初めて作家様とデートに行きました♪








「Love Bomb」の雪逢さんと、新大久保おデートさせて頂きました。(ランチじゃない!デートだ!←)
お会いするのは2度目❤


ホミンホ小説を読んでみたい♡と思ったら、まずは通る作家様の一人じゃないでしょうか。

りょうも、そういう気持ちで探し出した時のかなり初期の段階で知った方でして、夢中で「Love Bomb」にお伺いしてました。もちろん今もお世話になってます。( ☆∀☆)




『契約結婚』薔薇が一本出てます~♪



『百日愛』目が青くなっちゃうんですよね。涙



『With Love』逆のユノバージョンも!


(雪逢さんからお借りしました)






その時はまだ自分で書いてみようなんて思うはずもなく、ただただホミンホ小説を読むのを楽しみに毎日を過ごしてて、


「こんなお話を書ける人ってどんな人なんだろうなぁ。ま、会えることなんてないけど( ´△`)」


と、本当に何の期待も抱かずにぼんやり考えてたことを思い出して、なんとも不思議な。「現実は小説よりも奇なり」って言いますが、その通りだなと実感してますっ。

だってこういう出逢いのユノとチャンミン書けそう、1つの物語が作れちゃいそうです♪( ≧∀≦)ノ






野菜の森


「くるむ」というお店です♪早めに行ったのにかなり混んでました!


ビール4杯飲んだら❤出てきました。
「昼から飲み過ぎだぞ❤」ってことですね、なるほど。←


お薦めの、余ったお野菜をスムージーで。
本当にまろやかで美味しかった‼
(肉、他は言うまでもないほど美味)





ってことで、元々読ませて頂いてた作家様と一読者ですから……デート(タイマン)、、緊張する。。失礼なこと言ったらどうしようとか、話すことなくなっちゃったらどうしよう、とか。


凄く気になる彼とデートするあの甘酸っぱいドキドキを今日してました。笑

ドキドキ💓



でも結局、



まあ話が尽きない尽きないっ。
((ノ∀`)・゚・。 アヒャヒャヒャヒャ
笑って笑って楽しくて面白くて、かと思えば本気で語り合わせて頂いたり、オフレコのお話もいっぱいいっぱい話しました。笑







雪逢さん、今日は本当にありがとうございました!\(^_^)/
もう、共感して笑いながらうんうん頷き過ぎて、今首が痛いです。笑
良かったらまたランチして下さいね!
ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ







あれっ、気付いたら30000拍手頂いてました!?すいません、もし良かったらキリ番踏まれた方また教えて下さい~♪
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片割れ chap.10 #1





















俺は        僕は


チャンミンを    ユノに


捨てる       捨てられる













______C.side______









『場所分かった、そこ行くから。動かずに待ってろよ』

「マネヒョン、すいません。お願いします」


スマホの通話ボタンを押して、自分の不甲斐なさについ溜め息が出た。


「ふう……」


もうすぐ香港行きの便が出てしまう。
出発ロビーの片隅で、周りにチェガン・チャンミンだと気付かれないようマネヒョンを待った。
習慣の仕草。いつも写真に撮られるからスマホを見る振りをして俯く。
僕はその度、幸福を感じられない。


「いたいた。チャンミン、行くぞー」

「あ、すいません」


迷子になってしまった。
この歳で恥ずかしい。
できれば自力で皆を見つけたかったけど、意地になって飛行機に乗り遅れるわけにはいかないし。
マネヒョンの後ろからユノの怪訝な顔がひょっこり現れて、会わせる顔がない。


「チャンミナ、何やってんだよ。セキュリティか誰かついてきて貰えよ。危ないだろ」

「…だって。ちょっと……一人でも行動できるようになりたくて、、」

「え?」

「……」




僕は、一人で生活したことが

ほぼない。


マネヒョン、TOHOSINKIのチームスタッフ、セキュリティ、ユノ。誰かしらの監視と警護の下、行動してきた。それが当たり前だったし、混乱と騒動を避けるためにも必然だった。

つまりは、守られる側に居続けた。

でもそれじゃ駄目なんだっていう焦燥感が出てきたのは自然の流れで。
ドライブが好きなくらいで後のプライベート自体インドア嗜好で過ごしてきた僕は詰まるところ世間知らず。外ではトイレさえ付き添いがないと行けない籠の中の鳥でしかなくて、ユノを守るなんて息巻いてる自分との落差が悔しい。

何とかしたかった、小さな一歩からでも。


「一人で行動って、どういう意味だ?」

「僕だって男なんだから一人でも大丈夫ですよ、今日ははぐれちゃったけど空港内の本屋行ったり買い物行くくらい。これからは守ってもらう環境を少しずつでも緩和して、一人の人間としてちゃんと生きていけるようにならないとなって思って」


僕の主張を受けて、唇を尖らせ悩むユノの顔が予想外でちょっとびっくり。てっきり手放しで大賛成してくれると思ってたから。
でもそれだけ過保護に心配してくれるのかと思えば、嬉しい気持ちがむくむく膨らむ。
だって愛されてる証拠だもの。
口元が綻びそうな自分を制して、ユノにやんわりお伺いをたてる。


「時間のある時、一人で散歩にも行きたいし。そうだ、試しにキュヒョナに会いに、今度スジュの宿舎まで歩いて行ってみようかな」

「うーん……。一人かぁ…車で行けば?」


分かってる。
ユノは僕のこと考えて、何かと心配してくれてるだと思う。非難を浴びて怯えた時もあるし、過激なペンやアンチの行動に僕がストレスを感じないよう気を使ってくれてる。
でも今のままじゃ駄目なんだ。
僕だってユノを守れるようになりたい。


「大丈夫。出るとしても夜だし、目立たない格好で出るから。ほら、ユノも散歩すれば気分転換になるって誘ってくれたことあるでしょ?」

「じゃあ、俺も一緒に散歩しようかなっ。ダイエットになるし!」

「ユノはダメ!あんた居たら絶対バレる。来ないでくださーい」

「あ、はい…」


肩をすくめて苦笑いしてるユノがおかしくて、愛しい。


「ふふふっ。ダイエットは食事制限したらいいんじゃない?太りやすいのに食べ過ぎなんですよ」

「胃が大きくなったみたいで、なかなか食べるの止めれない……」

「日本で売ってる豆腐そうめんとか食べたら?あれだったら何個食べてもカロリー低いし」

「お、それいいな」


歩幅を合わせて歩くユノの向こう側にはガラス張りの景色が広がっていて、空と海が爽快な気流を流している。真夜中の月尻島から見た同じ海とは思えないほど生命に満ち溢れた輝きが反射し、僕たちを照らしてた。

そんな眩しい洪水に包まれていると、悪いことなんて起こるはずもないと思えてくるけど、いざって時、後悔しないように自分なりに踏み出してみたい。


「うん。でもさっきの話、いいんじゃない?何かを頑張ろうとしてるのは感じるし、自分がそうしたいんだろ?俺はちょっと心配だけど賛成。チャンミナはもっと外に出た方がいい」


最後はやっぱりユノらしく、背中をぽんと押して肯定してくれた。いつも悪い方向へ考えやすい僕にはただそれが、嬉しくて。

一人で街へ出てみたり、一人で買い物して一人で映画鑑賞して、一人で飲みに行ったり。
そういうことができるようになっていけば、自分の発想力や物を見る角度までも大きくなる気がしてきてわくわくする。


「あ~、いつか一人旅にも行ってみたい!」

「おお、チャンミナすごい♪」

「しかも海外!バスや電車に乗って観光して…楽しそう♪マイレージは何十万も貯まってるしどこでも行けるっ。ひひっ」

「二人で行こうか♪」

「だっから一人旅がいいんだって~。ユノだって友達と行きたいでしょ」

「あーそう言えば!地元の友達とラスベガス豪遊しようって約束してる~」

「知ってる知ってる、ホジュンさん達でしょ?」

「そう!ヒョンももうすぐ転役で帰ってくるなぁ♪」


この一歩は小さいが、僕にとっては大きな躍進だ。
月面着陸した宇宙飛行士の名言を自分で捩って、自分で笑えてくる。
つまり僕は、今最高に機嫌がいい。


「アームストロング船長……ぐふふ、いや、違うけど。ひひひ、」

「……チャンミナって、たまに変になるなぁ、はは…」

「いやもう、ふふ、おかしくなって…!ふふふっ」

「あ、そう言えばな?俺も相談があるんだけど!」

「はいはい♪」















僕の美しい星





それは貴方だと思う


















______Y.side______









「チャンミナ。ホジュニヒョンのこと、ゆっくり考えてみてな?」


俺の言葉を受けて、反射的に能面のような顔になったチャンミンに、やっぱり嫌なんだろうなってすぐ分かった。
機嫌のいい時に提案すれば考えやすいかなって思ったけど、そんな簡単なことじゃないよな。

チャンミンは前髪を落ろしてホテルのカーペットの編み目を凝視してて。珍しく俺の前で抱えて鳴らしてたギターの弦は静止してしまった。
ぷつりと音を忘れた部屋がちょっと恐い。


「……因みにいつからいつまで?」

「うーん、、はっきりとは言えないけど、12月から…ヒョンの収入が安定するまでだな。住むところがないから、俺が何とか助けてあげたいんだって」

「まあ、……それは分かります」


チャンミンのどっち付かずな反応が予想外でちょっとびっくり。言った途端に攻撃的な大反対が押し寄せてくると思ってたから。


「ありがとう。まあ、ゆっくりな」




俺だってやっぱり、

親しい人達には認められたい。


この前参列した友人の結婚式で、とても幸福な気持ちを味わった。皆が新郎と新婦を祝福して、皆が笑顔で、幸せに満ちていて。サプライズで紙吹雪を俺が散らせるとさらに会場全体が温かくなって。

幸せだった。

色んな考えや倫理はあるけれど、やっぱり少しずつだって皆に俺たちのことも認めて欲しいし祝福されたい。


「ホジュニヒョン、本っ当いいヒョンだから!俺が上京して苦しい時、本当に支えてくれた人で。お互い金もないのに小遣いくれたり、遊びにも連れてってくれたり本当に本当にお世話になったし」

「はい……」


分かってる。
チャンミンは昔から人見知りだったし、今も自分が心から許した相手じゃないと距離を置きたがる。ホジュニヒョンと一緒に住むなんて始めはただの苦痛でしかないと思う。

でも今のままじゃあ、何も進まない。

ホジュニヒョンは俺たちの関係をすごく嫌がってるし、チャンミンに会ったのも泊まりに来た時少し話したくらいしかない。
どうしたらチャンミンの良さを分かってもらえるんだろうって考えたら、答えは案外早く出た。


「だからな?俺も助けが必要な人にはすぐ助けられる人間でいたいの。宿舎にホジュニヒョンも住んでもらったら、俺たちはもともと留守がちだからその間宅配は受け取ってくれるし調度いいって♪」


俳優志望のホジュニヒョンは才能も努力も情熱もある人だけどまだ成功してなくて。今年の冬、兵役を除隊したら本気でソウルでの生活に困る状況になる。それにここへ住んでチャンミンを見てくれれば、性別を越えた俺の選択を自然と分かってくれるような気がする。
まさにベスト。


「うん、分かった」

「……へ?」

「いいっすよ。ホジュンさんはひとまずマネヒョンの部屋にいてもらって、マネヒョンも泊まるって時はユノの部屋で寝てもらえばいいよね」

「え、チャンミナ本当?本当にいいの?」

「はい。じゃあ冬になるまでに部屋の整理しないとねぇ。とりあえず夏は大掃除でもしよう?ユノも手伝ってよ」


首を縦にぶんぶん振ると、チャンミンはふっと笑ってまたギターを弾き始めた。
狐につままれたように立ち尽くしてたのは俺の方で、あまりにもチャンミンがあっさり承諾したから逆にこっちが心配になる。
だって何度も説得しなきゃ納得しないだろうと踏んで、こんな半年も前から切り出したんだから。


「ホジュニヒョンも……本当は俺に頼りたくないみたいなんだ、ヒョンだし。ドラマか舞台のオーディション受かって落ち着いたらすぐ出て行きたいって言ってるから」

「はいはい」

「あと……俺たちが付き合ってることあんまり良く思ってないんだけど、大好きなヒョンだからやっぱり認めて欲しくて。チャンミナ大丈夫か?仲良くやってくれる?」

「それは当然だと思うし、僕だって子供じゃないんだから。礼は尽くしますよ」


チャンミンの横に座って頭を撫でると、気持ち良さそうに喉を伸ばして俺の掌を受け止めた。ギターを床に追いやって身体を寄り添わせても、嫌がる素振りもなく好きにさせてくれる。

本当に機嫌が良さそう。
イタズラ心が湧いて、そのままうりゃっと押し倒しても静かに笑いながら俺の首に腕を回してきた。


「……なんか、裏がありそうで恐いな……」


チャンミンの、「お?」とか「ケンカ売ってる?」とか言う言葉をわざと煽ったのに、チャンミンの回した腕は強くなるばかり。


「……チャンミナ、どうした?何かあったか?」

「一年経ったね」

「ん?」

「今日、僕たちの関係がより深くなってから一年」

「……」








ドキッとした







「忘れてた?」

「あ、いやっ、あ、そうか。えっと……悪い、、そうだったよな」


一年前は初のスペインだったし、チャンミンが欲しくてとにかく必死だったし、正直付き合おうって言ってくれた日にちなんて悠長に覚えてられないくらい浮かれてて。


「もう、もしやあんた何もプレゼント用意してくれてないの?」

「え!?チャンミナあるの!?」

「僕は、ユノのために歌を歌うから。聴いてね」

「うわ……っ、」


チャンミンの真実の素顔は、ドキッとするほど格好いい。
一緒に起き上がってギターを持ち直したチャンミンが軽く弦を震わせて、咳払いして喉を整えた。


「なーんてねっ!冗談ですよ!!ファンクラブイベントで披露する自信がまだないからユノの前で練習したいだけ!ぶくくっ」

「そっか。いいよ、聴かせて♪」

「……『More Than Words』(言葉以上のもの)……」


チャンミンが今年の誕生日にツアースタッフから貰ったギターをちょこちょこ練習してたのは知ってたけど、だいたい事務所の練習室か自室で籠って弾いたりしてて。聴かせてと言ってもまだうまくできないからと断れてた。

始めはふざけてジャンジャン弾き出した弦の線が、チャンミンの歌声でなめらかになってゆく。
慎重に。丁寧に。優しく。

名曲の歌詞は何となくだけど覚えてたし海外の仕事も多いから英語も分かって。“言葉以上のもので表してくれたら、言わなくても愛してるって分かるんだよ”みたいな。そんな内容で。
でも“言って欲しくないって意味じゃないけどね”って歌詞もちゃんとあって、チャンミンらしいなと思った。

チャンミンの思考は難解。

俺が一つのことを考える時、きっとチャンミンはあらゆる角度から何重にでも考察してる。
一人で出歩きたいとかホジュニヒョンの仮住まいのこともただ言ってるだけじゃなくて、本当に自分の中に落としこんで理解してるはず。

だから俺もちゃんと聴いた。
チャンミンから発信される、僅かなメッセージを。

冗談だって、ついでだっていい。
俺がそう思えば本当にチャンミンからのプレゼントになる気がした。
抜け落ちてしまいそうな英語の内容を懸命に拾って、そのまま愛してるって分かるようにその歌詞のまま行動した。


目を閉じて
チャンミンに触れて
抱き寄せて
強く力を込めて閉じ込めた

チャンミンがどこへも行かないように


「言わなくても……分かるよな?」

「そうですよ。でもまあ、ユノは自由人だから。またには強引にでも束縛してくれた方が安心するかも……」

「え」

「え、だって気持ちが強い証拠でしょ、……ユノには分かんないか、」

「…………いや、俺ガンバるわ……」

「うん、不安になる時あるしね。正直言うと」

「ワカッタ…ちょっと紐探してくる…っ」

「は?」


その後見つけたバスローブの紐やらヘッドフォンのコードでパボヤー!って叫ぶチャンミンの手足を拘束して愛を確かめ合った。だって強引にでもって言われたし。そしてチャンミンも何だかんだ笑ってたし。


「こういう意味じゃない!本っ当頭悪いな!」

「言われたことは信じるから、俺」

「……やるならちゃんと縛って。解けたらどっか行っちゃいますよ?」


なんてエキセントリック!

情熱的!!!


「来年!来年は絶対!次は俺が何かプレゼント用意しとくから!!」

「だから、冗談だって……っ」
















俺のロマンチストな星




それは君だと思う

















片割れ chap.10
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2月6日、世界の中心がユノになった。









対のように言いたくなります。。















ユノ!!!

お誕生日、おめでとう!!!
















ユノさん、遅れてごめんなさいっ(。>д<)

でもこちらもお祝いさせて頂きたいっ!















まさにステージの王

誠実にひたむきに、
限界を越えても諦めず

何があろうと前を向いて進んでいく貴方の背中がとても眩しい




















心から誕生日おめでとう❤
トンペンの誇りです!!!











2月6日、
世界の中心がユノになった日

多くの人に愛され、その愛を柔らかな笑顔で受けとめて過ごしたことでしょう!!!\(^_^)/


きっとチャンミンは……、ユノに連絡してるよね❤ミッション・イン・ポッシブル級の大作戦で会いに行ったよね❤(はらたいらさんに206点←このボケ分かるか…?)






















こ、ここ恋人繋ぎとかやっちゃってたんでしょうかっ!??(*゚Д゚*)


きゃーっ♡腐りに磨きがかかるわーっ♡

・゚・(●´Д`●)・゚・
























「……💢💢💢」






……!!((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル






















愚問でした、失礼しました。涙










心配しなくても大丈夫だ、うん。( ´;゚;∀;゚;)
恥ずかしがり屋さんめ……















詩のように紡ぐ

時には素直に、
時には難解にエキセントリックに、


そんな底なしの愛情を



私達も知ってますよね?(〃ノωノ)









(腐ったトンペン♪熟成しぃ~♪あっという間に♪信者ですぅ~♪それ!ま、つ、り♪ま、つ、り♪♪りょう、心ソング2番)























































































































ユノ、











チャンミンを見つけてくれて














ありがとう













生まれてきてくれて










本当にありがとう





















どちらが偉いとか優先とか、
どちらが駄目とか劣ってるとか、

相手をお互いオンリーにしない。

フラットな位置で
お互いを理解し、見つめ続ける


そんな最高のデュオが戻ってきますね。




















東方神起、待ってます!!!

















ユノと言えば、




痺れる一言がありまして。













やっぱりユノが最高に格好いいよね?
ヒョンパボ・チャンミン♡

そりゃ隣に居たら、惚れるよなぁ…っと納得しました。
ウリユノ♡ヽ(๑•́ J •̀๑)八(´∀`*)ノダヨネーッ






























































「皆の、ユノです」














(画像、お借りしました)
ユノ、センイルチュッカハンダあああーーーー!!!!!!
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2月18日、世界の中心がチャンミンになる。















    

チャンミン!!!

お誕生日、おめでとう!!!












すいません、ユノさんの誕生日すっ飛ばしてなんですが( ´;゚;∀;゚;)お祝いさせて頂きたい。
















自分の人生をしっかり見て、
悩んで葛藤して、

その上でいつも楽しくありたいと思う貴方がとても素晴らしい


















心から誕生日おめでとう❤
トンペンの誇りです!!!












今日は2月18日、
世界の中心がチャンミンになる日

どうか笑顔いっぱいで今日を過ごして下さい!!!\(^_^)/


きっとユノは、もうチャンミンに連絡を取っていることでしょう❤(絶対218%)


むしろ会えた方がチャンミン嬉しいと思うから、ヒョンとしてお祝いに駆けつけてあげて下さい!!!





  







「(誕生日の)手紙とか(でさえ)、男が男に書くの恥ずかしいじゃないですか」










え、え~……_φ(TдT )
そうですか?

手紙とかわざわざ会いに行くのって、恥ずかしいですかね……。(今さら?)




いやいや、、


でもでも!!!

チャンミンは喜ぶと思うからぁ~。
 
・゚・(●´Д`●)・゚・























ん???(20110218.Why?)





















「チャンミン、センイルチュッカハンダぁー!!!!!」


どえええぇ!?(; Д)゚ ゚
公共の電波ならいいんですかっ!ユノユノになればオッケーってこと!?





























……。(ФωФ)































こっちが恥ずかしいわ。////爆












心配しなくても大丈夫だ、うん。
















そんなの散々


これでもかってほど、



私達も知ってますよね?(〃ノωノ)










(だぁ~から私たち腐るぅんだぁ~♪♪♪腐って~腐って~し~かた~ない~♪♪♪りょう、心ソング2017)











































































































チャンミン、






ユノを見つけてくれて







ありがとう














生まれきてくれて








本当にありがとう



















なんとなく、なんとなく

そばに居て


自然と隣に居る日々がまた戻ってきますね。






















東方神起、待ってます!!!























チャンミンといえば、





今でも忘れられない言葉がありまして。











「ユノと一緒に2人でまた、東方神起でですね、皆さんの前に立ちたいなぁと思います。皆さん、待っててくれますよね?」





















呼応する大歓声の中、それがチャンミンの


最後の言葉になりました。













































「信じます」
















(画像、お借りしました)
チャンミン、センイルチュッカハンダあああーーーー!!!!!!
あ、あとですね!「黄金を抱いて翔べ」が今GyaO!で無料で視聴できるんですよ!3月12日まで!良かったら一緒に皆で観ましょう❤
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祭りは続く…212→










りょうです。\(^_^)/


この度は、「貴方の心をホミホミします」という素敵過ぎるお祭り(企画)に参加させて頂きありがとうございました。






アイラブHOMIN❤

アイラブHOMIN❤












私史上、最高に萌えたぎりました。



何よりも他の作家様の作品を読みたくて読みたくて…・゚・(●´Д`●)・゚・






だって、エロですよ、エロ!!!









各ブログ開ければ、もれなくエロホミンホなんですよ!?


読みたくない!!!??(←お前はまず脳ミソなんとかしろ)



ほら見て、この2人が…っ!(*≧д≦)(〃ノωノ)(←だから何とかしろ)






ただ、うちのトラシカ号、ちょっと…というか本気で時間との戦いをしておりまして…、、


当日の時点でまだ半分もいってないなぁ、もうどうしよ♡(; Д)゚ ゚




的な







状況に陥っておりまして。






夏休みの宿題を始業式直前に終わらせる、あの壮絶なトキメキを久しぶりに感じました。ありがとうございました。








で、今ゆっくり他の作家様のエロホミンを読んでる途中なんですが、

















やべーです。マジで。鼻血出る、いや出た。皆、天才。こんな才能を集結させるホミンって本当に恐ろしい。私何参加しちゃってるんだろうと痛烈に反省しております。これからも何とか頑張ります。。




お話自体面白いですし、切ないのもあれば燃えるようなものもあり。楽しく幸せに愛し合ったり、暗くて醜いかもしれないけど本物の愛がある。文体も個性豊かでソレだけで楽しめて。

とにかくもう、







❤鬼エロ❤エロカワ❤激萌えそうか、ホミンホってブームだったんですね!知りませんでした、失礼しました!←









ああ、、素敵。。



エロって尊い。







不思議なもので、こんな素敵なお話に囲まれてると、画像見てるだけで何かあったのかな(*;゚;艸;゚;)って色気を感じれて、

2倍楽しめます❤つまり腐り具合が加速するってことですね♡











愛に満ち溢れていらっしゃる…愛されてるのね、そうなのね、そして愛しくて仕方ないのね…(。´Д⊂)



事後の儚げな感じ…?どうした!?ユノが分からず屋で悩んでるの!?私で良かったら聞くよ!?チャンミン頑張って!( TДT)






寝てても構いたいのかい…?でもチャンミンが大変だからちょっと控えてあげてね?






もはや後ろ姿だけでご飯3杯はいける。いや、妄想できる。(唯一の自慢です)















ちなみに今のりょうの脳内でお2人はこんな感じです。すいません、こっからまたいつもの何言ってるか分からんこと語ります。何言ってんだバカ野郎感覚でスルーして下さい。←




降りた天の指先と浮いた地の指先。

広くて理解できない愛と狭いけど共感できる愛。

一番下の神様と一番上の人間。



違うけど、最も近しい所にあるもの










何言ってるか、
本当に分からん……。汗




なので最後は(←逃げた)


しょーとしょーとすとーりー。で!





ただ本当に今回の企画に参加させて頂き、ありがとうございました。私自身が楽しみました。
新しく訪問して下さった読者様、期待外れでがっかりされた方申し訳ございません。

私なりにこれからも精一杯やっていきますので、許して下さい。


りょう(ゆのっぽん)






集まりきらなくて、お話にならなかったものをオマケとして。エロなし。リアルホミン?




















始めは、単純に褒めてくれてるんだって思った。


「ヒョン、さすが!本当に格好いい!」

「いやいや。そんなことないって、はは」


そんなにチャンミンが褒めてるのは俺くらいで、誇らしくて嬉しかった。


「チャンミンにとって、俺は特別なんだ…」


チャンミンが出て行かなかった理由の1つに、俺を尊敬してるからって気持ちがあるんだろうな。

そう思えると余計にチャンミンが可愛くなって、遊びに誘ったりお茶に誘ったりするのにチャンミンは一向に来ない。


『行こうと思ったけど、やっぱ行く気なくなっちゃいました。ごめんなさい~(^_^;)』


いつもそんなメールがきて、その度がっかりした。肩透かしをくらった。

もしかしたら体調が悪いのかなって急いで宿舎に戻ると、自室でゲームしてるチャンミン。


「今日、具合でも悪くなったか?」

「あ、いや。……すいません!今日新しいゲームの入荷日だったの忘れてて!」

「……」


その時の断られ方はまだマシな方で。本当に気分が乗らないとか面倒くさいとか賑やかなのが苦手とか。
本当にがっくりくるものばかり。
もうちょっと俺と遊んでくれてもいいんじゃない?


「……お前、俺のことすごく慕ってくれるだろ?一緒に遊んだりカフェで話したりとか、しようと思わない?」

「え?あ、うん……ぶふふふふ…っ、くくく」

「?チャンミン?」

「もう本っ当に格好いいですよね、ヒョンは!…ぐふふ…っ。さすがスターは違うなあ~!羨ましいっすよ。…ぶーっ、くくく♪」

「……あー」


それでやっと気付いた。
この子は俺をからかって面白がってるだけなんだって。


「そっか……」

「てか、いちいち格好いいですね。それ…ふふふっ、口説き文句でしょうよ。はっはっはっはっ」

「…そんなつもりない」

「ぶふーっ!!ヒョンやっぱりおもしろ過ぎる!当たり前じゃないっすか、なに真面目に答えてるんでか、もう~」

「……」


何落ち込んでるだ、俺

何浮かれてたんだ、俺


「……」

「?ヒョン?え、あ、何?ふふっ」

「……もう、お前いい加減にしろよなぁ。からかってるだけだろっ」

「ぶっ。ふひゃひゃひゃひゃっ」


チャンミンの腹を抱えて笑う姿が、つらかった。


「外行ってくる」

「あ~、ちょっとヒョン!ここ片付けて行ってよ。あなたいつも忘れるんだから」

「…後でやるって」

「今やって下さいよ」

「……っ、うるっさいなー。別にいいだろ!」

「はあ?ちょっと何ですか、それ逆切れじゃないっすか」


あんまりなんじゃないかと思って。チャンミンが全然分からなくて。いつもは誰のことでも理解したいと思うのに、チャンミンには思わず声を荒げた。そんな自分が嫌になってすぐ頭を冷やしたいのに、チャンミンは追い討ちをかける。


「じゃあな、」

「ちょ、だから片付けて下さいって!おい、ヒョン!!逃げるな!子供でもできる事なんでできない!?」


それでまた腹が立って大喧嘩。
















今考えると


もう惚れてたよ、その時から



もしかしたら
もっと前からかもしれない











だけど全然俺たち似てなくて、うまくいかなくて。


「もう僕といるの、嫌でしょう?」


なのにさ、チャンミンから改めて言われると、嫌じゃない。断言できるほど寂しい気持ちがぽこっと出てきた。
俺チャンミンのこと嫌いじゃない。


「え……いや?そんなことない。俺が悪いし、ちゃんと片付けるわ。終わったらピザでもとるか?ヒョン払うから」

「……仕方ないっすねー。じゃあ手伝いますよ」

「お、ありがとう」

「特大サイズで一番高いの四枚、ピザ」

「あ、うん。いいよいいよ、他にも頼め」

「…あ~じゃあ、パスタもポテトも飲み物も…幾らになるかなぁ♪」

「ははっ、チャンミン凄いな。いいよ♪」

「はぁぁぁ~。もう…冗談ですよ!そこは、『えー!片付けの手伝いでそこまで払えるかー!』とか言うでしょ、普通」

「え、だって食べたいんだろ?え、冗談ってピザいらないの?」

「いりますよ!……ふふっ、もう…」

「は??」

「ヒョンって純粋……」

「はあ???」

「普通のピザ二枚でお願いします」

「は?足りないだろ?お前。大食いなのに」

「それでもう、胸いっぱいですよ」

「……。あははっ!そこはチャンミン『腹いっぱい』だろ!?頭いいくせに凡ミスだぁー♪」

「ふふ」


今度は俺がチャンミンをからかってやろうと思ったのに、チャンミンは挑発にも乗らずいつもと違う笑い方で俺を見てくる。


「……」


子供をあやすように、慈愛を込めた微笑みを浮かべてた。

そう…見えただけかもしれないけど。














ちゃんと俺を見ててくれるんだよ



どんなに俺と違っても。
どんなにチャンミンと違っても。



ちゃんとチャンミンを見つめて












そうやって2人で、











ここまできた。





















気付いたら、愛し合ってた











1人で完璧じゃないから、

2人で完璧になった。



俺とチャンミンの物語








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後悔なんてしない~初エッチ編~ chap.3

(注意)BL表現ございます。ご注意下さい。









心臓が、止まった。


たぶん、何秒か。






「チャンミン……裸で何してるの?」

「………」


その後、胸をがんがん殴るような脈が心臓を打ち出した。

だって僕ときたら、尻に太いバイブ挿れて手扱きしてて。ベッドを見下ろすと、溢れたローションやら、とりあえず出したディルドやら尿管器具やら、てらてらぬめってるバイブの残骸が散らばってる。


……これ、言い訳できる……?




「……ぁ、の…」

「みんな隣にいるんだけど……」

「……っ、す、いませ……っ、」


冷水を被ったように震えて、声が上擦る。
僕が振り向けない代わりに近付いてくる、今はまだそうだろうと願いたい僕の恋人。

見ないでとも、来ないでとも言えない。どの懇願も無駄なほどこのマンションの部屋は狭い。玄関からでも余裕で何が転がってるのか分かるはず。


「…凄いの、いっぱいあるね……」

「……」


すぐ隣の肩口に立たれて、上から降ってくるユノさんの声を呆然と聞いてた。


「えっち…」

「……」


僕のモノは完全に萎んで。後ろに挿れてるものを取り出したいんだけど、動いちゃいけない空気に僕はただ固まってた。


「……オナニーしたいの?俺、邪魔?」

「いや!違っ…!」


ふるふる頭を振って見上げたユノさんは、涙に滲んで表情がよく分からない。


「ユノさんとシたくて…っ!僕挿れて欲しくて頑張ってて……っ」

「チャンミン、声」

「あっ、……すいません…っ…」


耳を澄ますと、確かにユノさんの部屋から普通の音量の笑い声さえボソボソ聞こえる。


「……っ、ぁの、」


普通の男からしたら縁のない、エグい玩具に囲まれて。
普通の男が見たら、何て思うんだろう。


「…き、嫌いにならないで下さい……っ」


引かないで欲しい。何でもするから引かないで欲しい。けど、きっとそういうのが引かれる。どうしようもない。


「…っ」

「ああーもうっ!今そんな事言うなよ!」

「っ!す、すいませんすいません…っ…、」


ユノさんの張った声で隣の部屋が静かになってしまった気がする。こんな格好だし、ユノさんは怒ってるし、もう絶体絶命。
でも韓国に戻されたくない。振られてもこの人の傍に居たい。凄い性癖があるって噂されてもいいから、せめて一緒に仕事したい。酷い噂には、もう慣れっこだから。


「もう無理だ……っ」

「……ふぇ…っ、ぇ、っ…、」









ユノさんが居ないと、崩れてしまう








「もうホント、我慢きかないから」

「うぅ…っ、」


ぼろぼろ溢れる涙が胸筋の皮膚に流れて、滑稽だ。


「隣に声聞かれたら何とかする」

「……っ」

「でも部下だし…ちょっと頑張ろうね、シム補佐」

「……え。あ、っ、」

「これ、外していい?」


突き刺さったままのバイブに触れられて、今まで苦しかっただけのそれがユノさんに抜かれるって思っただけで快感に変わりそう。実際ユノさんの手で玩具を抜かれると、単なる排泄腔は敏感に悦んだ。


「ふ…っ、ぅ、ん」

「チャンミン、…こんなのがいいの?物凄いの挿ってるけど」

「だ、から、違…っ。ユノ、の大きい…からっ…慣れて、た方が、いいかと…は、ぁ…」

「……もう本当勘弁しろ……っ」

「…っ、え?」

「理性飛ぶんだって…っ、、!!」


外れた玩具がぼとっと床に落ちて、ユノさんが荒い息を繰り返しながら服を脱ぎ捨てた。
とても綺麗な男。
この人だけに僕は欲情する。

背中を倒されてまた四つん這いにされて、さっきの期待が甦ってくる。


「チャンミン、指一本くらいアナ開いちゃってるよ」

「ぁっ、ん…っ」


また指で押し広げられて、観察される。


「あ、締まった」

「だ、て……」


期待してるから。早く欲しい。


「……でもチャンミン、ぜんぜん分かってないからお仕置き」

「え?」


手首を取られて起こされた上体を抱きすくめれた。分厚くてふわふわの胸に圧を掛けられて、それが心地いい。ユノさんから放たれる匂いは清潔な石鹸の香りと香水の残り香。もう少し体臭があってもいいのにと、残念に思う。


「どれだけ俺がチャンミンに翻弄されてるか分かってない。本当気を付けて。めちゃくちゃにしそうで、…俺会社でも襲っちゃうかも……」

「……全然、アリですけど…」

「だーかーらぁ…っ!!そういう事を言うなよ、もう!俺オンオフの切り替えだけは自信あったんだぞ!」

「……」


いつの間にか僕はヘラヘラ笑ってて、よくこんな気持ち悪い奴相手にしてくれるよななんて考えてしまう。


「あぁ…その顔可愛い…っ、、誰にも見せないでっ」

「……」


ちょっと大丈夫かなと、心配してしまう。







ピンポーンピンポーン



「あ……」


「ちょっと支店長、シムさん大丈夫ですかー?」

「何かいるものあったら買ってきますけど!」

「ちょっと俺らも様子見たいんで開けてもらっていいです!?」


こんな中エッチするなんて無理な話で。次こそちゃんとホテルを取らないと不可能だなと諦めた。でもユノさんの気持ちがはっきり見えて嬉しくて。今日はこれでいいやと心から思える。


「ユノ、ここ片付けるんで戻りましょうか」

「……本っ当うるせーな、あいつら……」

「…え?」

「空気読めや、分かるだろ。普通」

「ゆ、ユノさん……?」

「チャンミン、ちょっと待っててね♪」

「……はぃ」


なんか、ユノさんが、

狼じゃなくて虎になりかけてます。。


素っ裸のままユノさんがインターフォンに腕を組んでボタンを押す。引き締まったヒップラインが格好いいけど。
…何だか唸り声が出てやしませんか?


「おい…」

『あ、支店長?』

「ちょっとチャンミンと明日の会議の案件話さないといけないから。トップシークレットのやつ」


トップシークレットのやつって……ちょっとあなた支店長でしょ。もうちょっとマシな言い方あったよね?


『あ、そうなんです?じゃあ部屋居ますんで終わったら戻ってきて下さいね!』


蛙の子は蛙って、こういうことか!
疑問持つよね、そこ、普通!


「チャンミン、大丈夫だったよぉ♪権力権力~♪」

「…わー、さすが支店長……」

「じゃあ、覚悟して」

「へ……」


ベッドの上に転がる玩具をローション以外すべて落としてゆく。
ゆっくり。
1つ1つ。
僕の目を切なげに見つめながら。
色っぽい。

初めてユノさんの前で裸になった時のように、緊張が走る。


「でも……声が……漏れた、ら」

「我慢して」

「と、トップシークレットで話すことあるんですよね?」

「あるよ」

「じゃあ、まずそれを話し合いましょう!」

「身体で話し合うんだよ」

「…っ、ぁ、ん」


足を思いっきり開かれて勃起したモノを僕のモノに押し付けられて、火が点る。蝋燭のようにとろとろと白い体液がもうすぐ出る。ユノさんに燃え上がらせてもらえるから。


「…俺、女の子だったら良かった?」

「え?」

「そしたら、チャンミンに無理させなくても良かったろ?」

「……」

「俺きっとめちゃくちゃにしちゃうよ、お前のこと」




望み通りの、言葉をくれる。















 
欲情するのは、貴方だけ








「男のユノさんがいい…。めちゃくちゃにされたい…っ!」


腕を回して、足でしがみついて、ユノさんの首筋を噛んだ。鉄の味さえ美味しいと思う。精液だって美味しいと感じる。

僕はユノさんにカスタマイズされてる。
ユノさん仕様に作り替えられてる。
脳味噌のネジがぶっ壊れてる。







それでも貴方は可愛いと笑ってくれる。






「チャンミン大好き。俺も噛ませて」

「…っ、あ、」


ゆるゆると僕自身を扱かれながら恥骨をがりっと噛まれて、何かの感覚が走るほど吸われた。快感なのか痛覚なのか分からない。たぶん痛いんだろうと見た目で判断する。鬱血が凄い。


「マーキング」 

「ぅ、ぃた…っ」

「浮気対策」

「しませんよ……」

「襲われた時の予防線」

「男ですよ、僕…」

「でも俺、堕ちたよ。完璧に」

「……っ、……ぅう、ぅ…、っ、」


「身体中付けるから。泣いても付けるからな。チャンミンが俺に飽きても他へ行かないように…」


「…っ、ふ…、」






泣くほど嬉しいっことで、本当にある。














本当にあるんだ









「…っ、ユノもう挿れて…!」

「挿れるだけが話し合いじゃないだろ?せっかち」

「うぅ…」

「お仕置きだよ。えっちなチャンミン♡」


壁越しに楽しそうな部下達の声を聞きながら、僕たちはリップ音とシーツの擦れる音だけを奏でた。だけどやってることは獣並みに激しい。


喰われてる、そんな愛撫で話し合った。


2月12日には相応しくない、汗が飛び散って、舞う。


「身体中、傷だらけにしてごめんね……」

「…はぁ、…っ、僕も付けた、から」

「……チャンミン本当、気を付けて。他の男や女にも」

「へ…?」

「俺のだからな」

「……そうですよ。知ってるくせに」

「挿れるから…」
 
「中出しして、ユノ」

「……」

「壊れてるでしょ…」

「俺がやりたいこと言ってくれてるだけ」


ぷっくりした亀頭が僕の蕾を探ってて。


「あ、そこ…」

「…いい?」

「ん」


ぐりっとユノさんが挿ってきた。玩具なんかより断然あったかくて、しなやかで。初めてを忘れた。
僕は極限まで足を開かされてたけど、それさえも「全部見たい」ってユノさんの一言で快感に変換される。痛みも苦しさもユノさんが変換してくれる。
快楽が脳天を痺れされる。


「ぁん、あ。…っ、あっ!う…声ぇ…っ」

「俺の指噛んでて」

「は、ぅ…あ.…猿ぐつわ、ある、けど、」

「…えっちすぎて目眩しそ…っ…」

「ふふ…ぁ、ユノ、、気持ち良っ、」

「俺も。チャンミンのナカ、気持ち良すぎ…いい…」


吸い込んで、押し出して、シンプルなその運動を繰り返す。隙間を作らずにぎゅっと抱き合って、汗でぬめる肌を舐めて噛んで吸って。目線が合うと唇は瞬間的に引き寄せられて唾液を交換した。


「ちょっと身体離して」

「ぅ、ぁ、っ、ふ?、ぅ、ゆ…?」

「口開いて」


腰を気持ち良く打ち付けなれながら、上から垂らされる唾液も飲まされた。


「ゆ、の…変態…っ」

「あぁ、その言葉クる…っ、、」









ピンポーンピンポーン









「……」

「……」








マタカヨ……









「シムさーん、宅急便でーす」



「……」

「…チャンミン、枕噛んでて」
 
「え」

「もう無理…出したい」

「え……でっ、も」


最後は反転させられて、バックでまたユノさんの竿を飲み込んだ。


「ふ、ぅ…っ、」

「ほら、腰振って…」




ピンポーン
 
「シムさーん」
 

「…っ、…、!」「チャ、ミ…」


手で尻を捕まれて、これでもかと奥の奥を突いて抜かれてまた突かれる。ローションかカウパーか汗の水分が弾んだ音を飛ばす。


「あれ、居ませんか?その部屋」

「呼んでも出て来られないんですよね」

「えー、おっかしいなぁ。支店長とシムさん話し合いしてるはずなのに」



「…、ぁ、ぁ、ユノ…」「だめ。止めない」




ぐっ、ぐっ、とナカで暴れ回るユノさんが熱くて、僕に興奮してるソレが嬉しくて。出せない矯声がさらに僕を煽った。


「…っ、ゆ、」「ぁ、締ま…出る…っ!」


ユノさんは僕のナカに出してすぐ抜くと、アナを指で広げながら僕自身を口に含んでくれるものだから、もう堪らなくなって。訳が分からなくなるほど身悶えた。

「ぃ、イく…し、ユノの、出ちゃうっ…、」
   
「いいひょ、ぜんふ出ひちゃいな」


ぷつりと中指が僕のナカに挿って。ぐるっとかき混ぜるように粘膜を掻っかかれて、


「あ″、が……ぃや、っ、、ぁぁ…」


後ろからユノさんの体液がこぷこぷ流れ出てしまって、もったいない。



「支店長ー!シムさーん!いませんかー?」

「なに、二人共いない?」

「また寝ちゃったんじゃない?」
      



「ぃ、ぐ…っ!」


前からは僕の体液がびゅくっと流れ出て、まさに精液まみれ。そんな不埒な僕の足を開いて満足そうに見るユノさんに、



僕はまた、欲情した。

















「声……大丈夫でしたかね、」

「大丈夫。揉み消す♪」

「揉み消すって…。……本当はね、初めてはユノさんの誕生日にシたかったんです…」

「…っ!!!か、可愛い可愛いカワイイカワイイ……、、、」

「ユノさん……大丈夫ですか?」

「でも今日も誕生日だから、良かった♡」

「え?」

「俺が6日生まれでチャンミンが18日生まれで。12日は真ん中バースデー♪」

「あー。……確かに」

「だから今日デートしようと思って、日曜だし。実はレストランとかホテルおさえてたんだ」

「……ぇえええ!?」

「ちょっと言い出せる雰囲気じゃなかったしあいつらも来ちゃったから、結局キャンセルしたけど、チャンミンのご機嫌が直って良かった良かった♪」

「え、すいません、うそ、どうしよ!」

「いいんだよ。ハッピバースデー♪ホ~ミン♪ハッピバースデー♪ホ~ミン♪」

「……それは誰?」

「2人の♡ホとミン♡」

「なるほど…♡」


































え?

俺の話も聴いてみたいって?


どれだけチャンミンのこと好きか、


教えてあげようか♡


でも、

ちょっとやそっとじゃ表現しきれない

愛だから




それはまた、次の機会に♪



























2月12日

♡HOMIN BIRTHDAY♡







後悔なんてしない
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後悔なんてしない~初エッチ編~ chap.2

(注意)BL表現ございます。ご注意下さい。








玄関のドア越しから、

今にも怒鳴り散らしてやりたいサエズリ達が、僕達の鼓膜を通り抜けていく。





「居ないんじゃない?」

「声しなかった?」

「支店長居ないってことは絶対シム君とこだろー。鍵開けっ放しだし」

「シムさん留守じゃん」

「でも休みは荷解きで掃除するって言ってたよ?」

「2人してお昼寝してるんじゃない?」

「きゃー萌えるぅ♪」「きゃー萌えるぅ♪」

「女子本当そういうの好きなー」








「……」

「……」


萌える以上のこと今シてるんで、帰ってもらっていいですか……?


「……ちょっと、まずいな…」

「……ですね」

「服すぐ着て!」

「え…でも…っ、!」

「いいからっ」


かばっと立ち上がったユノさんは、股下まで下がったズボンを急いで直してチャックしてる。膨れ上がったモノをぎゅうぎゅうに納めて、「なんか上着貸して」って側にあったチェック柄のシャツを取って腰に巻いた。結び目を中央に寄せて、確かに見た目は誤魔化せてる。


「チャンミン、ごめんな?」


サイドボードに置いてるティッシュを数枚取り出して僕の下半身をざっと拭いていってくれた。


「びちょびちょ。笑
俺も我慢できるかな。笑」

「……」


ユノさんは笑わせようとしてくるけど、うまく笑えない。
でも始めは僕だってちゃんと笑って仕方ないよねって言ってたんだよ。プライベートの時間帯だってそりゃ削れちゃうよねって。新しい赴任先で日本人の社員もいるし人間関係も一から築き上げないといけないし。



でもさ、、、




「……むー。。」












毎日ってどゆこと!?


休日まで!?


え、ちょっとおかしくない!?



いやおかしいよね!!?




確実に愛されてますよね!?この人!!




もれなく全社員から!!!






「……やっぱ社宅って面倒ですね……」

「うん……韓国では一人暮らしだったから、まさかこんな事になるなんて思わなかったな……でもまだ不慣れだし、今はここにいるしかないな……」

「ですよね……」


丁寧に僕のパンツとズボンも着せてくれながら、ユノさん狼はすっかり鳴りを潜ませてしまった。


「日本に慣れたら、ここ出よ♪」


乱れた髪をお互い直し終わると、ちゅっと音をたてたキスを与えてくれて、僕を玄関へ促した。


「はあ……」


住所を聞いた時は昇天しそうなほど嬉しくて。同棲みたいな隣同士の部屋にいろんな妄想が膨らんで。もうずっと一緒じゃん、やばい僕!ってニヤける顔が治まらなくって。


「……はいはーい」

「あー!やっぱいたぁ!はぁ、今日も格好いいですね、シムさん♪」

「遅いじゃないですかぁ~何してたんですかぁ!?笑」

「……シム君休日も綺麗っすね…ぁ、じゃないじゃない…支店長います?」

「…居ますね……すいません、ちょっと連日慣れないことばかりで疲れて二人共うたた寝しちゃってました……」

「きゃー、やっぱりぃー!」

「何ですか、そんなの俺らに言って下さいよぉー。お二人のこと全然サポートしていきますから!」

「……どうも。心強いです……」


おめーらのことだよ……


「おー、今日も来てくれたの?ありがとな♪」

「あー支店長、寝癖あるー。新鮮ー!可愛い。笑」

「支店長、今日おやつパーティーしましょうよ。日本の流行ってるおかし皆で集めてきたんで」

「おお、甘いの好きっ。ありがとう♪」

「夜はどうします?鍋とかにしましょうか?」

「そうだな、いいな鍋♪チャンミン何鍋がいい?」

「……」


全然……2人の時間ない……。


「僕は、…すいません。本当にちょっと疲れてて、風邪かもしれないんです。皆さんに移すと申し訳ないので、ユノ支店長の部屋でやってもらっていいですか?」

「チャンミン…」

「え、シムさん大丈夫?」

「病院行きます?」

「いえいえ、寝てれば治ると思うので。笑
心配して頂いてありがとうございます」

「じゃあ、調子良くなったら何時でも支店長の部屋来て下さいね?たくさん食べるものはあるので♪」


おめーの部屋じゃねーだろ


「はい。笑」

「……みんな、先に俺の部屋入ってて。寒いし。俺ちょっとチャンミンから借りるものあるから」 

「「「「はーい♪」」」」


集団行動の何が楽しいの?この人達…

 
「……っ、」


あーダメ。汚い言葉がどんどん出てくる。

一旦閉ざされた扉を確認してすぐ踵を返した。
こんな自分をユノさんに見られたくない。


「チャンミン!」


あんなにあんなに耐えた片想いだったのに。実った途端、一気に浅ましくなってしまった。人を憎むようになってしまった。

醜い、僕。

なのにベッドに潜り込んだ上から、優しい重みが僕を包む。


「チャンミン……誕生日も、本当は何か用意してくれてたんだよな?本当にありがとう、……行けなくてごめんね?」


右も左も分からない東京で。韓国語のガイドブックを読み漁って、日本に詳しい友達にも電話で何度も相談して、男同士だからお洒落過ぎなくてでも汚くもないイタリアンのお店の予約を取ってた。異動が決まった日に韓国から国際電話を掛けて。
ようよう聞き取りあえる会話で、シンプルにでも豪華にって伝えて、必死すぎて電話口に笑う声が聞こえたけど、とにかくそれだけはお願いしますって伝えて。
それで夜は部屋に戻って、「僕が抱かれます」って言おうと……。


「……仕事しろって話ですよね……うぅ…っ、」

「チャンミンは仕事ちゃんとこなしてるだろ?俺が引っ張って日本連れて来たんだから胸張れよ。……泣かないで……俺、お前の涙弱いんだ……」


でも2月6日はオールの飲み会になった。ユノさんの誕生日を祝いたい人達で溢れてた。平日なのに。週明けなのに。ユノさんを奪いあう執念すら感じた。


「……う、う″…ちゃんと、闘わないど…っ」

「え?タタカ?」

「……っ、、」


予約したお店は当日キャンセルした。電話を掛けると、熱意に感激したと特別なケーキと特別に仕込んでくれてた料理もあったらしい。平謝りしてお金を支払うと言ったけど、「幸せなお祝いをされたらそれでいいのです」と断られた。日本人のホスピタリティーにこちらが感激した。カラオケボックスの、廊下の片隅で。


だから何だ。
こんな事で泣いてる場合じゃない。


「…んっ、」


でも、今は……
かなり半端にされて下半身が疼く……
 

ユノさんに内緒で開拓してしまった、





僕の身体




「すいません……違うんです。自分が情けなくて……っ、いいから早く戻って下さい。本当に、落ち着いたらそっち行かせてもらいますから……」

「本当に?」


頭を布団の中でこくこく振って泣き虫な僕を隠したのに、「もう…なんでこんなに可愛いの……」って力強く布団越しに抱き締められるから余計泣けてしまう。


「僕から行くので。本当に気にしないで。そっちで待ってて下さい」

「じゃあ、待ってるからな?」


頭だけ出して「絶対行きます」というと、とてもほっとした顔のキスを額に授かった。


これは奇跡なんだ。
ユノさんに愛想つかされたくない。







ガタンと閉まる音が響いて、ユノさんは僕の部屋を出ていった。起き上がって、ユノさんの足音を追う。




「ユノ……」


落ち着いても、涙が滲む。







数歩聞こえて、次は玄関の開閉音。隣からわっと賑やかな歓声。ユノさんの返事も微かに聞こえる。
素直に安堵で力が抜けた。
しばらくは誰もここへ来ないだろうから。


「……よし」


ユノさんの部屋へ行くにしても、一回ヌかないと。こんな状態で何時までになるかも分からない集まりには行けない。もう疼いて仕方ない。

ベットサイドの引き出しから簡易式の鍵を外して、どぎつい玩具達とローションを取り出した。


「どれにしようかな…」


僕は本当に、この2年間アホみたいなオナニーをしてきた。

ユノさんとセックスしてるみたいに。
ユノさんに何されても悦べるように。

 



絶対に、言えないけど。





ローターはもちろん何種類もあるし、尻栓も尿管ものもけっこう試した。前立腺を自分で見つけた。ディルドを使って後ろでイける時もあるし、猿ぐつわとか鞭とか一人じゃ使えなかったけどとりあえず揃えてる。

でもやっぱり付き合える事になって頻度が高くなったのはバイブレータ、の極太のやつ。いざって時に痛くて挿いりません、止めて下さいなんて死んでも言いたくない。


「やっぱ、もうちょっと拡張した方がいいかも…」


タオルをベッドに敷いて、汚れないよう全裸になってからローションを手で暖めた。すでに半勃きのモノは置いておいて、蕾に指を一本挿れる。

ユノさんにさっきまで舐められたトコ。


「…っ、すご…、舐めっられ…たっ、、」


壁越しに、ユノさんと皆の声高な笑い声が聞こえる。


「…ぁ、ユノ……、ゆ…っ、」


二本目を挿れて、慣れたところで指を抜いた。

付き合い出してからのオナニーは、彼の名前を呼んでいいことにした。それまで「ヒョン」としか口に出さなかったけど、付き合ってるし、それはきっと許されるんじゃなかろうかと自分で勝手にそう決めた。
まさかオナニーする時「ユノ」って呼んでいいですか?なんて本人に聞くほどまだ狂ってない。ま、一歩手前にかなり近いけど。


「普通サイズから…」


標準の太さの竿模型を尻の後ろの入り口に位置調節して。


「ん、はあ…、」


突きだした尻の後ろに少しずつ挿入していく。けっこうすんなり挿いるソレ。自由がきく分、バイブのスイッチを入れて振動させながら腹側を探って前立腺を刺激する。


「は、ひ…っ。ゆの、ぃぃ…、」


こんな風にバックで突かれたら、どんなになっちゃうのかな。
フル勃起したモノがゆらゆら揺れながらカウパーを撒き散らしてて、ユノさん…って頭で思うほどてろてろ垂れてゆく。


「ユノ…ユノ…、ぁ、ぁ」





分かってる
ド変態だって



でもユノさんを受け入れたい。
僕たちはまだセックスしたことがない。

ほとんど会えなかったし、エッチなことする時も手でしたりフェラし合ったりしてイってた。
お互いノーマルで、今まで女の子としか付き合ったことないし、他の男になんか欲情しない。だから、どっちが受けてどっちが攻めるのかなんて決まってない。

だけどふざけたキスがきっかけで、先に恋に堕ちたのは僕の方だから。

ユノさんは酔うとキス魔になるし付き合う前はピンサロも行ってたから、たぶんかなり性欲が強いんだと思う。


「挿れ、…て、っ」


男根なんて挿れられたことないから本当は凄く怖いけど、玩具で色々やってきたからたぶん大丈夫。ユノさんに、やっぱり男は気持ち良くないって思われたら振られるのかな。


「……おっきい方、挿れよ…」


今の自分が一番気持ち良くなれるサイズを手離して、極太に交代する。ユノさんのサイズに近いものだけど、ちょっとまだ挿れて苦しい感じがある。


「ぐ…っ、ぅ……ふ、う」


ローションをよく塗って、思いっきり息を吐いてそのタイミングで後ろに挿入してゆく。あまりの存在感に自分で動かそうとはまだ思えない。振動もできない。挿れてアナを拡張する、そんな感覚。


「はぁ、はぁ、」


さっきまで元気にしてた僕のモノも違和感を感じたのか少し萎んでる。右手で扱いて奮い起たせると、まあなんか前の気持ちは良くなる。四つん這いがしんどくなって、膝立ちに変えて。極太バイブが抜けないように左手で抑えながら右手のピストン運動に意識を集中する。


「ぁ、イ、き…っ、そう…」


ユノさんに早く挿れてもらいたい。
本当は今すぐ愛し合いたい。


隣から聞こえる笑い声に虚しくなりそうになるけど、いつも妄想してたユノさんはすぐ頭の中に出てくる。


「あ、ふ…っん!ぅ、…っ、、ぁ、」





好き。


好き。





大好き。


 


「も、っ」





後ろにユノさんの竿全部挿れられて、前はユノさんの手に弄ばれて。そんなことされて気持ち良くなっちゃう自分設定。


『え、もうイくの?前も後ろも俺のそんなに気持ちいい?』

「は…っ、だめぇ、ら、っ、ぃい!」







頭の中で火花が散る。
急速な射精感がせり上がる。





「は、ぃく…っ!」


「チャン、ミン……」


「え」




「…………」






後ろの正面が、



 



「………へ…ぇっ?」












振り向けない。









次の更新は~……とにかく今日です!。゚(゚^∀^゚)゚。アイラブホミン❤
後悔なんてしない
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後悔なんてしない~初エッチ編~ chap.1


(注意)「後悔なんてしない」という物語の続編になっています。宜しかったらそちらをお読みになってから~初エッチ編~をお楽しみ下さい。もちのろんで、BL表現ございます。ご注意下さい。ホミンちゃんです♡












2月12日(日)PM2時12分







僕たちは今、




とある危機に瀕していた。














「……」

「……」


日曜の午後、ぼんやり。僕のベッドに並んで腰かけて。まだよく理解できてない日本語の情報番組を観ながら。
テレビの液晶画面には日本人社員が教えてくれた流行りの芸人が笑いを取りながら食レポしてる。


「あ、ここ俺たちの支店から近いな」

「……そうですか…」

「…え、と……。へー!ワインが美味しいらしいっぽいな?今度行くかっ」

「うちの支店綺麗なコいっぱいいますもんね。いいんじゃないですか?誰か誘って行ったら」

「………チャンミン」

「はい?」


ユノさんと付き合いだして2ヶ月。だけどユノさんが日本拠点本部の幹部支店長として就任するため、去年の年末は2人でゆっくり過ごせることもなく、年明け早々彼は日本へ飛び立った。僕が本部付けの正式異動で支店長補佐としてやっと追いかけてこれたのは10日前。つまり、付き合ってると言ってもほぼ会えてなかった。


「なんか、…ど、どうした?」

「何がですか?」

「日本に来てから……変だろ?」


だから泣くほど嬉しかった。いや実際東京行きの機内の中で、改めてユノさんの傍に行ける実感がこみ上げてきて泣いた。CAのお姉さんにびっくりされて声を掛けられたけど構わなかった。これからまた新たにユノさんを狙う男や女達と闘うであろう職場(戦場)に気分は重いけど構わなかった。

ユノさんの誕生日に、間に合ったから。


「変なのはユノさんの方じゃないですか?」

「え?」

「……分からないんなら、いいんです別に。すいません、ちょっと今日はもう自分の部屋帰って下さい。1人になりたいんで」





決めてたんだ。



2月6日


ユノさんの誕生日に、僕を捧げたいって。




なのに……。。









「……やだ」

「っ、やだってもう子供じゃないんだから帰れますよね?しかもユノさんの部屋隣でしょ!?」


ユノさんは、恋人になった途端ものすごく可愛くなって甘えてきてくれるようになった。メールも絵文字やハートが添えられるようになって、それがまた恋人の証みたいに思えて射抜かれた。普段は皆を根こそぎ引っ張り上げて、士気を高める格好良くて面白いユノ支店長とのギャップが堪らない、僕だけが知ってるユノさん。
だからほら、甘えられると僕はとことん弱くなる。


「チャンミン、……ここに居ちゃだめ?」

「……っ、だから嫌ですって……」


捨て犬のようにつぶらな瞳で覗きこむユノさんを手で顔を覆ってそれ以上見ないようにした。
それでも分かる、右からすすっとシーツの擦れる音、近付く気配、強くなるユノさんの香水。








気を付けて



この人は、「可愛い」を被った狼だ。







耳朶をぷくっとくわえられて、


「ひ…っ」

「キスしよう…」


僕たち以外誰もいないのに、ひっそりと僕だけに囁く。吐息を吐くように。ぞくりと底に堕ちる目眩。


抗おうと身体を反らせても左腕に抑え込まれて、動けなくなったその隙に耳から滑らせた舌が僕の首筋を舐めとる。


「も、ぅ…っ、や……っ」

「なんで?気持ち良くない?」

「あっ、ん!」


ジーパンの上からすでに緩く反応し出した僕自身を揉み込まれて腰が動きそうになるのを堪えた。


「ちょ、と!本当ひ……っ、ふ、う…」


振り向いたら最後。口を開くタイミングを図ったように、ユノさんの舌が僕の咥内に侵入し舌を絡ませてきて、僕は受け入れる以外の術を知らない。
舌を吸われて舌を吸って、こぼれそうになる唾液をまた吸い合って同じ体温になってゆく。
首に腕を回して。お互いの荒い呼吸。下からは器用に片手で僕のベルトを外す音。
堪らない。興奮する。


「ほら見て」


キスに促されて閉じてた目を開けると、恍惚と見下ろすように僕の唇を見ながらまたぺろっと舐めるユノさん。はあ、はあ、と半開きの小綺麗な口が紡ぐ興奮がひどく扇情的。
もうマジで喰われたい、この人に。


「自分の見て。勃ってるよ」


わざと少しだけ脱がされて局部がすうすうする。根元の裏筋辺りでボクサーパンツがもたついてる。見なくても分かるのに、何度も見ろと言う。恥ずかしいからなかなか下を向けないでいる僕を可愛いと言う。


「お前ホント……会社にいる時と全然違うからヤバい……」


僕が思ってる、同じことを言う。
 

「舐めようか?それとも俺の舐めてくれる?」


僕の欲しいものを言う。


「……舐、めたい…」

「おいで」


ベッドに乗り上がって膝立ちになったユノさんが、僕に見せつけるようにゆっくり白いジーパンをトランクスごと下げていく。勢いよく飛び出した巨根に思わず唾を飲み込んでしまって、また可愛いと笑われた。


「四つん這いでネコみたいにシて……まだくわえないで。舐めるだけ…」


注文をつけられる度、カウパーが出てないか心配になるほど下半身が熱くなる。でも剥き出しにされた尻しか見られないから大丈夫かとちょっとほっとして、舌を伸ばして勃起した竿の先端をぺろんと舐めた。ユノさんの味。糸がひいて、ああ、ユノさんも興奮してるんだと思うと、もっともっと舐めたくなる。
穏やかな日光が淫らな僕をくっきり浮き彫りにするけれど、それがユノさんをさらに燃やすらしい。尻をやわやわと揉まれながら。僕はぱんぱんに膨れ上がったモノを。
上から。下から。横から。
ペロペロ舐めて、でもこれだけじゃ刺激は弱いはずだから、早くくわえていいって言われたい。もっと気持ち良くなって、僕で。


「は、ぅ……上手……」

「ん、ん、ん…」

「いつも涼しい顔してるのに……こんなエッチになるなんて反則だろ…っ…」


ユノさんだから。
今までの僕は全くのノーマルだったし、もしかしたら淡白な方だったかも。でもユノさんを好きになって僕は完全な変態に生まれ変わってしまった。片想いの2年間ほぼ毎日ユノさんを想ってオナニーしまくってた。虚しさと欲望の狭間で、誰にも言えない行為を日々試した。今さらエッチだなんて可愛く言われても、それはただ僕のアドレナリンを増やすだけで。晒された僕自身から、とろとろと体液が垂れてゆく。あり得ない身体の反応。

ずっと欲しかった。この人だけ。

もうくわえたい。
竿が駄目なら、と顔を下に回り込ませて蚕の繭のようなタマを口に含んで柔らかく吸った。ユノさんの匂いが強くなる。体臭の少ないユノさんの好きな所。
僕は夢中で本物の猫になってしまっていたから、突然に股関を刺激されて目が見開いた。


「ふ…っ!ん、ぅ、…っ、」

「あ、何?…あ、我慢汁かこれ…びしょびしょ…凄いな」

「うぅ……っ、は、あ、うん…」

「腰引くな。ほら、乳首にも付けてあげる…」

「や…っはあ、っ」


左手で竿を牛の乳絞りみたいに扱かれながら。絞り出されたカウパーまみれのヌルヌルな右指に胸の突起を摘ままれてくりくり擦られて狂いそう。勝手に腰が揺れる。ユノさんのタマを転がす舌が震えて上手く出来ない。「4本足」で上手く立てない。僕の鼻を押し潰してた巨大なモノがまた質量を増す。
堪らない。気持ちいい。


「チャンミン…名前呼んで……」

「ふ…の……っ、うの…っ」


ベッドの上での決まり事。「ユノ」と言うこと。
“支店長”も“ヒョン”も“さん”もいらない。そのままの自分を呼べとユノさんは言った。

それがどれほど嬉しいことだったか。


「…っ、あぁ……顔埋められて呼ばれるの、いい……チャンミンもやってみ?」

「…へ?」


もうやってるのに?と思った瞬間、身体を反転されてその勢いでパンツもズボンも剥ぎ取られた。
ちょっと手慣れ過ぎてやしませんか?
あと身に付けてるのは、鮮やかな青がお気に入りのVネックセーターとシマシマの靴下だけ。なんか幼稚でみっともない。
せめて靴下だけでも脱ぎたいと思うのに、足の間に分け入られて覆い被さるユノさんに阻止された。そそり立つモノとモノが触れて、なんか、心地いい。


「……いい!靴下なんかめちゃくちゃいい!そのままっ」

「そ、ですか……?」


今度は尻尾振って飛び付いてきたハスキー犬みたいに見えて、もう胸は鷲掴みにされる。

この人になら何されてもいい。
この人の思い通りにされたい。

こうやって僕はユノさんに盲目で、いつの間にかこの人が狼だったって事をいつも忘れてる。


「じゃ、やるな♪」

「え?」

「足抱えて。離すなよ?」


膝裏を両手に持たされて興奮する。だってユノさんに丸見えで恥ずかしくて、燃える。
男というのは分かりやすいから。期待してしまうとびくびく竿が上下に首を振る。丸見えのソコが見事にお辞儀を繰り返して、ユノさんは可愛いと頬を撫でてくれた。


「どこ舐めて欲しい?」

「……全部」

「いいよ。なぁんでも。舐めてあげる…」

「んぁ…っ!」














僕はたぶん、脳味噌のネジが何本かぶっ壊れてるんだと思う。








「ぁ、ユノ!…、…、は、あぅっ、…、ユノ、ユノ!…っ、うぅ…っ」

「やっは…ココだひょな?ひゃんみん」

「喋るの、ダメ…っ、やめ、て…」

「ひゃんみん…。おいひいよ」

「ぅそっ、ぁ…、イくから…!やめ…っ」

「ひゃんみん、ひゃんみん、、」


蠢く咥内の強さと速さにも、リップサービスのような言葉攻めや卑猥な水音にも、タマの皺を伸ばすように吸い上げる唇にも、陰毛をくりんと摘まんで遊ぶ仕草にも。ユノさんの全部が快楽に溺れられるように、きっと僕はカスタマイズされてる。


「ダメだって。ちゃんと持って」

「……っ、すいませ……っ」


息も絶え絶えに。

力の入らない腕で外れてしまった両膝を何とか持ち直すと、そのまま尻を持ち上げられてちょっと首が痛い。膝が耳に着くまで折り曲げられるから、さすがに恥ずかしくて血が頭に登った。


「や、っ」

「どこもかしも綺麗で……参るわ…」

「ぁ、うそ…っ、あ、嫌!ユノやめて、…ぁっ、だ、やだ!ふ、ぅ、ぁん」

「気持ちいい?」

「ぅぅ…っ、ふ、ぁ」

「チャンミン教えて」


尻を天井に向けたまま後ろを指でこじ開けられて、ナカの粘膜を舌で擦り舐められて死ぬほど感じる。そんなとこまで舐めてくれるなんて、と感動して目に涙が溜まる。


「…気持ち、いい…っ。も…や、ばぃ、」

「えっち♡」


だって本当。夢のような人だったから。
じゅちゅっと吸われたり舌を尖らせてぐりぐりされたり、憧れの人が柔らかい日曜の陽射しを浴びながらそんなこと僕のアナにシてる。

麻薬に侵されて幻覚を飛ぶようにどうしようもない台詞を口走れる。


「も、ぉっ、フェラしたいぃ…っ、ユノのフェラしたい…っ、ユノぉフェラぁ、、」

「もう……っ、何なのホント…っ」


誕生日とかどうでもいい。
今日がいい。
今がいい。

愛し合いたい。
僕に挿れて欲しい。


「ユノ…!フェラしたら挿れ…っ」




ピンポーン








「……」

「……」










ピンポピンポピンポーン









「……」

「……」














キヤガッタ




キョウモ










また明日…なーんてことにはしませんよおおお!!次の更新は16時12分!ホミンバースデー連打祭りで興奮しちゃいましょう❤❤❤(まだ書き終わってないので、めちゃくちゃ今焦ってます。゚(゚^∀^゚)゚。)
後悔なんてしない
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片割れ chap.9 番外編#31 チャンミンの平行世界












一緒に暮らして
一緒に仕事して
一緒に1つのベットに入って

よく考えてみなくても、僕たち2人にデートなんて概念は今までなかった。
だって待ち合わせなんてしなくても居るんだから。どこかに行っても、必ず帰ってきてくれるんだから。そしてユノは、外に出るととても目立ってしまうから。

部屋でご飯を食べて、何とはなしにDVDを観たり音楽を聴いたり。
そういうものを、大切にしてた。





「へー。こんな所にお店あるの?住宅街の中?」


ユノの車を停めて、駐車場からお店までの道を2人で歩く。

予め電話で確認を取ってくれたユノは、「暇だからって貸し切りにしてもらえた♪俺はジュースでも飲むわ」って銅雀区までの道のりを明るく運転してきたけれど、飲食店を2人で貸し切りにしてアルコールも飲まないなんて失礼な気がしてはらはらする。ユノはまったくその事に気付いてないのか気にしてないだけなのか分からないから、せめて僕だけはきちんと味わおうと思った。

辺りは少し年数を経た一軒家ばかりが建ち並んでいて、高層マンションは見当たらない。どこも寝静まっているのか、灯りは街路灯と月だけ。道端の紙屑が夜のそよ風に乗った。


「そっ!穴場~♪俺が弱った時とか話を聴いて欲しい時とかに、1人でたまに来る店」

「知らなかった……」

「チャンミナはどこに誘っても来てくれないだけだろ。俺何回がっかりしたことかー」

「だって、、ユノと出ると誰かしら集まってきてその場が賑やかになるんだもん。僕はそういうの少し苦手だから」


ユノは、ふとした時に自分の手の内を見せてくれる。自分の弱さを見せてくれる。
それは強くあろうとする者にしかできないこと。


「まあな~、でもここは誰にも言ってないぞ。チャンミナが彼女を宿舎に連れて来たって勘違いした時も、この店でずっと飲んでた。とても1人じゃ居られなかったから」

「……」


本当に、強くて優しい男。


「11月だったな」

「11月…」

「そう、カルボナーラとワイン用意してくれてた時だよな?」

「……。そうでしたっけ?」

「そうだよぉ」


とぼけた僕を笑いながら、ユノは一角の家の看板も掛かってない、でも確かに重厚な赴きの扉を開けながら。


「その時気付いたんだ。チャンミンが好きだって」


不敵な流し目でまた、“水”を注いでくれる。




貴方は素晴らしい






「……注がれ過ぎて骨抜きにされそう……」

「?マスター、来ました」

「お待ちしておりました、ユノさん」

「…え…」


つい最近、聞いたことのある声が出迎えてくれて。

ユノの背中越しに、その声の主を見た。
僕はきっと笑ってた。
あまりにも、嬉しくて。


「いらっしゃいませ。その方がユノさんの?」

「そうです」

「そうなんですね。初めまして。こじんまりした店ですが、どうぞごゆっくりお過ごし下さい」


柔らかくお茶目に、ふさふさの白髪をオールバックにした老人が微笑む。かっちりバーテンダーの制服に身を包んだ姿は見たことないけど、僕はその人を知っている。


「今晩は…」


平行世界にはそれぞれの『自分』がいて、それぞれの道があったとして、それぞれの選択が違ったとしても、きっとどこかで繋がっている。

こんなふうに。


「チェさん、…ですよね?」

「……はい、左様でございます……」

「え、チャンミナ、マスターのこと知ってるの!?」

「……申し訳ございません。貴方様にお会いしたことがございましたか?年を取ったためか記憶違いで……本当にお恥ずかしい。申し訳ございません……」

「いえいえ!違います違います!」


カウンター席に座った僕に深々と頭を下げられて、こっちが恐縮してしまう。僕には親近感と感謝しかない。


「マスターにお会いしたことはないんですが、…家政夫のチェさんにはお会いしたことがあるんです」

「え?」「え?」

「珈琲とウィンクがお得意ですよね?」

「……あらま」

「え、チャンミナ何で知ってるの!?」


リュックに揺れるペアキーホルダーを外して、訳の分かっていないユノを尻目にマスターにそれを渡した。これはチェさんのものだから。


「それ俺があげたやつ……ミッキー君とミニーちゃん……付けれなくなってごめんな

「大丈夫、これはユノに貰ったやつじゃないから」

「?」

「これ……前にお若いお客様から頂いたまま見当たらなかったんです。……なぜ貴方が?」


ほら、こんなふうに

繋がっている


「あの、、突然で変な奴だと思われるかもしれませんが、……パラレルワールドのお話してもいいですか?これは貴方に返さなきゃいけないんです、僕」

「はい。そういうお話、大好きですよ♪」

「???」


それからもユノそっちのけでチェさんと話して、彼の出してくれるお酒は予想通りどれも最高に美味しくて。結局普段は出してないという珈琲までご馳走になった。懐かしい味に口元が緩んだ。
酔っ払いの戯言かと思われたかもしれないけど楽しくて仕方なかったのは、アイスチョコを作って貰って嬉しそうに飲むユノが隣に座ってるから。


「また是非お越し下さい。ユノさんとご一緒に♪」


ユノが隣に居るだけで、嬉しくて楽しい。











車の助手席で待っていると、お会計を済ませたユノが息を弾ませて運転席に乗り込んできた。
エンジンの掛かる音が好き。
始まりの音に似てる。           

「もうちょっとデートしようか」

「どこ行くの?」

「海とか?着くまで寝てていいから」


少し酔ってるのかもしれない。
とても嬉しい。とても楽しい。
さっき僕が書いた歌詞に勝手に音程をつけて口ずさみながらユノはハンドルを切る。ギュラインの曲に比べたら陽気なリズムだけど、それはそれで悪くないなと思った。


「ユノは……作曲してみたいの?」

「そうだな。してみたいな。俺が作曲してお前が作詞して、いつか一緒にそれを歌えたらいいな」

「そう…」


また、夢がひとつ増えた。
本当に面白い人。この人と居ると、立ち止まる暇なんてない。
至って冷静に相づちを打ったのに、何だか妙におかしくなってきてくつくつ笑い声が漏れた。


「なんだー?チャンミナぁ?」

「いやだって。楽し過ぎて♪」


やっぱりユノがいい。
ユノが大好き。
離れられない。

ユノは「また何かからかってるんだろ」って溜息ついて苦笑いしたけど、本当にそう思うから。


「夢を見たよ」

「どんな?」

「……電車にね、乗ってるんだけど。間違えて他の電車に乗っちゃって。それでまた帰ってくる夢。そしたらそこにユノが居て、おかえりって言ってくれましたよ」

「『おかえり』♪」

「ぶふっ。どうも。ふふっ」

「他の電車は楽しかった?」

「え……」


ユノは昔から、少年のように純粋に僕の話を聴いてくれるから。他の誰も疑問に思わないことを聞いてくる。誰も気にも止めないようなことを思いつく。なぜそのように考えられるんだろうと、はっとさせられる。いつも自然と、傍に居てくれるだけで。何も持たずに僕の中へ存在する。

交差点の信号が赤で停まると、さも現実の話のようにこちらに向き直って聴いてくるから、この人は本当に分かってるか?って疑いたくなるほど。


「パラレルワールドに行ったんだろ?どうだった?」

「……やっぱこっちがいいやって思ったかな。ユノもいるし」


最後の言葉がやっぱり照れくさくて外の景色を見渡すように反らせた顎。を、捕まれて戻された僕の唇にユノの唇が降ってきた。
突然過ぎる。全然予測できない。


「…っ、な…っ!」

「だろ?俺がいいだろ?」

「なな、何やってんの!?こんな、外でっ」

「だってデートだし♪」

「だか、だからって誰かに見られたらどうすんの!?馬鹿かっ!」

「大丈夫っ。窓にスモークちゃんと張ってる」

「前全然見えるじゃん!」

「誰も居ないの確認した。チャンミナ耳赤いよ?」

「……っ」


そう言って耳を掴むように触れてくる長い指を、僕は拒めない。
拒みたくない、から。触れて居たいから。


「かぁ~わい♪」

「……っ」

「自分からは大胆にくるくせに不意打ちは弱いよなー」


本っ当ウルサイっ、この人…っ。


「お、やば!」

「ちょ、早く!ユノ!」


後ろから鳴る苛立ったクラクションに助けられたけど、どうやら今夜、僕はユノの掌に居るらしい。










ユノが連れて行ってくれたのは、月尾島の海岸だった。いつも移動で使ってる仁川空港がすぐ先に見える。でもこちら側から空港を見たのは初めてで、こんな観光地にユノと来るなんて考えたこともなかった。



「寝てて良かったのに」

「いや、そんなわけにはいかないでしょ」

「どうしようか……外出ても大丈夫かな」


ユノが少し前のめりになって左右を確認するのは、人の気配。有名観光地だから、夜中に散歩してる人もいるかもしれない。
だけどそれよりも月灯りを閉じ込めて光るユノの瞳に惹かれた。睫毛が柔らかい影を作って美しい。


「折角だし……ちょっとくらい、いいんじゃない?」

「じゃあ、ちょっと出るか」


ドアを開けると一気に塩の匂いが舞い込んで、外に出ると爽やかな風を感じた。仁川空港の航空障害灯や誘導灯がイルミネーションのように瞬いて、暗くて見えない海のさざ波が聞こえる。


「……気持ちいい」


済州島の海を思い出した。
スペインの海を想った。


初めてキスをしたり、付き合い出したり。

僕たちの始まりは何かと海が繋がってる。

この海からは何が始まるんだろう。
聞けない質問を聞きたくて振り返ると、ボンネットに寄り掛かったユノが月光越しに紫煙を燻らせてた。

そして僕を見てた。


「……海見た方がいいんじゃない?」

「海もちゃんと見てる」















 

ドキドキする。






いつも抜けてたり部屋の片付けができないユノが、わざとなんじゃないかと疑いたくなるほど格好いい。


目線を流してまた見えない海を見た。今夜の月は海を照らすまでの力はなく、凝らしても見えない。その先に何があるのか、不安になるような闇が海のずっとずっと先の地平線にあるような気がした。


「誓いますから……」


風が強く吹き抜けて、僕の声をさらった。
ユノには聞こえなかった。


「守るからね」



この海から始めよう。


何かあった時は、ユノは僕が守る

格好悪くても、
格好良かった『チャンミナ』みたいに






「え?なにー?」

「……ジョーカーになりたい!」

「へえ?」

「不良とか悪者って自分の欲に忠実だから。やりたいことやってて羨ましいじゃないですか」


それに隠して、守れるものがあるなら。


「……お前って、やっぱり本当に面白いなぁ」

「それにバットマンはジョーカーを殺せないから。殺されなくて済む♪」

「そうだっけ?」

「そうっすよ~。どんなにジョーカーがめちゃくちゃやっても、正義感とモラルでバットマンは誰も殺さない。ユノにぴったり♪正義のヒーローっぽい!」

「えぇ、…そっかな♪♪」

「……」


乗っかった……楽し過ぎる、この人。
はにかむユノが本気で照れてて、笑っちゃいそうなのを必死で堪えた。


「そう!ユノがバットマンで僕がジョーカーで…永遠に戦い続ける運命!!」


僕が戦闘態勢に構えると、ユノは何とかうろ覚えのバットマンを真似ようとし出だすからもう面白すぎて。結局爆笑しながらユノを運転席に押し込めて僕も助手席に乗った。





















永遠なんてないけど



永遠に誓うよ、ユノ












デートしてくれて、ありがとう











ありがとうございました。駄文のため、かなりかなり分かりにくい内容だったかと思います。好き勝手やらせて頂きました、ありがとうございます!あと20000拍手リクのta****様、あらぬ方向へ進んでしまい、この番外編でお応えしたかったのですが失敗したと思います。大変申し訳ありません。
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「貴方の心をホミホミします」の企画告知です。










こんにちは、りょう(ゆのっぽん)です。











ユノインセル、おんぶ記念日……素敵な日々が続いております♡(←おめーは何でおめでとう更新しないんだよっ、と……お祝い?しました。心の中で。。アチャー_φ(TдT ))



とにかく!!!



❤2月はホミンホパラダイス❤








☆企画タイトル☆

~貴方の心をホミホミします~


☆更新日☆

2月12日、日曜日(ホミンbirthday)


☆更新時間☆

こちらのブログの更新時間は午後2時12分です。


日曜日の昼下がり、2人がエチエチします🎵良かったらリアルタイムで見て(読んで)あげてください。笑







※参加ブロガー様で異なりますので、お手数ですがそれぞれのブロガー様の告知記事で御確認をお願い致します。


☆テーマ☆

エロ
(エロの定義は各々で違います。その世界観の違いをお楽しみ下さい)


☆参加されるブログ名(50音順)とブロガー様☆

各作家様のブログ名をクリックするとそれぞれのブログへ飛びます。




AMORE :さんちゅ様 http://sanchu3n.blog.fc2.com/

苺な彼とビールな僕 :紫苑☆様 http://yukision.blog.fc2.com/

With love...TVXQ :あゆ様 http://0206shin.blog.fc2.com/

Colorful :あらた様 http://sunshine0206.blog.fc2.com/

シアワセ色に染まる :NB様 http://sweetstrawberryh0m1n.blog.fc2.com/

世界でいちばん欲しいもの :yadaおべ様 http://privatter.net/p/2134534

DEEP SKY :くるりん@様 http://pretzpori.blog.fc2.com/

tottoko SPACE :はむ太郎様 http://tottoko0212185.blog.fc2.com/

なまらMEN恋 :なまら様(サスム様・ホランイ様) http://tigerbambi5.blog.fc2.com/

ホミコネ隠れ部屋 :じゅりこ。様 http://yunmin2618.blog.fc2.com/

水玉の囁き :水玉様 http://mizutamashiratama.blog.fc2.com/



そして私、りょう(ゆのっぽん)も参加させて頂くことになりました。




尽力して下さった、はむ太郎様、あゆ様、本当に本当にありがとうございます。

参加させて頂いて恐縮すると共にありがたいです。
このエッチなお祭り騒ぎを皆様と楽しんで萌え(燃え)尽くせるよう頑張りますので、どうぞ宜しくお願い致します。(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!








☆企画の決まり事☆

・一話完結、前後編、複数話、全て可
・ミンホ、ホミン、多グループ混在、全て可
・テーマをエロとしながらも挿入無し、可
・新規、既存の続編、全て可
・12日に一話だけ更新後に日を空けて続編更新、可
・リアル、パラレル、全て可

etc…要は更新日とテーマさえ守ればあとは自由なのです。







それでは…❤


このお二人で❤(*;゚;艸;゚;)

興奮しちゃいましょうか❤






(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!

(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!

(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!









宜しくお願い致します❤


りょう(ゆのっぽん)







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片割れ chap.9 番外編#30 チャンミンの平行世界

(注意)末尾に、実際の韓国盤第6集&リパッケージ収録歌の歌詞を使わせて頂きましたが、日本語訳は番外編の物語に合わせたトラシカ号仕様の完全な意訳です。元々の意味合いを損なってしまう恐れのある方は目を通さないよう、十分ご注意下さい。ただとても素敵な歌なので、宜しければこの機会にもう一度聴き直すチャンスにして頂ければと願います。







******









「…………。ユノヒョン!!」

「ん!?」


自分でもびっくりするほど大声が出た。ユノヒョンはさらにびっくりして体を硬直させる。


「『チャンドル』は!?」


『自分』のことをユノヒョンに聞くなんて間抜けだけど、思わず出た疑問は取り消さなかった。ヒョンに投げ飛ばされてからの意識がない。ヒョンはさも自分のことのようにはっきり答える。


「帰ったぞ」

「……そう、なんですかね……」

「あとミーティングな。一旦解散してもらって夜に変えてもらえたから。時間もできたしキュヒョンもミノも呼んだ。まだ休んでていいぞ」

「あ、すいません……」


新しい満タンのグラス達が運ばれてくる頃には、ひどく喉が乾いて人数分の水は全部僕が飲んだ。ここに入って『チャンドル』はアルコールを摂取したのかもしれない。焼酎の香りが喉奥に着いてる。


「いやでも流石と言うか、、ヒョン達への事務所の期待度が改めて分かりますね。ちょっと残念ですけど、チャンミニヒョンなら絶対成功すると思います。応援します!」

「ミノ……ごめんね。でももう譲らないから」

「当然ですよ。僕はテミナの世話もありますし、シャイニーを上げていきます!」


ミノの、今でも僕を慕ってくれるいじらしさに救われる。スペクトラムの他のメンバーにも納得してもらわなくてはいけないし、長すぎる休止期間にも問題は多いけど、誰にもユノヒョンの隣は譲れない。
譲らなくていいって、『チャンドル』の絶対的な自信が教えてくれた。


「……ちゃんと、……帰れた?」


『チャンドル』に体を貸せたんだろうか、自分じゃ分からない。この個室に入るまでの行動がひどく鮮明で、『チャンドル』じゃなくて僕が主導権を握っていたようにも思える。

僕が吸収しちゃってない?チャンドル…


「……」


胸に手を添えて、頭の中の部屋に呼び掛けてみる。応答は今のところ、ない。
袖を捲ってインクだらけだった腕を見ても、何もない。あんなにスラスラ書いた文字は全て消えてた、ものの見事に。


「…あっ」


腕の下にちらりと見えたロングカーディガンのサイドタグを寄せ上げて、


「……元に戻ってる!……帰れたんだ、本当に…っ!」


ただの韓国製だってだけの表記に、震えるほどの感動を覚えた。今日の朝は確かに日本製だったそれ。でもそんなはずは絶対なかった。これはキュヒョンとソウルで買い物した時購入したものなんだから。日本になんて暫く行ってない。


「キュヒョナ!これ!このカーディガン覚えてるよね!?清潭洞のセレクトショップで買ったよね!?」

「お、おう…?」


部屋を見渡してリュックを探すと、さっき家政夫さんに貰ったペアキーホルダーも無くなってた。何のペアだったのかは、見えなかった。とてつもない『チャンドル』の閃光のような精神力に支配されて。


「……持って帰ったのか……、『チャンドル』が……」


『ユンホ』との軌跡は、1つ残らず


「……」



まるで『全部僕のものだから』って、

主張するみたいに。






(……『お前』も、どれほどの想いだったの……)


甘ったれだけど、強い意思があって。
僕らしく生きてて。
愛されて大輪の花のように、堂々と『ユンホ』と共に歩いてる。
誇るべき、もう1人の『自分』。




「っていうか、、チャンドルが帰るとか何とか、……さっきからそれ何の話……??」


放られた声の向かいに、キュヒョンとミノがぽかん顔でユノヒョンと僕を交互に見てた。


「あ……」


なんて、説明すれば。。


「そんなことよりさっき言ったこと、お前ら認めてくれる?今までチャンミナを近くで守ってくれてた2人には、ちゃんと知っておいてもらわないと」

「ああ、もちろんです。俺はずっと、本っっ当に嫌になるほど昔から相談されてきたんで……ふふっ。チャンミニおめでとう♪」

「へ?」

「僕は……さっきユノヒョンとキュヒョニヒョンから聞いたばっかりで……、、ででも2人の気持ちが大事ですよね!?」

「?ユノヒョン、何の話ですか??」

「チャンミナ…」

「!」


今度は僕が話題から取り残されてついていけない。説明が欲しい。なのにユノヒョンから言葉より先に両手を包まれて、ビクッと跳びはねた。
好きな人に突然触れられるとこんなに体って反応するんだ。。
手を重ねたら引っ込められた、昨日のユノヒョンの反射が理解できる気がした。



「俺も」

「え?」





あの、












「俺もチャンミナが好き」


「……」









この身に火を放つほど



焦がれた人が、












「俺の恋人になって…」






僕の目を見つめながら、


僕の指に口付けを落とした。








「…………」





時と空気が、真空パックされたような、瞬間。

僅かに僕の肌から浮上した口が、また同じ内容を繰り返す。さっきよりも少し、大きくしっかり響く声で。


「恋人になろう、チャンミナ。返事は?」

「…はい……」


だって本当は、ずっと欲しかった。
ユノヒョンから目線を反らせない。またちゅっと指先へ触れる唇の温かさと柔らかさ。大好きな笑い方。三日月に輝く宝石の瞳。
どれも必要。
僕にはどれも大切なんだ。


「……それとも結婚する?」

「は!!?」「え!」「えええ!?」


そして、とびっきりの飛び道具。


「だってプロポーズのキス、前したろ」

「うわ…っ」「ぎやあ!!」

「な…っ、何言ってんですかあんた…っ、、で、ででできるわけないでしょ…っ、僕たち、お、男同士ですよ……っ!」


キュヒョンは口を手で抑えて目を見張ってるし、ミノはこめかみを腕で抱え込んでパニックになってる。何を隠そう、僕が1番挙動不審で、ユノヒョンが1番平然としてる。僕たちはまるで正反対だ。
手を振り払おうとぶんぶん揺さぶっても、ヒョンは離してくれない。その力強さが嬉しいなんて、口が裂けても言えないけど。


「じゃあ、できたらしてくれるの?そう言えば俺、返事もらってない。あの後すぐチャンミナ宿舎出ちゃったから、俺てっきり気持ち悪がられて振られたんだと思ってた」

「あ…あれは……、」


違う、違う。そうじゃなくて。


「そうじゃなくて……」


報われない片想いをずっと耐えてた僕に。

同情した神様か何かが落としてくれた。

イタズラなご褒美のようなキスだと、

思ってたから。


「……そんな風に思ったんじゃ…ないんです、、」


もうあれだけで、生きていけると思ったから。





本気で。









「じゃあ、何で兵役に行った?」

「………」


でも、ユノヒョンを守りたいが為に出ましたなんて……そんなこと、言うこと自体ナンセンスだ。
おこがましい。格好悪い。


「言えないの?」

「……………はい……」


僕たちの溝は、気持ちが通じ合えても埋まらない。解決できない。
言わなきゃ伝わらないことは、言えば砂のように手からこぼれ落ちるだろう。口に含めば嫌悪で吐き出したくなるだろう。

つまりはそんな。
晒せば無意味で、下手すればこの人のプライドさえも傷付けかねない、独りよがりの下らない守り方だった。


「……」







本当に。馬鹿みたい。









「お前ってやっぱり、最高に格好いいな……」



「はあ…っ?」

「本物のヒーローみたいだ」

「……っ、何言ってるんですか!もう…っ」


ヒーローはあんただ。
苦しい時も辛い時もあえて前向きで、ストレートで、純粋で。何年経っても変わらない。




貴方こそ











「大丈夫だよ、言わなくても。もう、分かるから」


握られるユノヒョンの手が、強くて。熱くて。


「……ユノヒョ…」


震えてて。汗ばんできてて。
ユノヒョンの勇気が伝わる。


「メンバーに戻って、恋人になって、俺の隣で歌い続けて。それで俺でもいいって決心ついたら、海外でもどこにでも行って結婚して」


「………」










たった、











たった3日間で








「あっ!いや、まぁ……っ、、それはその、、チャンミナが。……いつか思ってくれたらの話だから……、、悪い…。。はぁ~~、焦り過ぎたぁぁ……」

「……なに急に可愛くなってんですか…」

「は!?」

「お?」

「お、俺は格好いいだろ!?」

「ぶふっ、自分で言ってら~♪ヒョン」

 








人生がひっくり返った。



『チャンドル』のおかげで。








「ちょっとすいませんけど……ミノが失神しそうなんで、その辺でニヤニヤイチャイチャするの止めてもらっていいですか?」

「へ!?あ、ミノ!おい、大丈夫か!?」

「……っ、鼻血出そ…っ」


今まで格好良く決めてたユノヒョンがやっと手を離してくれたと思ったら、両手で顔を覆って可愛くなったり立ち上がってバタバタ騒がしくなったり大忙し。

だけど分かるから。僕も。
恥ずかしかったり苦しかったり。この想いはどうにもうまく表せない。

ユノヒョンと交代して落ち着いてもらって、キュヒョンと一緒にミノが落ち着くまで看病した。ミノの気も戻ってきて、ふとユノヒョンの方を向くと、目が合う。最初で最後の恋人が、愛しそうに僕をただ見てた。背中ばかり目で追ってた、贅沢すぎる相手。


「……っ」


マジか。




「歌って」



「……え?」

「ギュラインの歌、歌って。……さっき急いでて、聴き逃したから」

「あ、チャンミニできたの?歌詞。もう修正なし?」 

「……うん。できたら修正したくない。その……夢の中で、、物凄く良い歌詞が思い浮かんで……」


これは、『チャンドル』と作った歌詞だから。僕と『僕』の想い。
伝わるように、2人で考えた。
考え抜いた。


「え!?チャンミニヒョン本当ですか!?」

「ぎゃはははははっ!嘘つけ!」

「……。へー!チャンミナすごい♪どんな歌詞だ?」

「嘘じゃないって!本当に!僕、の、こう……今まで待っててくれた……人達のために……」

「「「どれどれ」」」

「……」


面白がったキュヒョンに紙とペンを押しつけられて、僕は溜息を吐きながらそれを受け取った。


「……これは、……本当はこの曲で、引退するつもりだったんです」

「させないからな」

「チャンミニ…」「ヒョン…」


3人の声が胸に響いて、瞳を閉じて感じ入った。自然と口角が上がる。





「さよならの歌が、始まりの歌になりました」




『チャンドル』のおかげで。











「全部『チャンドル』のおかげだな♪」

「……。まあ…」

「だからチャンドルって?」「犬です?」


目を開けてユノヒョンを見るとにっこにこ。
いや、そうなんだけどね。自分でもそうだなって思うけど、ユノヒョンから言われると、なんか僕より『チャンドル』の方を評価されてるようで落ち着かない。


「いや~、本当に甘えん坊で可愛くてさーっ。最後にチャンミナのことをすごく想って訴えてくれて…あーあいつも格好良かったなぁ」

「……ちっ」

「訴えて?」「ワンワンって?」


やっぱり確信した。何をユノヒョンに訴えたのかは知らないけど。やっぱりやっぱり、僕は『自分』が大嫌い!


「ヒョン!」

「え?」


言ったよね?ナメるなって。

愛を獲得した今、童貞の猛進力は半端じゃないから。絶対僕の方がユノヒョンを想う気持ちは勝ってる。
ヒョンの顔を両手で挟んで、“プロポーズ”を押し付けた。


「!!!」

「これから宜しくお願いします!」

「うええええ!?」「……っっっ!!!?」


それからバッと振り払って机上の紙にペンを走らせた。視界の端にミノの鼻血が見えたけど、ユノヒョンが固まって動かない気配もキャヒョンの大笑いにも顔を上げることが出来なかったのは、僕自身の耳が燃えそうなほど熱かったから。






僕たちの旅は、これから始まる。














******









「……」


なんだか、何だろう。


「どうした、ほらやっぱり書けないんだろう」


ニヤニヤ顔のキュヒョンに促されるけど、何だろう。それじゃなくて腹が立つ。


「いや、違うって。キュヒョナ作曲してよ、アレンジはストリングス中心に伴奏して…秋に似合う切ない感じのバラードで」

「ちょ、待てよ。そこまで細かく、本当に!?何、それソロの歌?」

「うーん…ギュライン?」

「はあ?」

「それはダメ。俺が歌いたいから。だってペンに向けた歌だろ?だったら俺にも考えさせて」


「あー、まあ……っていうか、……」


無性に腹が立つ。


「絶対僕の方が勝ってる…」

「へ?」「へ?」「へ?」

「いや…」


どこかで僕のユノへの想いがコケにされてるような変な調子が押し寄せて腹が立つ。
何だろう、、。
僕は僕なりにユノをどうしようもなく愛していて、表せないけど正直世界で1番の自負がある。
だからとても腹が立つ。
これは、素直になれない自分の苛立ち?


「……」


それとも『チャンミナ』?






「ユノ」

「ん?」





僕だってね、言う時は言うんだ。





「これ書いたら、……デート行かない…っ?」

「……今から?お前具合大丈夫か?」

「うん。その、、飲みに連れてってくれるって言ったじゃん……部屋の掃除で揉めた時…」

「あー」


付き合ってるし、デートくらい。
って言ってみたは良いものの、『デート』って単語が猛烈に照れくさくて髪の毛をくしゃくしゃ掻き乱した。
所在なくてスマホを見るともう夜中と言っていい時間帯。
あーくそ。時間確認してから言えば良かった。明日も早い…。






 



「よしっ」




だけどユノは、やっぱり言うでしょ?








「いいよ行こう!俺の連れて行きたい店でいいか?」



ほらね。



「うん、分かった」


「……甘い」「……やっぱり尻に…」


うきうきした心を悟られないように緩んでしまう口を「い」っと気合いを入れて引き締めて、至って真面目を装い机上の紙にペンを走らせた。







僕たちの旅は、これからも続く。













---- I Swear ----


나를 보며 미소 짓던
僕を見て微笑む

그 모습이 낯설었지
その姿が なかなか見れなかったんだ

날 부르던 니 입술에
僕を呼ぶ君の唇に

고갤 들었고   
顔を上げて

눈부셨어
…眩かった

겨우 바라본 니 모습
やっと眺めた君の姿


오랜 시간이 흘러서
長い時が流れて

이젠 익숙한 니 앞이
いつしかそこにあった君の前が

나에겐 아직까지도
僕にとっては今も

많이 소중해
とても大切なんだ

고맙다는 말 한마디
ありがとうの一言が

수줍어 말 못한 내가
恥ずかしくて言えない僕が

밉진 않았니
憎かったでしょう


어느샌가 익숙해진
いつの間にか そこにあった

니 사랑이
君の愛が

늘 그랬듯
いつもあるものだったから

당연하다 생각했었어
たんなる親しみ(当然のもの)だと思ってた

바보같이
バカみたいに…

미안한 마음뿐이야
本当に申し訳ない


오랜 시간이 흘러서
長い時が流れて

이젠 익숙한 니 앞이
今は馴染む君の前が

나에겐 아직까지도
僕にとっては今も

많이 소중해
とても大切なんだ

고맙다는 말 한마디
ありがとうの一言が

수줍어 말 못한 내가
恥ずかしくて言えない僕が

밉진 않았니
憎かったでしょう


어둠이 다가와도(Love U)
暗闇が近づいてきても

baby I Love U, Thank U(Thank U)

내가 널 안아줄게(Love U)
僕が…君を抱き締めてあげる…から

baby I Love U, Thank U(Thank U)

어둠이 다가와도(Love U)
暗闇が近づいてきても

baby I Love U, Thank U(Thank U)

내가 널 안아줄게(Love U)
僕が君を抱き締めてあげるから…

baby I Love U, Thank U(Thank U)


I'm falling for your love,

I'm falling woo

너를 지킬게
君を守るから


오랜 시간이 흘러도
長い時が流れても

사랑한다는 한마디
愛してるの一言が

어색해서 말도 못할
ぎこちなくて言葉にできない

나일 테지만
僕だけど

우리 함께
僕たちの、一緒に

울고 웃던
泣いて笑った(悪い事も良い事も)

지워지지 않을 기억 간직해
消せない記憶全部をそっと大事に抱えて


(Love U)

어둠이 다가와도(Love U)
暗闇が近づいてきても

baby I Love U, Thank U(Thank U)

내가 널 안아줄게(Love U)
僕が君を抱き締めてあげるから

baby I Love U, Thank U(Thank U)

어둠이 다가와도(Love U)
暗闇が近づいてきても

baby I Love U, Thank U(Thank U)

Baby, I swear Forever
僕は誓います




Korean Lyrics by 심창민(Sim Changmin)





あと1話です。
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片割れ chap.9 番外編#29 チャンミンの平行世界










「うん、とにかく水。ほら」


手渡された水をこくんと含むと、一口の水分が感動するほど美味しい。解毒剤を飲んだように体が生き返ってくる。


「俺も近くのカフェから帰るところだったから、ちょうど良かったんだよ、キュヒョン。お前ら飲む時だいたいこの辺りが多いの?」

「……。まあ、そうですね。それぞれ美味しそうなとこを予め探して回ってます」

「今日はキュヒョニヒョンが見つけてくれたんですよ。初めて来たんですけど、品数も多いし美味しくて良かったですね、ここ」


それは僕にとって、3日前の出来事だった。
キュヒョンとミノと、この場所で、飲んでた。


とても昔のことのように感じる。

長い旅から、帰ってきたような。


3人の会話を左脳で思い出す。右上のどことはなく見上げて頭の作業をしていると、僕が上の空だと思ったのか、隣に座る人から肩をさすられた。


「ったく。帰るか?」


語尾を上げて問いかけてきた人は、僕の人。
膝をかしてくれた優しいこの人は、僕の人。

空の色を確認しなくても、店のメニュー表で文字を確認しなくても、雨や海の色を確認しなくても、分かる。分かるものは分かる。
僕だけの動物的な勘。


または、本能。


「……ユノだ……」


ユノだった。

ユノは帰るかと聞いたくせに、向かいの2人とまた話し出す。新しい満タンのグラス達がまた並ぶ。


「でも本っっ当助かりましたっ。迎えに来てもらうわ小言は多いわ大変でしょ、ユノヒョン」

「まあ、だいたい毎日怒られるけど、気になんない。ははっ」

「わー……毎日か」「わー……毎日か

「あ、違う!怒られるんじゃなくて叱られるんだった!」

「……どんだけ?」「……尻に引かれてる?


ユノが僕の隣で、恰好よかったり優しかったり可愛くなったりする。いつも在るそれらが、いつも僕を色んな感情にさせるけど、今の僕は勇者の気分。冒険から無事に帰還した、エンドロール目前の主人公。


「ユノ…!!」

「!や、違う違う!俺が悪いんだよなっ。分かってる分かってるっ」


僕の呼び掛けにまた驚いたユノがあたふた両手で抑えて抑えてとジェスチャーするけど。今じゃないと、この勢いじゃないと。死ぬ気にならないと言えないから。
前後に振られる長い指たちを僕の両手で包んだ。


「ユノ、伝えたいことがあります!」

「……へ?」


今なら、言えるかも


「あの……っ」

「…うん?」





『好きだよ』って

『愛してるよ』って

『ありがとう』って





「あのね…っ」




「……えっと、、チャンミナ、まあ後でいいから…な?2人もいるし……」




はっと我に返ると僕は拝み倒すように手の中のユノの指に口付けてて、ばっと向かいを見ると口をあんぐり開けて僕を凝視するキュヒョンとミノがいる。
親友と後輩に見られてめちゃくちゃ恥ずかしい。でも今、言わないと。
ユノの手を離せない。でもやっぱり、恥ずかしい。


「……っ、、いやあの……っ、…っ今までの彼女とかにはちゃんと言ってたんですよっ。けっこう言葉で伝えてて……喜んでくれたし、それが彼氏の特権だし本当に好きだったし…、、っ」

「……」

「チャンミニ何で突然元カノの話…?」

「ヒョン、さすがにちょっと……」

「いや、じゃなくて…っ、伝えたいのは……、、」


いらない言葉ばかりが寄せ集まってくる。躊躇った隙をついて、天の邪鬼が出しゃばる。
ユノは眉を下げて、それでもじっと見つめてくれる。
傷つけた……、そう思うのにこの人の言葉は優しい。


「大丈夫だよ。言わなくても、分かるから」

「……」





この人は、僕以上に


僕を分かってくれるから、






「ありがとうとか好きとか、男同士でそう言うの、俺は恥ずかしくてできないわっ。はははっ」

「……っ」


優しい嘘を僕のために吐く。

だけどあんたはいつも言ってくれるじゃない。「好き」「可愛い」「綺麗」「格好いい」「いつも頑張って偉い」「ありがとう」「愛してます」、愛の水を惜しみなくこんこんと注いでくれる。
眩しそうに目を細めて笑って、こんな僕を愛しそうに純粋に見てくれるじゃない。


「……僕は、」





持て余して、言葉になんて



未だに


たまのメールくらい









「僕が伝えたいのは、………歌」




だから、僕は誓う。




「恥ずかしくてユノにはなかなか言葉にはできないから……歌で、いろんな気持ちを表現できる、そういう人間になりたい……」


僕は誓う。

これからも歌い続ける楽しい曲、切ない曲、悲しい曲、希望の曲、愛の曲。
2人の物語だと想って、歌う。

悪いことも良いことも一緒に経験してきた僕たちなら、きっとできるから。


「そうか」


見上げたユノがすごく嬉しそうに一言返してくれたから、やっとほっとできて僕はユノの手を離した。でも次の瞬間に訪れたのは、僕なりの告白をついにしてしまったっていう達成感と羞恥心。今更ながら『チャンミナ』の崖っぷち精神が羨ましい。


「……っ、だから!そろそろ次のアルバム制作始まるじゃないですかぁ!?」

「え?あ、うん?」

「今まではスタッフに任せてたりしてましたけど、あれってどう思います?僕たちもしっかり選曲したり、できたらミキシングもちゃんと参加したいんですよねっ」

「……確かに。だよなっ!!あ、アルバムに入れる曲の順番も考えて……流れを作ってみたらどうだろ?それで物語を聴いてるような…」

「それいい!いやあ~っ、すごくいいと思います!さすがユノ!」

「……なんか一気に」「……色気ないですね」


キュヒョンとミノの呆れた声を、ユノへの盛大な拍手で打ち消した。なのにキュヒョンはまだ食い下がるから、親友ならではの物言いに辟易する。


「お前なんでありがとうくらい言えないの?ユノヒョンにだけ言えてないんじゃない?あんな寝ぼけてユンヒョン呼ぶくせにさ。せめてそれくらいちゃんと言えば?」

「………っ、違うし!!寝てただけじゃないし!」

「……は???」


ちょっと今パラレルワールドの話なんてできない。絶対夢だと思われるし。それよりこの恋人の名前を叫びまくってた自分を何とかしたい。


「…っ、夢の中で物凄く良い歌詞が思い浮かんで……っ、あーこれユノに見てもらいたいなあっと思って……呼んでたんだって。今だって思い出せるもん…」

「え!?チャンミニヒョン本当ですか!?」

「ぎゃはははははっ!嘘つけ!」

「へー!チャンミナすごい♪どんな歌詞だ?」

「嘘じゃないって!本当に!僕、たちの、こう……愛してくれる……ペン達のために……」

「「「どれどれ」」」

「……」


面白がったキュヒョンに紙とペンを押しつけられて、僕は溜息を吐きながらそれを受け取った。




エンドロールは、もう少し先らしい。












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片割れ chap.9 番外編#28 チャンミンの平行世界






うなじが、ほんわか、あたたかい。

首を預けた下の物体が微かに動くこの揺れが気持ちいい。

……心地いい

このままでいたい…







「他は何食べる?何でも頼めよ」

「あ、ここカルボナーラありますよ。カルボナーラどうですか?ユノヒョン」


……ユ、、


「……ふふっ…いや、それはいいや。俺スプライトだけ頂戴。お前らとにかく欲しいやつ頼めよ、チャンミナのお礼に全部奢るからさ」

「あざーす!」「あざーす!」


重い瞼を押し上げて焦点を合わせると、真上に滑らかな喉裏とシャープな顎が踊ってた。そこから飾りのようなつくりの鼻先が見え隠れする。下から見上げても美しい、均整の取れた骨格。


「……ヒョン…」

「お」


見下ろされた顔が、真剣に僕を見つめる。鋭いその視線に、僕は射られる。ときめく。

ゾクッとくる。

そんな気も知らずに、ユノヒョンは僕の髪をすく。そのまま冷たくて気持ちいい左手が、僕の右頬をなぞる。
猫になりたい。そしてこの人に甘えてしまいたい。


「大丈夫か?まだ気持ち悪い?」

「あ、チャンミニヒョン起きました!?」

「ぶ…っ、驚くぞこいつ……くく」


ユノヒョンに続いてミノとキュヒョンの声がした。頭を起こして確認すると、卓の向こうに二人が並んで座ってる。


「…………」


さらに首を回して辺りを確認すれば、昨日ユノヒョンと来た居酒屋の個室に似てる。卓上には食べ終えた空の皿や氷だけになったグラス。。


「おーい、まだ寝ぼけてますかー?」

「キュヒョナ……」






ここは……、、
















******









うなじが、ほんわか、あたたかい。

首を預けた下の物体が微かに動くこの揺れが気持ちいい。

……心地いい

このままでいたい…







「何食べます?何でも頼んで下さい」

「あ、ここカルボナーラありますよ。カルボナーラどうですか?好きでしたよね、ユノヒョン」


……ユ、、


「んー、それは手作りで食べたいからいいや。俺スプライトだけ頂戴。お前らも何か頼めよ、チャンミナのお礼に全部奢るからさ」

「あざーす!」「あざーす!」


重い瞼を押し上げて焦点を合わせると、真上に滑らかな喉裏とシャープな顎が踊ってた。そこから飾りのようなつくりの鼻先が見え隠れする。下から見上げても美しい、均整の取れた骨格。


「……ゆ…」

「お」


見下ろされた顔が、真剣に僕を見つめる。鋭いその視線に、僕はいつも射られる。ときめく。

ゾクッとくる。

そんな気も知らずに、ユノは僕の髪をすく。そのまま冷たくて気持ちいい左手が、僕の右頬をなぞる。猫になって、甘えてしまいたい。


「大丈夫か?まだ気持ち悪い?」

「あ、チャンミニヒョン起きました!?」

「ぶ…っ、驚くぞこいつ……くく」


ユノに続いてミノとキュヒョンの声がした。頭を起こして確認すると、卓の向こうに二人が並んで座ってる。


「…………」


さらに首を回して辺りを確認すれば、さっきと変わらない居酒屋の個室。変わったことと言えば卓上に食べ終えた空の皿や氷だけのグラス、くらい。。


「おーい、まだ寝ぼけてますかー?」

「キュヒョナ……」





ここは……、、







「…………。『ユノ』!!?」

「ん!?」


自分でもびっくりするほど大声が出た。『ユノ』はさらにびっくりして体を硬直させる。


「嘘…っ、ごめん僕失敗した!?意識飛ばなかった!?」


どうしよう。どうしよう。
他にどうすればいいんだろう。
ココが正解だと思ってたから今さら他の方法が見つからない。

事情を知らないキュヒョンがのんびりと僕を嗜めた。


「何言ってんだよ、ただ寝てただけだろうが。ユノヒョンの膝枕で♪」

「え……!?」


寝てただけ?
それじゃあ、まったく意味がない。意識が飛ばないと、僕は元いたところに戻れないんだから。


「……『ユノ』僕どうしよう……っ、、本当にごめん…っ」

「ふっ、大丈夫。ほら水、少し飲みな?」

「あ~ユノヒョンまたそうやって甘やかすからー。だからチャンミニもつけあがってひねくれちゃうんですよ。『わざわざ来てくれてありがとう』くらい言わせた方がいいっすよ、マジで」


そうか。
念のためか、『ユノ』が乾杯した後キュヒョンもミノも呼んでくれたらしい。


「あ……キュヒョナ、ミノ。わざわざ来てくれてありがとう……ごめんね、何か仕事抜けて来てくれたの?」

「……」「……」「……」




しんと、ひとつ温度の下がった空気が個室を包んだ。




「何言ってんだよ、ユノヒョンだろユノヒョン!!」

「……へ??」

「お前が吐くとか言いながら倒れてびっくりしたのに、結局ただ寝落ちしてただけで!それだけなら未だしも、ユノ~ユノ~ってでかい声の寝言が永遠に!続くから!仕方なくユノヒョンに連絡して来てもらったのっ」

「チャンミニヒョンすいません……揺すっても叩いても起きなくて……だけど僕たちだけじゃとても担いでは帰れないし、ヒョン本当に物凄い声だったんで、どうしようもなかったんです……」

「…………」


『ユノ』を見れば、ただただ優しい微笑みのみ。



いや、『ユノ』じゃなくて……











「………ゆ、、ユノ…?」








ココは、どっち?


















ごめんなさい、タイムオーバー!涙
明日も…ど、どうかなぁ~。汗
とにかく少しずつでも進めます!

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片割れ chap.9 番外編#27 チャンミンの平行世界








焼酎が目の前の卓上に置かれても、僕たちは杯を合わせられずにいた。

『ユノ』とはきっと、これが最後になる。

『チャンミナはずっとユノの事が好きだったんですよ』、そう言うのが最も簡単なんだろうけれど言いたくないのは、まだ僕自身がユノに言えてない言葉だから。そして僕が『ユノ』に言うべき言葉じゃないから。

とにかく何か言わなきゃと『ユノ』へ目を向けると、『ユノ』は運ばれてきた二つのグラスを、口を尖らせて見入ってた。考え事してる時の癖。


「チャンドルは、……どこまで見えてた?」

「へ?」

「チャンミナは、体が乗っ取られたみたいにチャンドルを見てたって言ってたんだけど……」

「はあ……、」

「チャンドルも、、チャンミナの時のことは見えてたのか?」


気分悪い、が、気持ち悪い、になってきた。胃液が体内でもぞもぞし出してる。うまく頭が回らなくて、普段は解釈できる言葉足らずな『ユノ』の台詞が租借できない。


「何が言いたいの?はっきり言ってくれた方が助かります」

「その……チャンミナが……俺のこと、、好きって言ってくれたんだけど……見えてた……?」


だんだん小さくなって最後は消え入ってしまった『ユノ』の声が焦れったいけど、言わんとしてる事はようやく分かった。『自分たち』の恋愛相談を持ちかけられるなんて、誰もが経験できることじゃない。


「……チャンミナの気持ち、どうしても信じてあげられない…?」

「は?そこ?」

「え?どこ?」


……つもりだったけど違ったらしい。


「いや、チャンドルと『ユンホ』は仲良くやってても、さすがにそういう感情では繋がってないだろ?いや、それが普通なんだけど、……でもチャンドルには気持ち悪がらずにこういうチャンミナって自分もいるんだなって程度にでもいいから認めてあげて欲しい。俺のことは何て思われても構わないけど。もう1人の自分に、自分のこと嫌悪されたら、誰だってやっぱりショックだろ?…って、笑うなよ……。悪い、俺説明下手でさ……、何て言えばいいんだろう。つまり、、俺とチャンドルは……両想いなんだけどどうかこの気持ちを認めてね…って、だから笑うなっ!真剣に!!」


『ユノ』の長ったらしい説明に、僕は本当に笑えて抱えた腹が痛い。具合はますます悪くなるのに笑わせるから、体のタイミングが合わなくて意識飛ばなかったらどうすんだって頭で『ユノ』に毒づいた。声も出ない笑いなんてのも、なかなかない。


「おいチャンドル!……だめか?…………あり得ない?」

「ふふふふっ……はぁ、はぁ、苦しい…っ、つまり『ユノ』は、僕に2人の交際を認めろと?くくく…っ、、」

「チャンドル……」

「……。『それが普通』って、何と比べてるの?ユノらしくない」

「え…」

「言っとくけど僕のいる世界だって、いくら仲が良くてもふざけて男同士でキスなんてしないから。キスは恋人同士以上の行為ですよ」


『チャンミナ』にもだったけど、


「……は?いやだって…」

「僕、ユノと付き合ってます。キスして抱き合って……恋人だから『普通』でしょ?」


こうやって胸を張って宣言したことは初めてで、


「……そ、れって…」

「本気で愛し合ってる」


いつか僕のいる世界でも、こんな風に堂々と言いたい。


「え、ちょっと待て、抱きっ……っ」


『ユノ』の顔がみるみる赤くなってきて、何を想像されてるのか考えるとあまりの恥ずかしさについ怒るような口調になる。


「…っ、て、それよりあんただ!!あんたちゃんと信じろよ!『チャンミナ』ちゃんと告白したろ!?」


『ユノ』の妄想を終わらせたくて、机をどんと叩いて話を変える。焼酎がぴひゃっとこぼれて落ちた。


「何なの!?冗談で言えるわけないでしょ!?あんなことっ」

「う……いや、信じたいけど。。」


だって肉体関係を強要したいわけじゃないから。
僕たちには僕たちの流れがあって。抑えられない衝動があって。気持ちよくなって欲しいって願いがあって。捧げたいって想いがあって。
それが僕たちのカタチを形成した要素の一部であっただけで。

『ユノ』と『チャンミナ』にはまた別のカタチがあるはずだから。


「……『ユノ』聴いて。とても大事なことです。『チャンミナ』は貴方を庇うために兵役に出たんです」

「………………え……」

「非難されるためにわざと逃げたの。あのままだったら『ユノ』が非難される対象になったから。現に僕の世界のユノはグループのリーダーだからって理由で、僕なんか比じゃないほど物凄いバッシングにあいました…」


吐き気がする。猛烈な目眩がする。座っているのにバランスが取れなくて、体が左右に揺れる。

だけどそれだけじゃなくて、


「なんか『自分』の弁護で、、恥ずかしいんですけどね……っ、」

「おい大丈夫か!?」

「いいから聴いて!!!」


熱いものがこみ上げる。
足元から、胸の奥底から、目から。
沸き上がる。

自分の胸ぐらを掴んでどんどんと叩いて『チャンミナ』へノックした。
 


言ってあげるからね、僕が。



「この『自分』はね…っ!、……たとえ貴方本人から憎まれても、TOHOSINKIを離してでも…っ、それこそ世界中を敵に回しても!……『ユノ』をバッシングから守りたいって、ただそれだけの、そのためだけに……っ、、」

「……俺?」



辛かったでしょう。

恐かったでしょう。




「本当に全部投げ出しちゃったほど。…………『ユノ』からのキスが、、嬉しかったんだって……」







笑っちゃうよね、ほんと


馬鹿すぎて泣けちゃうほど








それほどの







「俺のため……?」





















  愛の、病  








もう頭を、上げることも出来ない。辛うじて右手でグラスに触れて、その横に頬から突っ伏した。


「……『ユノ』が言った通り、『チャンミナほど格好いい男はいない』……」


狂った守り方で。歪んだ愛し方で。
だけど見返りは求めなかった。
誇るべきもう1人の『自分』。


「まさか、そんな……お、俺…、?俺のせいで、チャンミナは…っ、、」

「止めて止めて…背、負うんじゃなくて、…ただ信じて欲しぃ。『ユノ』なら……『チャンミナ』の気持ち、受け入れてくれるでひょ…?」

「…っ。………。もちろん、安心しろ。チャンドル教えてくれて、ありがとう」


呂律が回らない。胃液が喉元まで競り上がってる。
いよいよ、さよなら。
あともう1つ。
あともう1つだけ、言えるか?

喉奥を締めて腹に落とし込むように発声する。朦朧とする中、そこだけに集中して。荒い呼吸は収まらない。唸るようにしか出ない声を出す、それだけ。


「だけど僕という人間は不器用だから……気持ちを態度や言葉で表せない。だから『僕』の歌を聴いて。ギュラインの歌、ソレに気持ちを詰めたから」


想いが伝わりますように


「……っ、ごめんもうダメだ……っ」

「分かった!チャンドルありがとう、絶対帰れよ、意地でも帰れよ!?」

「当然!!『ユノ』乾杯!!」


(ありがとう)


横倒しの景色が白ばんでもう見えない。手に添えてあるグラスにガチャンと震えが伝わって、『ユノ』が乾杯してくれたことを知る。指の感覚だけで唇に近付けて、後は仰け反る勢いで焼酎を飲み干した。毒薬のように体へ染み渡っていくアルコールの熱さを感じながら、後ろへ倒れたはずなのに。

そのままどこへ抜け落ちたのか、僕の体に衝撃はなかった。
























































































「……」


目を開けると、僕は停車している電車の座席に座ってた。ぽかぽかした日射しが温かい、日曜の午後のような穏やかさ。誰もいない車輌の扉は開け放たれていて、向かいのホームに、同じように開け放たれて停まる電車が在った。


「あっちだ……」


なぜこっちの電車に乗っていたんだろう。
僕の乗る電車はあっちだったのに。

立ち上がってゆっくりホームに降りると、その駅には格納庫でもあるのか、数え切れないレールが延びていた。何十?何百?向こうの風景が見えない程の数に感心する。そして走っていたり停まっていたり様々に存在する何台もの電車たち。


でも僕の乗る電車は決まってる。


足を進めて、何故だか無償に嬉しくなって、気恥ずかしくなって。
まるで好きな人に会いに行くみたいな、幸福な気持ちが満ちてきて。
クスクス1人で笑いながら、目的の電車に乗り込んだ。

車内に足を踏み入れた途端、『遅かったですね』と言われるように扉が閉まり、僕の電車は動き出した。


そう、これはあの人と僕の電車。


かなり古めかしい電車だからBOX席なんてのもある。どうせならと、旅行気分で通路側のそこへ座る。窓際の席はあの人のためにとっておきたい。

昔の設計で作られた空間は、僕が足を組むと前の座席に当たってしまう。

でもそれでいい。

僕は待ってる。僕の待ってる人は、きっと斜め向かいに座ってくれるから。あの人は前が好き。いつも前だけ見つめてる。進行方向に座るはず。僕の足は邪魔にならないはず。

外を見ればいつの間にか田園風景。日射しは変わらず温かく。柔らかい。


「おかえり」


耳朶の後ろから、降り落ちるように馴染む声。僕にぴたりとはまる声。振り向かなくたって分かる。自動的に嬉しくなる。もう仕方ないくらい笑みが溢れる。



そう、僕はこの人を待ってた。

















「ただいまっ、ユノ」










そして、消えた。すべて。







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