな?と途中まで書いて少し手が止まったんですが、ヒチョルさんが頭の中で二人を探ってる姿があって乗っけてしまいました。実は少し訂正したいなと思ってる箇所があって、ヒチョルには純粋にウケの様子が知りたいと言わせちゃったんですが、実はヒチョルさんこそ二人の関係をおもしろがってひつこく冷やかしている人だと思ってるので、後でそこだけ変えさせて頂いていいですかね?f(^_^)
というのもリアル?な噂話をおひとつ♪ユノが2014年足を怪我して生活も難しい時期がありましたね。treeツアー直前です。で、チャンミンがよくユノのマンションに通って介抱してたみたいなんですが、ペンがそれを知ってチャンミンに声を冷やかしたそうなんです。「チャンミンオッパ、ユノオッパにトイレの中までも付き添ってあげてるの?」するとチャンミンが、「君はヒチョルヒョンの手先か…?」と答えたそうです。これはただの噂話ですけどね。笑
ただ、すんごいありそうだなぁと思って。ヒチョルさんが二人を冷やかす図。「お前ら昨日絶対やったろ。で、どういうプレイしたの?昨日は。笑」とか「今度盗聴器つけて聴いてい?笑」とか。爆
すいません、病気ですね。知ってます!( ^Д^)←
ということで、もちろん書いたのは私ですしミ○オさんへのプレゼントストーリーなんですが、リクエスト頂かない限り今回のお話は作れませんでした。そういった意味で、「貴方のために。」はミ○オさんと私の共作だと思っています。
今回機会を与えて頂いて本当にありがとうございました。また頑張っていきますので、宜しければ是非見守っていて下さいf(^_^)
















「さあ!chap.12行くわよー!」ビョンッ




(๑•́ J •̀๑)「背中…鼻血出そうです、僕…」

…いつも見てますよね?
(こっちが鼻血出るわっ!涙)





(画像、お借りしました)
にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ
にほんブログ村
Fc2


貴方のために。

40000拍手記念
ミ●オ様へ




_______HeeChul.side______only
(注意)BL表現、男っぽい荒い言い回しございます。ご注意下さい。








ぶっちゃけ聞きたい。
だって面白そうだから♪笑

今夜は事務所の打ち上げで盛大に飲んだ。会が終わって皆おのおの好きな集まりに分かれて別の飲食店へ。解散してまだいける奴らだけでまた別の店へ。

ターゲットはかなり泥酔してヘラヘラしっ放しのチャンミン。いつも鉄壁のガードをしてるキュヒョンが今日は体調不良で帰った今夜がチャンス。
でもまだユノがいる。ユノも面倒くさいからいらない。いつもチャンミナが~チャンミナが~ってのろけてくるくせに下世話な話になると途端に魔王が降臨するからつまらない。でもチャンミンが心配らしくてどこまでもユノはついて来る。いつも見てる。だから聞けない。
本当いらない。ユノは帰れ。聞けないから!


「チャンミ~ン♪いぇーい☆」

「ヒチョルヒョぉ~~ン♪」


とりあえず二人の席が離れてる時を伺って、チャンミンにハイタッチをしながら隣の席をゲットする。ユノが向こうの方でチラッと見て害がないだろうと判断したのか、また話してた輪の中へ視線を戻すのが見えた。
第一関門は抜けた。ラッキー!
手に汗握るスリル。


「……ふうぅぅ、、」


こ・わ・い・か・ら!!笑
そ・れ・だ・け・で!!!笑


「ヒチョルヒョンどしたんすか?汗垂れてますよぉ~?」

「いやちょっとね、ミッションインポッシブル級のレーザービームが飛んできてね…」


何ですかそれ~!?って腹を抱えて笑うチャンミンは絶好調。もう絶対絶対聞くなら今しかない!ウフフフフフ…♪

事務所に入ったのはユノが先だけど、年齢では俺の方がヒョンだから。俺はキレると見境なくキレちゃうし皆そういう時の俺を警戒してる。ユノも何だかんだ気を使ってくれる。
そうだ、ユノなんて恐くない!


「チャンミンさぁー、どう?最近。ユノとうまくいってんの?」

「あっはっはっはっはっはっ!!いってまああーす!!あはははははっ!!」


大声出すのは止めろ!
爆笑は危険だ!
人差し指を突き上げて宣言するチャンミンを隠そうとあたふたしているとまたユノの監視ビームに当たって、心臓に深手を負った。やはりこのままじゃ身が持たない。こんなんじゃユノもすぐ察知するはず…っ。ちっ。ここは直球で早く新世界を聞き出して退散しよう。
俺は目一杯色気のある声でチャンミンの耳元へ囁いた。


「なあ、ユノって大雑把だから。…初めてした時けっこう強引だったんじゃない?」

「した時?」

「……エッチ♪」

「あー…、、」


ニヤケてるニヤケてる。
ウケる。これは聞き出せる♪ソッチの世界♡
試したいとは思わないけど興味はあるっ。


「ぶふっ……ぶふっ……ふふふふふふ…」


漏れてる漏れてる。
頼むから大声で報告すんなよ、血の海になるぞここが。俺の血でなっ!!涙


「ユノはぁ~、すんごい優しかったですよぉ~。全然痛くなかったですし、ふふふふ」


ふおおおっ♡やっぱそういうもんなのか!?
アニメオタク(俺はアスカと結婚します!←)だから百合もBLも漫画は読んだことくらいある。どちらも攻めてる方より受ける側がいつも感じまくってイキまくるという描写がお決まりだけど、あれはファンタジーじゃない!?本当だったのか!?……それともユノのテクニック!?でもあるわけないよな?ユノも男はチャンミンが初めてなんだし。


「へーっ。本当に。じゃあチャンミンのために勉強したのかな?あいつ」

「さ~あ~?それは分かんないですけどぉ、僕はめちゃくちゃ調べましたねっ」


そうだよな。未知の世界だもんな。
今後予定のない俺だってこんなに知りたい!


「へえ。例えば?体位とか?」

「ぎゃははははっ!でふ!んぐ、」

「ま、とりあえず飲みなさいよ、君っ」


また声が大きくなりそうなところで、チャンミンの口へグラスを押し付けて飲ませる。
まさに妙案!チャンミンはべろべろになるけど酒強いから全然飲ませて大丈夫!
さあ、続きを述べたまえと催促した。


「本っ当に調べなきゃいけないことが山のようにあるんですよおー。知ってますか!?準備とか後処理とか病気防止のためにそれはそれは何十ものサイトで調べて、でも言ってることが微妙にそれぞれ違うからまずは総括してそれから明らかに嘘くさいものと絶対気を付けなきゃいけないものを精査して段階別に分けてたんですよっ。で、できるものは検証してみたりっ。あ、あとコメント欄に意外と目から鱗なことが書かれててそこもけっこう見逃せないんですよ!リアルな意見っていうか、例えば精!ぐっ、」

「飲め、とりあえず飲め」


ぼろぼろ出るけど今日大丈夫か?こいつ。笑
面白過ぎる!てか、真面目すぎ!笑
保健の授業かよって。笑
そこんトコより華麗なる魅惑の初体験を具体的に聞き出してみたい!


「で?まあ色々チャンミンなりに調べてどうだった?実際はっ♪」


ヤバい。楽し過ぎて声が弾む弾む。笑


「実際は物凄く緊張しちゃってもう何が何だかって感じで。…だってっ、できなかったらどうしようとかぐるぐる考えちゃってですね~。でもそんなのやってみたいと分かんないじゃないですかぁ~。でですねー、そういうのも前持って調べてはいたんですよ?ハウツーコラム読んだりハンドルネーム使ってネット上で聞いたりだとかいろんな画像や動画漁って研究してえ。でもやっぱり実際分かんないですよねえぇぇ、こればっかりは。悩んだーあーすごい悩んだんですよ僕ぅ。ほんと色々みましたよ、ほんとにほんとに…」


ハウツーって。。笑
しかもネットに書き込みして聞いたんかい。必死だな。笑
昔AV動画の女優の好み力説してたコがなぁ。時はチャンミンを野獣でなく妖艶に変えたな。

てか周りの人間揃いも揃って押し黙って俯いてるけど、これ絶対聞いてるな。
……ま、いっか。笑
ミノの赤面以外皆笑い堪えてるだけだし。BoAなんてあからさまにこっちに身を乗り出してニヤケてるし。


「チャンミンがユノに…とは考えなかったの?」

「そんなの考えませんよー。捧げたかったんです、僕は。……ぶっ、、ふふふぁっはっはっはっはっは!!いや真面目な話でですね~本当にそうだったんですよお」

「「「「……キュン♡」」」」


捧げるなんて破壊力抜群の萌えゼリフきて酒で口塞ぐの忘れてたぁ~!!ユノめっちゃ見てるぅ~!ヤバい!ヤバい!でも続き聞きたい!
てか周り皆キュン死してるぞ、チャンミン!いくら顔の良い俺でも捧げたいなんて言った日にはこの世の終わりみたいな顔される自信がある。さすがツンデレならではのチャンミンマジックだな☆じゃないっ、早く続き聞かないとっ!


「で、で?どうだった?初めてって…」

「あはは~酒が美味いぃ~♪ミノも飲めよおお♪」

「良かった?やっぱBL?漫画並みに?」

「くっくっくっくっくっ…っ♪」

「初めてなのに?物凄い快感に襲われて?的な!?」

「楽しいー♪」

「っ、超気持ち良くて?気ぃ失うほど?病みつき?もうユノから抜け出せない?とか!?」

「はあ?ヒチョルヒョン何て言ってるんすかあ?」

「だから…!ユノとの初エッチはどうだったかって…!本当に漫画みたいに初めからイキまくれるのか!?」

「ああ…?あー、」


こっそり聞きたかったのにチャンミンがふわふわ笑ってあんまり耳に届いてないようだから、質問の内容ががんがん卑猥にやっていく。隠れ聴衆もさすがに赤くなって口や頬を手で隠してるけど、目線はチャンミンに集まってる。皆知りたいんだっ。いや皆は二人のエッチ事情が聞きたいのかもしれんが、俺は純粋にウケ側の世界を是非聞いてみたいんだ!

なんかもしかしたら俺も片足突っ込みたくなるような目眩く花園がそこに広がってたりするわけ!?
男って快楽に弱いから、やっぱりどうしても未知の領域には興味が沸く。
いや、試さないけど!絶対試さない。相手もいない。けどチャンミンのとろけた答えを聞いたら揺らぐかもしれん。どうしよ。笑


「なわけないですよ、苦しかった」

「「「「え」」」」

「え、でもユノって…大きいよな?大きいと感じ過ぎて絶頂を何度も味わえると言う定説が…」

「何ですか、その都市伝説は。逆に辛くて息できなかったですよ。酸欠の恐怖を味わいました」

「え、でもお前痛くないって…」

「だからそれはぁー、ユノがすんごい注意してくれてたんでありませんでしたけどおっ。初めは恐怖でガチガチ歯は鳴るし臓器を引き摺られてる感覚って言うんですかぁ?その違和感が半端ないから気持ち悪くて気持ち悪くてー。下手に拒否して暴れると傷付く可能性もあるし尚更硬直してずっと吐き気と闘ってましたよー」

「「「「……、、、」」」」

「エ、エグいな……」

「ま、そんなの初めくらいでしたけどねっ。あははー♪今考えると僕スゲー♪シム頑張ったぁ♪」


……現実は、甘くない。。。
ロマンは消え失せた。無理やり強姦プレイものとか詐欺だな、こっちもトラウマになるわ…。

男性陣も自分の身に置き換えて青ざめちゃってるよ。何故か紅一点のBoAだけは「よくやった!なんか分かるわーっ、すごい分かるわーっ、いや!むしろ女子よりチャンミンの方が立派!」と拍手喝采に感動しててカオス状態。


「何?何の話してるの?」


来ちゃったよ…。いや、来るよねさすがに…。
飲んで赤ら顔でもけっこうシャキッとしてるユノが登場。俺の隣に座るな、こら。チャンミンと二人で俺を挟むな、こら。


「二人の初えっちの話だよー♪」

「はあ?」


BoAさん、止めてもらえませんか。あなたの天真爛漫さは時に非情ですよ?ほら、ユノ氏が恐ろしい顔つきで俺を睨んでるじゃないですか。。


「うきゃきゃきゃきゃ♪」


だからチャンミン爆笑やめて?俺これから墓場に行く一歩手前よ?

どうしよ、さすがにマズイ。。
やっとこさ聞き出せた内容に冷やかす要素が一切ねー。
……仕方ない!ここは作戦Bプランだ!


「っていうか俺はさ、そもそも身体の関係とかいらないかな」


秘技・俺は紳士です(逃げ)作戦


「性欲と愛とは別物だろ。やっぱり相手を想うその気持ちが一番大切なんじゃない?と……」


「「「……」」」


皆の白い目がぁー。突き刺さるー。。


「「違うんだなああっ!」」

「ひっ、」


BoAとチャンミンの声が見事にハモって綺麗だな。いや、今そこじゃないけど。


「好きだから触れたいし触れられたいじゃん、ヒチョルオッパみたいなのがいるから私達の方が肉食系とか言われちゃうんだよっ。ねー??」

「ね~♪」


やめてー、ボア&ミンで同盟作らないでー。涙


「恐いけど触れ合いたくて近付きたくて、いっぱいアホみたいに知識詰め込んでそれでも不安でね!」

「ねっ!」

「痛いとか苦しいとかめちゃくちゃ耐えてでもやっぱり相手に自分で気持ち良くなってもらいたいからって、意を決して全部預けるこの心意気がお前らに分かるかーっ!!?ね~チャンミン♪」

「ね~♪何が何でも受け止めてやるっていう気持ちですよね!」

「そうそう、そうそうっ!」

「最後はもう何よりも貴方を信頼してますって決心でどんとね~!」

「ね~っ♪」

「「「「…………」」」」

 



そんなの知っちゃったらさ。
当然攻め側の俺たちは、


「……あの時の彼女さん、ありがとうございました…」

★€☆#ちゃん、ありがと…」「@◇ちゃん、本当に好きだったよ…


初体験をもらったであろう奴らが彼女や元カノに拝むという、謎の現象が起こってしまった。


「チャンミナ、その……信頼してくれてありがとう、、」


もちろん、ユノも。


「へえ~?……って、わおえああええ!?!?なんでユノがここにいるんすかぁ!!?」

「「「「今更だわっ!!!」」」」

「…っ、、ぁ、と…っ、、トイレ!…っ、トイレ行ってきます!!!」

「「「「……萌♡」」」」


くそーっ、急にシラフに戻って恥ずかしがりながら逃げる姿とかズルいだろ!王道パターンだろ!デカイくせに萌えるわっ!あのいつもはしないバタバタ感がまた…っ。あ、靴間違えて履いて行った。くっそぉ~、この小悪魔めっ!


「あ、俺も行くっ」

「止めとけ、ユノ。一生トイレから出てこなくなるなら」

「でもチャンミン本当偉いわあ。いっぱいユノのこと考えてくれてるよ~、幸せ者めっ☆」


頬杖つきながらユノをバシッと叩くBoAに俺も賛成。ウケがそんなに大変だと思わなかった。


「あんた、ここだけの話。チャンミンとする時、勉強とかちゃんとしたのぉ?」

「いや、、まあ。……そういう系の…動画?はちょっと観た、かな…。勉強するっていうか、その場でちゃんとチャンミンの表情見ながら進めなきゃって思ってた、」

「だよな。いや、そんなもんだよ、BoA。こっち側って。ユノの言うことすげー分かる」


やり方とか体位とか見てる内に想像で大興奮して、相手のこと考える前に結局オナニーして終わっちゃうんだよ。こっちだって緊張するけど苦痛の心配なんてしない。

なんか酔った勢いで好奇心剥き出したけど、すごく考えさせられてしまった。


「じゃあ、これを機会に反省してっ。そして勉強して向上してっ☆」

「「「「反省します……」」」」


BoA嬢の勝ち誇ったような高らかな笑い声が下げた頭上から聞こえるけど、全然嫌味に思えなくなってしまった。エッチって気持ちいいものだけど、その前に必ず皆、初めてを体験するんだもんな。

本当偉いよ、人体の神秘だわ


「無駄に激しくすりゃいいってもんじゃないからね!」

「「「「あ、はい…」」」」

「演技させるんじゃないわよ!?」

「「「「あ、はい……」」」」

「相手がこれして欲しいっていうお願いは勇気振り絞って言ってんだからね。必ず笑顔で受け入れてっ。面倒くさがったり拒否しちゃだめよっ、分かった!?」

「「「「分かりました……」」」」


なんでだろう……、反省するどころか脂汗までどっと出てる、俺。。。涙
調子にのったバチが当たったのかな。


「あっ、BoA。ちょっと質問!」

「はい、ユノ君。どうぞ」



こうやって俺たちは勉強していく。
少しずつ。ゆっくりと。
理性と本能の狭間に揉まれながら。
時に自己満足を怒られながら。



「えと、ちょっと動画で観て…いつかやりたいなって思ってたやつなんだけどな?」

「何ですか?アクロバット技ですか?それともアブノーマルな性癖ですか?それは本人と話し合って決めて下さい。そこまで知らんがな」

「違う違う違う違うっ!!」

 

慌てふためきながら
カッコ悪さ全開で



「あのさ……、」





あなたのために







「ア、アクセサリープレゼントした後に着けたまましてくれるにはどうすれば…?」




「「どうでもいいわ!!!」」

「やだ!!俺のもの感出したいっ!後そこにキスしながらしてみたい!!でもチャンミナ汚れるとか何とか色々言って外しそう…っ、、」

「「勝手にやってろ!!!」」




 






もちろん、自分のためにもね♪







リクエストとずいぶん違う方向になりました、ごめんなさい!。゚(゚^∀^゚)゚。
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #22

(注意)性事情的表現ございます。気分を害する可能性がございます。ご注意下さい。












______Y.side______






夢を見た



俺がチャンミンのことを好きになる夢。


まずその設定からしてあり得ない。
チャンミン男だし。いやその前にずっと一緒に暮らしてきたメンバーだし。

おかしい、おかしい。絶対おかしいから。

本当に気持ち悪い内容なんだけど、夢の中で俺は好きだと閃いた途端チャンミンに告白して、俺たちの物語が始まってしまう。

ないないないない。ないから、本当。

なのにそこからもっとあり得ないことに、チャンミンが戸惑いながらも俺と付き合ってくれたっていう……何を考えてるんだ、俺は。
チャンミンにも合わせる顔がない。

欲求不満だったんだ、きっと。
チャンミンは綺麗な顔してるし、ずっと近くにいるし。そういう妄想を抱きやすかったのかもしれない。だからって許されることじゃないけど。

チャンミンのことはもちろんすごく大事だけど弟として守りたいだけで、好きにはならない。



抱き合ったぬくもりも

はしゃいで笑い合った思い出でも

寄り添って眺めた瞳も


覚えてるけど現実じゃない。



記憶と夢の区別は難しい。
記憶は証明できない。あれは現実じゃない。


あれは幻だ
























だから夢を見た、









そういう呪文を




自分にかけた。























 



 

______C.side______






湿らせたバスタオルでユノの身体を隈無く綺麗にしてもユノは起きない。
どうしようか逡巡していると久しぶりの予兆が来て、時間を潰すためのスマホを持つと僕はトイレに籠った。自分の尻に指を突っ込んで精子を掻き出すなんて僕には無理だから。
ユノの体液なら尚更。出したくない。

ただ少し時間をみて、のんびり便座に座ってゲームでもしとけばいい。


「……昨日ユノとやったゲームにしよ」


腹痛はない。
そういう場合もあるらしいし実際そういう日もあったけど、僕の場合はほとんど腹が緩くなるくらいでトイレの回数が増えるけど全く生活に支障はなかった。

男同士のセックスはユノの方にもリスクがある。何かの病気になったらなったでいつまで経っても知識を付けないユノを思いきり笑ってやろうと企んでいた反面、僕なりにすごく気をつけてきた。


「やっぱりユノってこういうゲーム強くないよねぇ。……ふふっ」


ナカ出しした方が気持ちいいだろうに。
それが男を抱く利点だろうに。
でもユノは、僕の腹が緩くなると分かってから頑なにゴムを使い出すようになった。
たまにはいいでしょ?いいじゃんもうって僕の方が焦れて強行しない限り貫き通された。
理性的なその行為が少し悔しいくらいだったけど、その何万倍も愛を感じた。


「…………」





だって二人で生きていくんだろ?って

ダメージがあることは避けようって





「……いたい……」


だからこそユノからナカ出しを請われたさっきのセックスは本物の終わりだった。こんな小さなことでそう確信する僕は細かすぎるんだろうか。
どちらにしてもユノは確実に本気で。
もう二度とない。

もう二度と僕たちの想いが交わることはない。




「……やっぱ、、おなか、痛い…、っ、、」




嘘。腹なんて全然痛くない。
でもとてつもなくどこか痛い。

胸は最早当たり前のように深く痛むけどそれだけじゃ言い表せない。身体を半分に千切って裂けたような見えなくて苦い激痛。それが僕の中に停滞してる。


「いた…、痛い…痛い……。…寒い……出よ、」


総毛立つ。胴震いする。
個室の肌寒さのせいかもとトイレを後にして熱いシャワーを浴びた。それでも体内ががらんどうになったんじゃないかと思うほどの寒気もする。なんか恐い。恐い。寒い。ぽっかり。空っぽ。


「、まだ、、寝てるかな…っ」


ユノに暖めてもらいたい。寝てるならこっそり隣に潜り込んでユノの熱を傍らに置きたい。
浴室を出てばらまかれたままのスキンケア達もそっちのけで寝室の扉をそっとそっと開けてみると、さっきと同じうつ伏せの状態で眠りこけるユノに会えた。ベッドから落ちてた布団を拾って、細心の注意を払いながらユノと隣に寝転んだ僕に掛けてみる。
ただ二人で同じベッドに寝る、それだけで酷く落ち着ける。


「、、、ふぅ、、、」


なだらかな眠気さえのぼって来る。


「……眠い……」



こういう存在の人を、今から僕は手離す。



でもその後は僕も元いた場所へ戻るに過ぎないから、やっていけないことはないと思う。
ユノと出会う前に沈んでた場所。
悲しくて悔しいから、泣いて諦める世界。


(……そうだよ、僕ってもともとそういう人間だったじゃん…)


悲しいことがある度にそれらを手離して人より劣ってる気がして人見知り。自信なんてまるで持てずに。仲の良い同じ友達とばかり遊んで。静かに大人しく、そして世界はぼんやり霞んでた。普通の、少し冷えた所。

小さい時からの幼なじみには今でもずっと言われてる。


『あのチャンミンがテレビで歌って踊ってるの観ててもやっぱり未だに信じられない。お前そんなガラじゃないのに』


デビューが決まって学校中が大騒ぎになった時も、僕じゃなくて僕と同名の男子がデビューするんだと間違えて騒がれてた。


『チャンミンがデビューって…は?お前!?シムの方なの!?ウソだろ!?あはははは!』


それは9年前の話。
無我夢中だった頃のこと。
すでに変わりだした頃の話。










時も


身体も


心も














「……ユノ





僕をここまでつくり変え、


生かしてきた存在




その光を




「ユノ、起きて……そろそろ時間」

「んー…、、」






そっと




手離した






「ほら、シャワー浴びなきゃ…ね?」

「ぅー………出るまで後何分あるー…?」

「30分くらいですかね、ユノささっと支度できる?」

「…あーもうマズイじゃん…っ」

「うん、だから早く…」

「……」

「ユノ?」

「ってゆーかさ、」

「はい?」











「その呼び方止めろ」

「え……」



















起き出してきたのは














「お前ヒョンくらい付けろよ、馴れ馴れし過ぎ」

「え、、、でも昨日ユノが…」

「だから止めろって。考えたらなんでお前に呼び捨てされなきゃいけないの。俺お前のヒョンだぞ」

「……」

「俺だってメンバーとしてちゃんとチャンミナのこと守ってるつもりなんだから。少しくらい敬えよ」

「…………す…いません、、、」



本気で苛ついた目で嗜めた後、謝った僕を受け流すユノヒョンだった。



「あーなんかすごいスッキリしてる。何でもできそうっ」

「…、そう、良かったです……」


伸びをして仰向けに向き直ったヒョンは、天井を見上げたまま止まってた。
無機質な瞳が逆に何かの決心を確認してるように見える。何か、なんて明白だけど。


「よし、シャワー浴びるわ。お前も準備しろよ」


ベッドから降りて自分と僕の裸体に気付くと眉をしかめて嫌そうな顔。髪を掻き上げて過ぎてくその後ろ姿。持っていかれる布団の中の体温。広い背中。噛んだ尻。スタミナのある太股。光るピアス。

もう僕の人ではないユノ












おはよう


ユノヒョン














パタンと扉が、最後に閉まった。


















______Manager.side______






「お待たせー」

「お待たせしました」

「おう、」


何ともない、といった感じで車に乗り込んできた二人を運転席から迎えた。バンを発進させて無言なのも疑ってるようで悪い。イヤフォンを付けようとしてるユノに声を掛けた。


「ユノ、どうだった?チャンミンの部屋。いい所だろ?」

「ん?うん、いいんじゃない。スジュもいるし。あ、あいつらにチャンミナ宜しくってやっぱり言っとけば良かった」

「まあ、また来た時でいいだろ」

「俺はもういいや。でもこの高層マンションなら彼女さん来ても大丈夫なんじゃない?チャンミナ寂しいんなら来てもらえば?」

「…そうですね、ちょっと言ってみます」

「……は???」


聞き捨てならない会話が後ろから飛んできて頭がショートしそうになる。ユノとチャンミンの関係ばかり悩んでたから話が飛び過ぎて理解できない。


「え、ちょっと待て、え?」

「あれマネヒョン知らないの?チャンミナ彼女いるよ。なあ?」

「…はい」

「は!!?」


目玉が飛び出るかと思った。思わず叫んで、そこが信号待ちの交差点でしみじみ良かったと溜め息をつく。振り向いて見たチャンミンはスマホでゲームしがてら、ばつが悪そうに俺を一瞥して液晶画面へ戻っていった。
でも気味が悪いほど驚いたのはユノの方。

何食わぬ顔で、
本当に何とも思ってない顔で、


「チャンミナも頑張ってるし気を付けるだろうから、ちょっとは見逃してあげてよ。な?マネヒョン」

「いや、お…っ、」


お前それでいいのか?と、言いそうになった自分を慌てて飲み込んで叱咤した。

いいも何もない。これが正解。
これが正常。弟思いで溺愛のユノに驚く俺の方がおかしい。


「マネヒョン、信号青ですよ」

「あ、うん…」


チャンミンに促されて、車を進めるけど頭の中が混乱していて整理しなければいけない。


「チャンミン、そうならそうと言ってくれよ。……その、、相手も芸能関係者か……?それとも一般…」

「あ、俺も聞きたいっ。夏前にはもういたよな?すごい可愛いんだろ?」

「……まあ」

「、、」





ユノに気を使って言い淀む俺の質問を遮って、ユノが陽気にチャンミンへ話し掛ける。


「チャンミナは綺麗系で清楚な女の子が好きだもんな。やっぱり芸能人?もしや日本人とか?」


ざくざく問い掛ける。

正直、ゾッとした。


「…もういいじゃないっすか。そっとしておいて下さい」

「お前冷たいなぁ。あー羨ましい、俺も恋愛したいけど今は忙し過ぎるからなぁ~。あははっ♪」


ユノが不気味で仕方ない。演技でもない。
昨日まであんなにチャンミンを追いかけてたユノが今日はあっけらかんとしてる。

夏前ってお前ら付き合ってたんだろ?
チャンミンに本命の彼女がいた。それは頷けるし喜ばしい事だけど、つまりユノは裏切られていたということで。


「……ゅ、ユノは、、大丈夫…なのか……?」

「何がー?」

「いや、悪い、、何でもない…」


ここまで吹っ切れるものなのか?
若いコの恋愛感覚?
プロだから?
それとも俺の頭の回転が悪いだけ?


「…………」


俺の結論は、その先は考えないことだった。
何せ元に戻った。
悪いことは起こらない。
正常なんだから。
悪いことは、絶対起こらない。


「……ふっ」


気付いたら鼻で笑ってた。

恋だの愛だの、結局はこういうこと。
真実のーとか、究極のーとか、皆始めはそう思うんだよ。勘違いするんだ、全員。
正当化しようとする、この胸のときめきは間違いじゃないって。
でも中を掘ってみたらこれだよ、結局。

そういうこと。
大人になったっていうこと。


「だあー!もう!お前ら本当に心配させやがって!」

「あははははっ、マネヒョンがキレたぁ~」

「すいませんでした……」

「はあ、良かったぁ」


だからとにかく、それ以上は考えないことにした。何故ならTOHOSINKIはこれから息も抜けないほど忙しくなる。そちらに集中しなければならない。集中する。集中したい。もう考えたくない。


「……よし、カムバックは思い切り攻めるぞ。集中できるよな?」

「うん」「はい」

「もう馬鹿なこと考えるなよっ」

「あははっ」「……。ふふっ」




それ以上のその先にある、
一粒の奇跡のような想いなんて。
















ありがとうございました。色々ごめんなさいね?
片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


一息つきましょう♪








へえーい☆

皆さん、こんにちはー!!



りょう(ゆのっぽん)でぇーーす!




盛り上がってますかぁ~!??( ☆∀☆)


「ユノ、あそこにうるせー奴がいます。面白いから撮っときましょう」
「あんなの撮ってもネガがもったいないからチャンミン撮ってあげる♡」
「でも今時珍しいユノよりKYな希少種ですよ」
「あはーはーっ!……ぇ、、」















…と、言うことで、←え?














ご飯食べて来ましたー。


金曜日にですね、新大久保に集合しまして。


雪逢さん(Love Bomb)
読者様の723621mamさん

と、3人でわっしょいわっしょい♪と、



サムギョプサルやチーズタッカルビ

キムチチゲとか?


とりあえずりょうはビールひたすら飲ませて頂きました♪(量は嗜む程度です❤❤❤←)


美味しくいただきました!!



ちなみに画像に写ってる左側のmamさんのお洋服がキュヒョンのソロコンT?みたいで、気付く人いるかな?って仰ってたんですけど、私の撮り方が悪くてあまり写ってませんね。。(^^;






「だははははは!!!ユノ!やっぱ希少種ですよ!!撮っときましょう!ユノはセルカの撮り方極めてますもんね!!!一番格好いいポイント自分で知っててやってますもんね!!!」
「……チャンドル……言わないで。。涙」














いろんなお店回りまして、DVD買ったりステッカー買ったりルンルン♪して、カフェで



くるりん@さん(DEEP SKY)


と合流しましてはじめましてのご挨拶させて頂いて、また楽しくお話させて頂きました。
















楽しかったぁ((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ





いつも一人で二人の物語をなぞっているので癒されましたぁ♪














シルエットさえ物語る









アジアの至宝
最っ高のイケメン!!!












完璧な顔
神様はすごい造形をした
(西田敏行)




















…………。
















にやぁ❤( ^Д^)ける←



















腐腐腐。。( ^Д^)






















って、なるでしょう!
どうしても!!
私はおかしいです!声を大にして言う!間違いない!
でもなるもんはなる!!!

皆さ~ん、、つ、ついてきて~。。涙




















何この空気。゚(゚^∀^゚)゚。←何度も言う。皆さんに刷り込むように言う。笑



















ニヤニヤすんな( ^Д^)←お前だよ


















ニヤニヤすんな( ^Д^)←だからお前だ





















そんなに楽しいか( ^Д^)↑ちなみにユノさんがチャンミンと手を繋ぐとミノ氏が負けじとチャンミンの手を取ります。なんか争ってますか?お?




















「熟年さん、いらっしゃい」
ですか?( ^Д^)
↑だから何故そんなに喜ぶんだ





















ごめんなさい、やっぱり何度も言っちゃいますがチャンミンけっこう背が高いと思うんですよ。傾いてこれって二センチ差…なの?ごめんすいません、ただの私の印象です!










頑張りすぎ(´;ω;`)もうチャンミンが愛しくて仕方ない。そんなにすっぽり入んないでしょ、どう考えても。どうやってんの?本当。涙↓どの角度からも素敵な収まり具合!涙

























誰もが持ってる哀しみや孤独
癒してもらえる場所探してる

君にはその場所が
ここにあるさ、恐れないで
もう迷わないで

僕が守る

すんごい大切なんだろうなぁ…



























つまり、、、



























こうなる( ^Д^)にやぁ❤←




















え!?なりませんか!!?
おかしいな…。。

失礼しました( ゚д゚)ポカーン



腐ってるんで勘弁して下さい…
















では最後は爽やかなお二人と
どぶろっくの歌でさようなら♪
なんかミンがのけぞってますがソコントコは気にしないで下さい(^^)d





ジャジャジャジャジャーン♪



パンっ









もぉしてかしてだけどぉ~♪もぉしてかしてだけどぉ~♪








もぉしてかしてだけどぉ~♪もぉしてかしてだけどぉ~♪

















ユノさんミンに計画的にぃ





手を重ねにいってるんじゃないのぉぉお!!?( ☆∀☆)カッ













「♡」
「っ!ヒョーーーン!!!」
「ダイジョブダイジョブ♪」



そういうことだろっ☆ジャンっ♪








すいません、あとコメントが…いつもいつも申し訳ないです。とても遅れてるんです。。ごめんなさい!!!40000拍手記念のしょーとすとーりー。近いうち出します。ご希望と違うかもしれませんが、コミカルな感じになるかと思います。一息つきましょう♪
(画像、お借りしました)
にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #21








お互いの、息を詰める暫くの静寂

腹のナカと上に広がる精液の感覚



追いかけるように深い吐息がついて出ると、僕の間にゆっくりユノが落ちてきた。膨縮する胸に合わせて呼吸を整えると、ユノと一つの生物になってる気がする。

それが何故か、懐かしい

握り締めてくれてた手の力が抜けてきて、やがてユノの呼吸は寝息に変わった。


「…ユノ…っ…?」


返事のないくぐもった息を頼りに目隠しのタオルをやっと解いて、真上の弛緩した身体を思いっきり抱き締めた。
良かった、起きたままだったら先にシャワーを浴びてもらおうと思ってた。でもまだこうしてユノの肌を確かめる時間が残された。嬉しい。


「……っ、、、ぇくっ、、っ、ひっ、…ぐ、」


涙って不便だ。
なんで出てくるんだろう。


愛してますと言われて

始まりの時を聞かれて

最後だよと言われて



どうしても





「ぅぇ…っ、、ん゛んっ、、ひっ、ひっ、、」





堪えきれなかった。

今度こそ舌を噛み切る程度じゃ抑えられない、そんな涙に襲われて。ユノから与えられる悦楽の最中、場違いにも垂れ流し続けてた。


「ユノ、……僕も……」


安らかに僕へ全体重をかけて眠るユノは屍(しかばね)のよう。ちゃんと寝れてた?


そんなユノだから、告白できる。







す、……好き、、



声は出さずに。口だけ動かして。

叫ぶ。



っ、大好きっ



ピアスごとユノの耳をしゃぶって。



愛してる…



零れ続ける滴を濡れたタオルに含ませながら。



……愛してます



規則正しい寝息をたてるユノを、身体をうまく動かしてベッドへ沈ませた。ナカにまだ挿ってたユノ自身が出ていって、こんなことしてバレやしないか心配だったけど寂しくてたまらなくて落ち着いてるユノのモノを強引にまた挿れようとした。
結局駄目だったけど。寝てるユノに。狂気じみてる、僕。
諦めて僕の体液で汚れたユノの腹を拭いて、ぽかんと空いた唇に触れるだけのキスをする。



サランヘヨ、ユノ…っ、、



ユノの寝顔は穏やかで、赤ちゃんみたい。何の煩悩もない、悲しみも苦しみもない表情してる。仏像ってもしかしたら人の寝顔をかたどっているのかもしれない。


ぼ、くは…っ、楽しそうな、ユノが、、っ、一番…好きでしたよ…?


僕は泣きすぎて頭が痛い。

煩悩だらけ。駄目だらけ。 






でも僕が途中から覚悟しだしたこの終わり方は、正解じゃなくても間違いじゃなかったと思う。




………だってあんた優しいから……。僕を振ったら、罪悪感で苦しみ続けたでしょ…?



いつか選択を迫られた時、僕とTOHOSINKIを天秤にかけたら、ユノが僕を選ぶ事はない。でもユノは僕のことをずっと気にして生きていく。
ずっと、ずっと。
十字架を背負うように。
外しちゃいけない足枷(あしかせ)のように。



そんなこと、しなくていいのに。



ユノ、サランヘヨ……


抱えきれないほどの愛を貰ってきた。
誰よりも愛されてきた、ちょっと鼻高々になるくらい。実は皆に自慢したかったくらい。


「……、ふふっ♪、、…っ、、っ、、」


思い出すと涙が倍増して困る。
けどそれは本当のことだから。


っ、…めっちゃ嬉しかったですよっ


僕はと言えば、ユノと正反対で。
ありがとうとも好きとも言えず、寄ってくる女も男も牽制してはふんぞり返ってた。
ユノを試すようなことばかりして、僕は一体何様のつもりだったんだろう。


本当に、、ごめんなさい……




申し訳ない気持ちでいっぱいで、

もうユノを光の当たる場所へ帰すことくらいしかできない。




ユ、…ユノ、ありが…とう」


ベッドの上まで迎えに来た朝の正しい光たち。そういうものに導かれ、ユノはこれから夢と希望の翼をありったけに広げて舞い上がる。




「格好いい……。天使みたい……」











自由に






思うがままに










ユノらしく

















羽ばたけ








片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #20

(注意)BL表現です。ご注意下さい。


























どろどろに舐め合って、重なって股がって巻き付いて食い込んでのめりこんだ。

チャンミンと溶け合ってる

完全にくっ付いてしまって、取れない。みっちり満たされて、舐める肌や見える肌、触れる肌が自分かチャンミンか分からない。
完璧の意味をいくつも知る。
経験したことのない飽和感。なのに、


それが何故か、懐かしくて






「そうだなぁ…どうしようかな」

「アクロバティックなこと考えてる?ふふっ、」

「ん?あはは、チャンミンしたいの?」 

「いやユノなら考えそうだと思ってっ」


朝日の報せで我に返ると、俺は俺で、チャンミンはチャンミンだった。別々の、一人一人の人間。
そっちの方が信じられない、残念。でも目の前でムーっとしてるチャンミンが面白いからやっぱり別々の人間で良かったなって思う。微かな明かりを吸収した瞳が最大限に輝く。


「やっぱいいな、お前……」

「……何それ」


チャンミンの睫毛から指を動かして身体の稜線を沿ってみる。沿ってみたくなる。
顎のラインや喉仏、鎖骨、乳首を一周して肩へ流していく。ゆっくり、ゆっくり。目で追いながら。腕も血管も指先も手相も。
何が見えるって訳ではないんだけども、目には見えないものが見えそうで。


それがどこか、懐かしくて


「、っ、」

「くすぐったい?」

「ううん、気持ちい…っ、」

「ふ。なぞってるだけじゃんっ」

「だ、って…、、ぁ、」

「っ、もう…、、何なの…本当にお前は…」

「んん、、…っ」


何がそんなに感じるのかくるくる身体を捻って悶える姿に身体がかっと熱くなる。
洗面所の時もそうだった。俺の全神経がチャンミンに反応を起こす。
漸くつま先まで指を滑らせ切ると、チャンミンは快楽を耐えるように足の指から身体まるごと小さく丸まってしまって堪らない。
今度はその折り畳まれた足を強引に割って俺の欲情を晒した。抑えなんて効かなくていつもチャンミンに無理させる。

引き寄せてキスすると唇が気持ちいい。ひとつの違和感もない。自動的に抱き込んでさらにチャンミンの咥内へ向かう。


「ん?」

「え…?」

「なに…何か怪我したか?」

「え?」


鉄分。
さっきまでなかっただけに敏感に感じる。


「血の味する。ちょっと見せて」

「いや、いいって…」

「見せろって」


それでも嫌がるからまた舌を入れてイヤイヤしてるチャンミンの咥内を探った。


「んー、、……舌の、先っぽ?」

「んー…」

「舌噛んじゃったのか?いつ?」

「さぁ……」

「さっきまでなかったろ?」

「……」

「……」


何にも言わないチャンミン。
痛いと文句も言ってこない。
なんかおかしい。理由を知りたい。


「…舐めればいいのかな、ちょっと舌出して」

「口の中にあるんだから舐めても変わらないでしょ…」

「いいから。べっ、てして」

「いーっだ!」

「い、じゃない、べっ!」

「……はあ…」


諦めて出してきた舌にはぽつぽつ歯形の赤い点が滲んで、重症ではないにしても明らかに痛そう。


「何?どうしたの。チャンミン…」


傷が和らいだら繰り返し聞いてみようと思いながら、口の中に招き入れてそれをやんわり吸う。


「ん、」


沁みるのか短く呻く声がかわいそうだけど、鉄の味は止まらない。緩やかに、少しずつ、チャンミンの血を飲んだ。


すると途端に、


「、、」


俺の中で猛烈な愛しさが押し寄せてきてしまった。喉がひくついてヤバい。口を開いて短く息を切った。


「はっ、、…」

「ユノ?」

「…あ、ぃや、もういいと思う……」

「……うん、」

「………ごめん、一人でヌいてくれる…?俺シャワー浴びてくるわ……」

「は!?」

「出る準備、しないと、、」


泣きそうになった。

俺はこれから、毎晩こんな風にチャンミンを一人で想うんだろうか。
隣に横たわるチャンミンは自分の人でも何でもないのに。俺はちょっと今日だけ楽しみたかった相手でしかないのに。二人で居ると勝手に一人で盛り上がって陶酔してしまう。
勘違いする。我が儘になる。頭のおかしい奴になる。
ベッドから降りようとすると腹にチャンミンの腕が回ってきた。


「まだ時間全然ありますって…っ。2、3回はできるよ?ユノ、しよう?僕したい」

「何言ってんの、お前……マジで節操ないんだな、知らなかったわ…」

「…、、、ユノが…最近イってないって言ってたから……すいません…」


回数のことを言われて咄嗟に、ああ俺がいいんじゃなかったよなって現実にうまく対応できない。悲しそうな顔は欲情してるだけなんだろうに、呼ばれてるみたいに惹き付けられる。
勘違いする、俺は。都合のいい時だけの相手になんてなれない。簡単に扱えない。割り切れない。


好きだの欲しいだの求めて











愛し過ぎた









チャンミンを






「何か、、動画とか雑誌見るんだったら安心して。俺向こうのソファーで仮眠させてもらうわ。とりあえずシャワー借りるから」


やめなきゃいけない。
この中毒から抜け出さなきゃいけない。
正常に戻らなきゃいけない。

力の抜けた腕を腹から外して、進み出そうとするのに再びチャンミンに手首を取られる。


「、…、何……」


腕だけ上げたうつ伏せのチャンミンの顔は見えない。うなじ辺りの刈り上げがとても美しい。さっきキスした黒子が見えた。


「すごいのは…?ユノでイきたい……」

「っ、、」


呼ばれる。磁石みたいに引っ張られる。
離れたくないし離してほしくない。
でも違う。片割れでも運命でもない。
惑わされてるだけ、誘惑されてるだけ。
それでも振り返る俺は本当にどうかしてる。
外は太陽が昇り始めてる。


「じゃあ、舐めるから…ここ座って」


ベッドサイドに座らせたチャンミンは笑ってた。好き。抱き締められてホッとする。何故…。でもやっぱりな感覚。
とにかく楽しんで。
膝まずいてチャンミンを見上げた。

楽しく終わりたい。これが最後。
俺はもうチャンミンとこうならない。


「俺の舌のテクニック知ってるだろ?なーんて、あははは!!恥ずかしいっっ」

「クローバー1葉から4葉作れますもんね」

「あはーはーっ♪そうそうっ!」

「でも、…ユノとセックスしたい」

「っ、……いや、だから……、、」


呼ばれて、抗えない。すぐにチャンミンの中に堕ちてどうしようもなく求めたい。止まらない。
止まれるものなら始めから止まってた。


気が狂うんだよ、これ以上は

俺たちのカタチは完璧だった、だから


「ユノ、もうここに来ないつもりでしょ…?」





チャンミンとの記憶を消す





「うん……。こういう関係は良くないしもう来ない、宿舎にも来ないで。でも、また皆で食べに行ったりとか。な?そういうのいっぱいやろうな?メンバーなんだから」

「……」


何も答えずに微笑むチャンミンの目を朝日が透かした。とびきり透明度の深い茶色の、慈愛に満ちた、清廉さ。金色の髪によく映える。

これしか言えない。馬鹿みたいに。





最後まで。












「サランヘヨ、…チャンミン」


「ぇ、、っ、ん…」





チャンミンの腿を肩に担いで、裏筋をぺろんと舐めてから咥えて吸った。そういえばこれ男性器だったな、なんてこと今さらながら思い出す。
性別を越えた性だったから。
気にもしなかった。


「ユノ…っ、、しよ…!」

「俺もしたい…!」


立ち上がると同時にチャンミンを押し倒して、頭を抱え込んだまま性急なキスを押し付けた。ゆっくり離して腕の中に居るチャンミンに胸の内で懇願した。
今だけ思いっきり愛して欲しい。
お願いだから、チャンミン。


「……普通のにしていい…?」

「ぶっ。いいですよ、そうしよう?」


何の工夫もない、仰向けのチャンミンも覆い被さってる俺もそのままで、でも正常位がいいなと思って。ローションを足しながらチャンミンに大事なことを聞いた。


「俺が…チャンミンに告白したのっていつだっけ?」

「へ……」

「チャンミンのカルボナーラ食べ損ねちゃった時」

「……再始動前の……11月」

「そっか」

「うん……」


チャンミンを好きだって気付いた11月。







俺の世界が変わったあの時から

今目の前に居るチャンミンまで



全部消す。





「チャンミン、これが最後だから」

「うん…」

「ユノっていっぱい呼んでくれる?」

「うん…」

「……ナカで出していい?」

「うん…」

「何だよっ、やけに大人しいなっ」

「ゴム使ってたのはあんたが使うって言ったからでしょーが、僕は別に良かった。妊娠するわけでもないし」

「いやっ、それはチャンミンが腹…」

「ねえ、僕目隠ししたい。何でもいいから」

「え、やだ」

「やだじゃない、する」


元気になってくれたのはいいんだけど、チャンミンの目は見たい。そう思うのに、ささっと俺の下から抜け出してスタスタ、バスタオルとハーフタオルを持って来てまた下に潜り込むチャンミンに笑える。本当に面白い。
自分でタオルを敷いてタオルで目を隠して俺の首にまとわりついてきた。


「はい、どうぞ」

「、あはははははっ!お前やっぱりいいなっ」


俺たちはどこか違う。やっぱり正反対で。
でもそれが俺たちのカタチだった気がしてた。


「チャンミン、ありがとう…」

「ふ、…ん、ぁ、っ…ユノっ、」


慎重に蕾へ押し当てて、ぷく…とナカに挿ると心地いい。引き込まれるように落ち着く。気持ちいい。高まる。求める。何かを。呼ばれる。


「…っ、チャンミンっ、、」

「ユノ、ぅ、ユノ、ユノ…っ」




それが何故か、懐かしい




「ユノ気持ちいい…っ、んっ、は、っユノ」

「俺も…あぁ、すご…、、チャ、ミ、っ」

「ユノぉ…、ぁ、」

「チャンミン…っ!」


数時間愛撫し合ってた身体はすぐ大波に乗って、ちょっと早すぎて焦る。止めれない動きをできるだけ緩めながら手を恋人繋ぎにして、もう片方の手でチャンミンのモノを扱くと声がさらに甘く咲き変わった。ちろりと出た舌がセクシー。股関節の柔らかい足が淫ら。壮絶に興奮する。


「あぁぁぁ、、ぁぁぁ、ユ、ノ…、ぅんんっ」

「何…ゆっくりなのがいいの?」


空いてる手で目隠ししたタオルを押さえながらがくがく頷いてるチャンミンが新発見。でもこれも消さないと、名残惜しい。

もっと一緒に居たかった。


「っ、一緒に、イけるか…?」

「ユノもう…っ、ユノ、ユノっ、」


痛いくらい握り締める手

すぐに汗を流す肌

今は見えない綺麗な瞳

チャンミンのナカ





何故か懐かしい


なぜか





「ユノヤバい、ユノもうイくもうイく…っ!、」

「チャンミンいいよ、、俺も、チャンミンっ」






同時に白濁を飛ばせて嬉しくなった。こんなことでも楽しいなって思える気持ちを最後に、


























俺はチャンミンが好きだった





その1年9ヵ月の軌跡を

















なかったことにした。






 
 
片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #19

(大注意!)再度ご確認下さい。ホミンホのBL表現です。攻受固定に拘ってらっしゃる方、18歳未満の方、イメージが違うと気分を害される可能性のある方、ご注意下さい。綺麗な表現を致しません、申し訳ありません。二人だけの体当たりの行為です、ご了承下さい。






















割れ目を押し広げる、強い指の圧力。熱い舌が強弱を持って上下や時計回りに滑る感触。鏡には目を閉じたユノの鼻先と口が僕の尻に埋まって、コクコク顎が動いてる。それらに反応しまくって先端をカウパーで滲ませる僕の昂り。


「は、、ぁ、…っ、んぅ、、ぁあ」


すっごい感じる。あり得ないほどに。
もうヤバい。イくとかイかないとかじゃない。気持ち良すぎて泣き言が漏れる。


「も、やだぁ……っ、ぁぁっ、…」

「ほんと?本当に嫌?」


少し離れてぺろん、ぺろん、と舐め掛けてくるユノに晒したい。恥ずかしくて堪らないけど。
もっと。中まで。奥まで。身体の裏側まで。


「……ぅそ、、も、もっとして欲しい…」

「だろう?前した時、チャンミナすごい気持ち良さそうだったもん♪」

「っ、」


やっぱダメだ、この人!憤死するようなこと平気で言う!


「力抜いて。もっとナカまで舐めたい」


そう思うのに、またぺろん、と遊ぶように舐めるユノにゾクッとする。鳥肌が立つ。でもさらに揉み広げられると、反動で入り口がぎゅっと絞まる。いや出口だけど…そんなものは今関係ない。身体の機能さえ凌駕していきたい。


「力…抜けるか?」

「…っ、いや、立ってられなくなりそう…で」

「あぁ、可愛い…」


また広げられる。ユノの舌が強引に挿ってくる。
この人は舌までも馬鹿力なんだなと頭に浮かんで、そして彼方へ飛んでった。


「あう、ん…っ!あ、はあっ、ぁぁっ、」


ぬくりと入ってきたり、てろんと出ていったり、出し入れを繰り返されて身体の全神経がユノに集まって支配されてゆく。
本当に力が入らない。
蕾の絞まる生理機能が壊れると舌がもっと深く分け入ってきた。


「ぁん、は…あああ、はう、ん…っ、んあっ」


官能の声がそのままに出る。ぽろぽろこぼれる。鏡なんてもう見る余裕もない。膝がむず痒い。変。力が抜けてく。立ってるつもりなのにどんどんズルズル崩れていって、ユノが離してくれた時にはもう洗面所のタイルに転がってた。なんの力も入らない。


「……そんなに気持ちいいの?」


肩で息をしながら見下ろしてくるユノの唇が濡れてる。僕は荒い息で見上げてそうだと合図するしかない。


「その顔ヤバい……もっかい咥えて…っ、」


僕どんな顔してるの?とろけた散漫な顔しかしてないと思う。仰向けにされた胸にユノが股がってきて勃き上がりきったモノを咥えさせられた。けど咥内にも力が入らない。それでもユノ自身はビクビク震えて腰を振りだす。


「ん、ふ、ぅ、」

「チャンミナ、チャンミナ、…チャンミンっ、」


僕はユノの切羽詰まった顔がヤバいなって思う。可愛いなって思う。
均整のとれた小顔が夢中になって歪む様は壮絶に興奮する。口から竿を出すのさえ一苦労したほど腰が動いてて本当に可愛い。


「もう挿れて!」

「挿る?」

「乳液取って」

「どれ!?」

「じゃあそこにあるの全部取ってっ」


挿れば何でもいい。バタバタ二人で焦って、ガチャガチャ落ちてきたスキンケア用品をはあはあ言いながら大雑把に見分けて。一番滑りが良さそうなチューブ状のクリームを取って出して二人で塗りたくって。荒々しく足を開くとすぐにユノが詰めてきた。


「ん…っ、、」

「っ、」

「あ、ぃた…っま…」

「ごめんちょっと待ってやれない…っ、、」


まずい無理かもって思うところにユノが問答無用で突き刺してきて苦しいし恐い。なのに全部挿ると不思議に落ち着いた。


「はぁ、、落ち着く、、」

「はあ、はあ、はあ、はあ……」


確かに……。
洗面所でこんな。もうめちゃくちゃだけど。


「悪い…。い、痛いよな……?」

「ちょっと…動いてみて」


脅えるようにユノが僕の両股を纏め抱いてゆっくり抜き差しすると気持ち良さしか感じない。ちょっとびっくり。


「あ、大丈夫…」

「あ、ほんと?良かった……」

「それよりあそこの取れた絆創膏、そこのゴミ箱に捨てて…」

「……へ?ぷっ、チャンミナ今それなの?ははっ」

「だって目に入ったんですもん」


足の指の巻いてた絆創膏は外れればゴミだから。確かに今ユノが挿ってるけど、それとこれとはまた話が違う。


「お前……いいなぁ、やっぱり…」

「へ?」

「床硬くて嫌だろうけど、…少しだけここでさせて?」

「いやだから絆創…んっ、、ぁ、っ、もう…っ、」

「チャンミン……」


正座するように座り直したユノの太ももに尻を乗せられる。僕のモノを扱きだし、その波に合わせてユノが動けば意識があっという間に引き戻される。またさざ波が立つ。左足を折り曲げられて指を舐められるともうユノしか見えない。


「ユノ…っ、ん、あ、は…、」

「気持ちいいんだ?これも…」


首を縦に振って。片足も前も後ろもばらばらに気持ちいい。腰を掴んでくれる腕がないから僕の腰の方がユノに密着したがって浮く。自然に力が生き返ってバランス取りだす右足。


「足の指咥えるのがいい?」

「、根…元のとこ、舐められるのがいい…っ」

「ん」



もう恥ずかしいとか滑稽とかないよね

二人だけだから




こんな小さな場所で隠れてタブーを犯してるはずなのに、全然僕たちは暗くならない。今夜の正常な世界を走って逃げてる。疾走してる。
そんな感じ。


「あ、ぅ…ユノ気持ちいい…っ、、指の間とか、、もっと…」

「チャンミン、可愛い……」




今夜僕たちは、

大声で笑って走って逃げる








「行こうか、ベッド」

「このまま抱っこして行ってよ、挿れたままで」

「ははっ!いいよ。見とけよ?」


ユノに手足を思いっきり巻き付けてしがみついて。温かい肌を感じる。楽々持ち上げられる力強い腕に、全力で今この人と一緒に居たいと思う。背中の汗ばんだ粒さえ欲しい。


「…ちょっとこのまま踊ってみれるかな?」

「はあ?」


感傷的になりそうになってたところでまたユノがおかしなこと言うから、笑いが寄せて性が返っていく。寝室までの短い道のりを揺さぶられながら行進する。気持ちいいとか楽しいとか。跳ねて飛んで波みたい。波の上で遊んでる。


「ゃっ、ん、ぷふっ、…くくっ、ぁ、」

「ん、チャンミナ、楽し?」

「ネっ、ぇ~、♪んっ、」


笑いながらキスして壁にぶつかってまた笑って。また気持ちいい。
やっと辿り着いた部屋の新しく買い直した大きめのベッドにダイブしたらさすがにユノが僕のナカから抜けた。だからまた次の楽しみを考える。


「……僕もユノの後ろ舐めていい?」

「え、……。。」











散々やった。



触れて舐めて啜ってユノが確かに気持ちいいって言うから勢いづいて指まで挿れた。充分ローションは使ったけど二本目の途中でユノが降参して今度はひたすらお互いを舐め合った。
しがみ付き合って肌と肌を交差させてフェラして掌を舐めて。頬を舐められて、爪を舐めて目が合うたびにキスをして。顔を合わせてお互いだけを確認し合ってまた身体の隅々まで這っていった。
ねちゃねちゃして気持ち悪いねってなるとローションを垂らして混ざる。味なんかとっくに分からなくなってユノを舐めてるのか僕を舐めてるのかさえも分からなくなってきてた。


「あれ……も、明るくないか…?」

「……ぁ、」


気が付くと外は白んでいて、もうすぐ現実の朝日が迎えに来るところ。


「……こっちおいで。一緒に寝転んで…」

「ん、」


ここはどこだっけと眼球を回すと、ユノの脹ら脛(ふくらはぎ)に挟まって膝裏を舐める自分だったことをようやく思い出した。ぼーっとしてると腕を引かれてユノと一つの枕に頭を沈めた。

僕の目の前にはユノが居て、ユノの前には僕が居る。何も言葉が出てこない。ただ見つめ合って、そこに居た。


「……」

「……」


少し眉間に皺を寄せて、じっと僕の目を見入ってくるユノが格好良すぎて息をのむ。これはモテるわって認めざるを得ない。だけどおこがましくも思えば、一晩の長い逃避行の終わりを残念がってくれてるように見えた。そうだったら、嬉しい。


「……そういえばチャンミナ、……イってないよな?」

「……あれ、……そうだったっけ……」

「そうだって」


くすくす笑いながら頭を撫でてくれる手にはもうすぐ迎えが来る。僕にも来る。僕たちはもうすぐ線路のような平行線の正しさに乗せられる。


「ユノも……始めの、一回?だけ…?」

「あ、そうか。どうしよっか……何がしたい?」


ユノの指先が僕の頬を下からゆっくりなぞってきて、睫毛をつついて弄ぶ。朝日が迫り始めて寝室の天井の一角にオレンジ色の矢が刺さった。もうそこまで来てる。


「ユノは?何でもしよう?」


裸で向かい合ってるユノの二の腕に金色の産毛を見つけた。
ふと気付いて、なんかいい。
そう思った途端、僕の中で猛烈な愛しさが押し寄せてきてしまった。


「、、」

「どした?」

「…ん?ううん?」


咥内で舌を強く噛んで、睫毛の震わせた涙腺を蹴散らした。心の底から安堵してユノに微笑めた。


「すっごいのしてくれるんじゃなかったっけ?」

「、あはーはーはーっ♪」




最後まで












人生最高の思い出にしたい



 



片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #18

そんでもってのBL表現です。ご注意下さい。










______Y.side______








突飛で、明るい




「っ、ふひゃひゃひゃひゃっ。ユノ!くすぐったいっ」

「あれ?くすぐったいか?」

「くすぐったいって、ふふっ」


シャワーを後ろから浴びながら、向かい合って俺の身体を洗ってくれてる腕を上げさせて脇の下を舐めると跳ねた笑い声が浴室に響いた。


「じゃあ、、もうちょっと強くしよ」

「く…っ、ふふふあはははっ無理無理!やっぱくすぐったい!」

「……ぶっ、ふふふふふ…っ、」


見てるとこっちが楽しくなってくる。じゃあどこがいいんだろって上に向いて舌を這わせていくと、二の腕の裏側に当たりが出た。


「、はぁ…」

「ここ気持ちいい?」

「……いい、」


宝探しみたい。前もこんな風に触れ合ってた。
肘を捕まえて俺から逃げられないようにして。当たりを往復する舌には降ってくる温水が重なる。
そのままチャンミンの勃起したモノを握って上下に緩く扱いてやれば気持ちよさそうな吐息は膨れるばかりで、甘い。
誘われるように喰べたくなる。と、思った時にはもう柔らかなそこの肌を吸ってしまってた。

気分が高揚してふわふわする。何度も強く念じて浮かんでは消えた、幻の恋人。


「ぁ、悪い…キスマーク付いた……」


明日は撮影あったか?腕出す機会あったっけ?バレないか、これ。
はっ、と明日の仕事を思い出して花びらのような薄い跡を凝視していると、ソープでぬるついた手に俺の静まったモノを握り返された。また引き戻される夢うつつ。


「っ、」

「そんなとこ誰も見ない。……ね?」

「……そうだな」


水滴を散りばめた微笑に優しく諭されて今度こそ紫黒い跡をそこへ重ねると、声を上げて楽しそうに痛いって笑う。


「僕もやりたい。僕、ユノのお尻に付けたい」

「へ?、え?」

「誰も見ないでしょ?後ろ向いて?」

「あーなるほど…。ははっ!おう、いいよ♪
…………って、痛ぁ!!噛んだっ、チャンミナ今噛んだろっ!」

「あっはっはっはっはっはっ!僕もさっき痛かったんですから、おあいこでしょ。いーっだ☆」


突飛で、明るい


「ったく…。おいでっ、抱き締めさせて」

「ネ~♪」









チャンミンは










無邪気だ




















______C.side______








僕たちは素晴らしい世界に生きている。


人類の誕生から文明は進化し、科学が発見され、衣食住は豊かに。循環を繰り返しながら前より便利な方へ、前より良い方へ。それは世界が間違いなく正しい方向を選び続けている証拠の一つなんだろう。

正しい選択。正解、常識。正常な光



「すごい気持ちいいな…」

「うん……」


水しぶきが泡を流してゆく。浴室に降り続ける適温の雨の中抱き合って、お互いの中心部は同じモノがついてる。同じように少し落ち着いてきてる。しばし落ちる水の音だけ。


「ぁあー……♪」

 
その内ユノが声に音程をつけ始めて、僕のことぶんぶん左右に振り回しながら本格的に歌を歌い始めた。たぶん即興の歌、聞いたことないから。防音だし大丈夫だろうと判断してそのまま為すがままにされる。

楽しそう。ウケる。こっちまで笑えてくる。ちょっとタイルに滑りそうだけど。と、思ったら本当に滑って転けた。


「うあっ…!」

「おっ、と!」


そしたらそのままユノも落っこちてきた。狭い。重い。


「ちょっと~っ、ちゃんとしてよぉ」

「あはーはーはーっ♪」


ぎゅぎゅう。バタバタ。ぬるぬる。ぎゅうぎゅう。ザーザー。ちゅ、
とチュ。スイッチが入る。キス、
またキス。
人工の雨とユノに溺れる、複雑なキス。


「……また勃った」

「、ね……」


足の間に挟んでたユノが少し起き上がって下を確認してる。触れて固さを確かめられる。
見なくていいだろうに。触れなくていいだろうに。ユノも僕も同じように芯を持ったって、触れ合う肌の感覚で分かる。
でもユノはなんか色々僕を見たがる。触れたがる。僕はそんなユノに見られる羞恥に興奮する。触れられて触れたくなる。


「ベッド行こうか」

「…うん、もう行こ」


でも僕たちは、この素晴らしい世界に受け入れられない。つまりは、異常。
見つかったら最後。烙印を焼き落とされる。
夢と希望の両翼をへし折られたらこの人は、


「俺拭いてあげる♪」

「好きにして下さい」



ユノはもう

本当に生きていけないと思うんだ。



「チャンミナ、さっきごめんな?壁殴って」

「いいんですよ。僕もユノの一番お気に入りのそれはそれは前から使いこんできたシューズ蹴ったし」

「お前……分かっててやったな…」

「当たり前でしょ」



だから今夜は隠れて







正常な光が追ってこられない部屋で





つまらない価値観の鎖を抜けて






「…ユノー」

「んー?」


洗面台の鏡に映る裸の僕と、裸でボサボサと髪を二人一緒に拭いてくれてるユノ。
同じ男の身体。同じ男性器。


「ユノって…ココ大きいよね、」

「あはーはーっ。あーまあ、ありがと!でもチャンミナも大きいから♪」

「普通でしょうよ、あんた本当に大きいと思ってんの?」

「いや、見えるような気がする…うん……」


でも今は誰も見ていない。

男とか女とか、兄弟とか家族とか、メンバーとかグループとか、世間とか常識とか関係ない。


ユノと僕だけ

何でもしたらいい


「ねぇ、……ここ、…で舐めて…」

「いいよ」


僕の肩に口付けをスタートして、そのまま下に流れていく鏡の中のユノがとてもセクシー。ゴール地点の亀頭にまた口付けをしてユノの小さな口が僕の竿を飲み込んでいく。口元の黒子が見える。後頭部の揺れが最高に燃える。夢中になって熱く見つめていると、鏡越しのユノと目が合って涼しく笑われた。


「ん、、気持ちい?」


心臓がバクバクする。
そのままの言葉しか出ない。なんてシンプル。


「っ、気持ちいぃ…っ、ん、」

「…………後ろも舐めていい?」

「…、、」


何でもしたらいい

二人だけで


「ぅ、ん……うん…」

「えっと~……あ、ここに手ぇつきな」


側の洗濯機に手を導かれて腰だけ引かれると急に卑猥感が増して恥ずかしくて仕方ない。


「いや、、座ればいいでしょ…、」

「チャンミナ鏡で見たいんだろ?座ったら見えなくなるじゃん」

「!」


すばりと、しれっと図星を言われて焦ってすぐに言い訳できない。
ってゆーか、デリカシーないデリカシーない!デリカシーやっぱない!そこはほら、気遣いとかでカバーするものでしょうよ!
やっぱ止めると言いかけたところで、突然左の尻たぶがチクリとした。


「痛っ」


振り返って鏡を見るとユノがそこへキスしてごめんなって優しく笑ってる。


「でもお前だって噛んだろ?」

「もう……あんたね…」


僕のささやかなる文句はそこで終わった。


「あ!……っ、ユノ…!、、ふ、…ぅ、っ、」




そして僕は、
でろでろにとろけてゆく。







40000拍手頂きました♪本当にありがとうございます!急遽前の記事と至急必要な方にコメント返しましたのでお読み下さい。
片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2


40000拍手です!









皆さま、今日もお元気ですか?

りょう(ゆのっぽん)です。( ´∀` )b







こんだけやって、まだここかよ(えーん!涙)的な「片割れ」が続いておりますが、


このトラ☆シカ号、

そろそろ40000拍手頂けそうです!



有難いことです。本当に良かった良かった!!!涙←いつも言ってますね。





最近特に新規でお越し下さる方が増えた?ようでして、このような小さなブログにわざわざ…本当にありがとうございます。


それもこれも
あれですよ皆様!!そうそう、あれあれ❤

グリグリ( ´∀`)σ)∀`)イテイテ












ユノさんの除隊後出た

チャンミンは、俺の「片割れ」


発言のおかげでしょう❗











ユノ様ありがとう!(๑∵๑)ポク?

ついでにチャンミンが恥ずかしくて穴に入りたくなるような暴露話までして頂いてありがとう!!!
( ´・J・`)ヒョン…レンラク…セズニハイラレナカッタ、コノオトメゴコロヲヨクモ…








うちのコンセプトは人間らしいリアルな感情のユノとチャンミン、もうそれだけしかないんですが良かったら楽しんでいって下さい♪( ´-`)













そしてそういう方ももちろん大変嬉しく有難いことなんですが、ここまで色んな方にご訪問して頂けるようになったのは、


何よりも自力でここを見つけて拍手ポチやコメント、訪問をして頂いてトラ☆シカ号を押し上げて下さっている、


以前からずっと見守り続けてきて下さった方々のおかげなんです。


区別して申し訳ありませんが、この方達がいなければこのトラ☆シカ号はすでに停止してしまっていたんじゃないかと思います。




もちろん当時の記事を漁ることは今も欠かしませんし、何があって、その時の二人はこんな雰囲気に見えて、だからこう進んでいってるんだという信念で毎回更新しているんですが、



なんせ万人受けしないf(^_^)

読み手様の希望進行無視(^^;

抽象的表現が難解(  ̄- ̄) 

ユノとチャンミンを綺麗に扱わない('ε'*)

エロい所が赤裸々(´*ω*`)

ハッピーエンドさえ保証しない( ゚д゚)ポカーン



あ、まだありますか?
そうですか、そうですよね。
えへへ…







とにかく自分で挙げても呆れるくらい好き嫌いの分かれるブログだなと認識はしています。

それをひたすら頑張れ、応援してます、精神的に大変じゃないですか?大丈夫ですか?と


言い続けてくれて、
本当にありがとう。

絶対頑張りますからね!
お約束します!




ありがとうの気持ちを込めて久々に「片割れ」の裏側を少し。

現在chap.11、厳しい走行が続いていますが、ご存知の皆さま多かったと思いますけども#1金浦空港でユノが関西国際空港行きの飛行機に乗れなかったのは事実です。リハに間に合わなかったのは2012年8月19日のa-nation長居スタジアム(大阪)公演でした。当時その場にいらっしゃった方からコメント頂きまして、嬉しかったです!ありがとうございます!
空港でチャンミンがギリギリのフライト時間で走って搭乗していったのも本当です。


あとは、チャンミンが録音スタジオで寝てたこと。ユノはなぜ寝てたと認めないのかずっと疑問だったこと。





そしてこれがチャンミンの愛しさの真骨頂↓笑いながら、冗談のようにシンドンと喋ってますがMAXという芸名について。核心部分じゃないかと信じて「片割れ」に入れました。





あとcatch meのダンスコンセプトや4~6通りバージョンあったこと、トニーが初めに二人の腕の長さを聞いてきたこと、チャンミンと同じ年、本当です。チャンミンはユノに合わせるために死に物狂いで練習したそうです。この後の物語にもMVをうまく撮れてどういう喜び方をチャンミンがしてたのか出てきます。




他にもありますが細かすぎてもうそこら辺はいいです、私が病気なだけなんです、気にしないで下さい。( ・∀・)ノ←誰か助けて
知ってる方だけ、そう言えばあったあったと楽しんで下さい。


ただ純粋に、そのままの目で
「片割れ」を読んで下されば嬉しいです。





毎回大きな喜怒哀楽に付き合って頂いてるわけです。読んで下さる方も大変だと思います。


私も皆様に負けないよう、一生懸命やっていきますので、どうぞこれからも夢特急トラ☆シカ号にご乗車下さい。










そしてたぶん、たぶんですがあと数日で40000拍手達成です☆★☆







これはもう新旧問わず今読んで下さっているあなた様のおかげですよおおぉ~!!!涙








で、40000拍手目を叩いて頂く1名の方。
日頃の感謝の気持ちを込めまして、もし面倒でなければリクエストをコメントにて頂戴したいのです。夢特急トラ☆シカ号仕様にてその方のための物語を作らせて頂きます。発想力が乏しいため、どうしても編めない、という場合も正直ありますので、前以てご了承下さい。

りょう自身も楽しみにしてますので、
リクエスト頂けることを心よりお待ちしております!





りょう(ゆのっぽん)





(画像、お借りしました)
にほんブログ村 BL・GL・TLブログへ
にほんブログ村
Fc2


片割れ chap.11 #17

(注意)やはりBL表現続きます。苦手な方はご注意下さい。
















もっとくっ付くには

どうしたらいいんだろう


深いキスをもっと深くしたくて、両腕でチャンミンのうなじと腰を引き寄せる。スマホは手から滑り落ちて二転三転すると静まった。
お互いの鼻から荒い息を抜く音を聞きながら、舌先でつつき合ったり奥まで伸ばして舐め合ったりして絡め合う。気持ちいい。


「…ユノ、もっと……」

「もっと…?」

「うん…」

「ん、」


少し苦しいくらい。でもすごくいい。

もっと深い所へ埋め込まれたい。
どちらからともなく接点を額に移して唇を離すと、俺の様子を伺うように笑みを消した瞳が飛び込んできて、大丈夫だよもう怒ってないからって思う。
……怒ってないからって何だろな?俺はチャンミンの思う壺に嵌まってるのに。

何だか自分でおかしくなってきて笑えた。
上げてなくても白旗は上がってる。腹が立つほど溺れて、右往左往する。


「お前…やってくれるなぁ。ほんっとに!」


いーっ!て歯を見せながらチャンミンの髪をクシャクシャに撫で倒すと、またくすくす鼻を手の甲で隠しながら小さく笑い咲き始めてくれるからクラっとくる。
心配してくれたり泣いた顔より、からかってくる楽しそうな笑顔の方が数万倍いいよ。


「チャンミナもう無理、もう限界!早くしてっ」

「ぶっ。何がっ!ふふっ」

「分かるだろ!……、ぅー……舐めてっ」

「いーっだ!汗掻いたんでシャワー浴びてきま~す♪」

「いーだじゃないだろ!?どうすんだ、コレ。じゃあ俺も一緒に入るからっ」

「始めっから勃ってたでしょうが、変態っ」

「もう…っ、お願いお願いお願いお願い!最近全然イってない、イかせて」

「…そうなの?」

「そうだよ」


ちらりと見てきたチャンミンに俄然期待する。

芸能人としてのイメージは作れるものだし努力は欠かさないけど、実際はまだ完璧な紳士でもなければ完璧な人格者にも成れてない。

特にチャンミンと居る時は俺はただの普通の人間で、きっとそこら辺にいる普通の男と変わらない。チャンミンを好きになった時点で普通と言えないかもしれないけど、何故だか愛や性はチャンミンに向かう。


「……今めっちゃ期待してるでしょ」

「……だめ?」

「…膝立ち痛くない?立って」






それともこんなにだらしなくなるのは俺だけで


誰もが1つも間違いを犯さずに生きてゆくのかな






「、、っ、やば、っ、はぁ…気持ちいい…、」


仁王立ちで壁に寄り掛かるとすぐにチャンミンが吸い付いてきてくれて目眩がする。手も舌も口も全部きつく動かしてくれるから沸騰しそう。
チャンミンの頭を撫でるとさらに高まる。Tシャツを捲ってチャンミンを見たら射精感はすぐそこに来た。
落ちたスマホはヒビが入ってて、俺のシューズは散らされたまま。チャンミンのハーフパンツが向こうに飛んでて、俺のジーパンとボクシングパンツは足下にもたついてる。
息が荒れる。玄関の廊下で。


「…待って、もう、出る…、、っ」

「ユノ、…飲もうか……?」

「、、ぇ……」


見上げてくる大きな瞳だけで最後は簡単に糸が切れた。


「じゃあ飲んで」

「…ん、」

「奥に出していい?、、」

「ん」


苦しそうに頑張ってくれてるのに突くように腰が進んで止まらない。興奮し過ぎで下を向いた開きっぱなしの口から唾液が垂れそうになって啜る。快感がぐるぐる駆けて眉が寄る。
自分で今どんな顔してるか見たくない。きっと皆が引くような顔してる。そんな顔をチャンミンだけが見てる。


「、ぁ、っ、イく…っ!!、」

「うっ、ん…、」


チャンミンの頭を抑えて大波に乗ったまま膨張しきった竿から精を吐き出した。チャンミンの喉奥が締まってまた脈を打ち続けて出てくる。


「ぐっ、んん…っぶ、、」


ごぽごぽ飲んでる音がもろに響いて、見てて、これ絶対つらいだろうなって思うのに離してやれない。出し切ったところで意識ががくんと落ちそうになって、ようやく解放してやれた。チャンミンが溢さず飲んでくれて感動するほど嬉しい。自分の感覚だけでもかなりの量だったから。


「ごめん、ちょっと…っ…、いやそれよりありがと…っ」


チャンミンのケアをしたいんだけど、壁伝いに身体が滑って指に力が入らない。溜めてた吐精に全部持ってかれた。
床にそのまま臀部を落として呼吸だけをまずはまずはと整える。最高に気持ち良かった。良いが過ぎて身体が痙攣してるような麻痺してるような奇妙な倦怠感。


「え、、どうしたの…!?」

「ちょ……来て………」


寄り添ってきたチャンミンを、変な感覚しかない腕を何とか上げて抱き締めた。


「……すいません、痛かった…?」

「違う違う……腰、抜けた……」

「…え!?抜けたの?」

「うん、みたい……本当…久しぶりだったから……」

「……嘘でしょ?」


チャンミンの口から精液の匂いがした。かなり濃い、雨上がりの草の萌える不快な匂い。
何でもなさそうに声を出すけど、どれだけ頑張ってくれたの、お前。見てたよ、俺は。


「いや本当、、ありがとう。苦しかったろ、ごめんな…?でもすっっごい気持ち良かった……」

「……じゃあ良かった、」

「うん、ありがとう」


二人とも下半身丸出しだったけど、しばらく時間を貰って。チャンミンは抱き締めさせてくれたまま何も言わなくて。

幸せってこういう所にも存在する。性の不思議。


「……チャンミナ、お待たせ」

「落ち着いた?」

「うん、シャワー浴びよう。俺もチャンミナにする」

「え、いや……今日はもう寝ましょうよ…」

「チャンミナも勃ってるじゃん。すっごいのしてあげるから♪」

「…ぷっ」

「な?おいで」



せっかく二人で居るんだし
せっかく喧嘩できたんだし



言いたいこと言って、

やりたいことやって、




二人で夜を遊ぼう









たぶんチャンミンはそう思ってるはず。
そんな感じがする。






二人で立ち上がって、格好つけてチャンミンの手を引くと笑われた。


「ふふっ…、ユノそっちクローゼット…っ、、洗面所あそこ。さっき言ったじゃん…っ、くくくっ」

「マジか……」








さあ、二人で遊ぼう







片割れ chap.11
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村
Fc2