片割れ chap.7 おまけ









この世で一番、恐いものがある












良かった、まあ普通に間に合ったな……。

秋のLA公演に向けて事務所で打合せ予定だったのに、寝坊した。急いで来たかいもあって、むしろ少し余裕を持って到着できた。


「ユノヒョン!!」

「おう、カイ」


打合せ場所のミーティングホールの前で、新しいグループの子達が立ってる。


「あの、ユノヒョンにご報告がありまして!来年僕達このメンバーで、エクソというグループでデビュー決まりました!!!」

「知ってるよ♪マネヒョンから聞いてた。おめでとう、これからは一緒に努力していこうな?」

「はい!来年はユノヒョン達と同じ舞台に上がらせてもらいますので、よろしくお願いします!今回のLA公演も頑張って下さい」

「ん、ありがとな?ルハンも頑張ってね」

「は、ははははい!!!体はあまり丈夫じゃないんですけど、、前から言ってますが、僕本当にユノヒョンに憧れてるので!!何とかヒョンみたいにパフォーマンスできるよう頑張ります!!」

「あっはっはっ!ありがとう、またな?」


エクソがわざわざ報告に来てくれた。練習生で悩んでた時を知ってるから本当に良かった。

部屋に入ると、スジュのメンバーが目に入って、自然とそちらに向かう。


「ユノおはよう、時間ぴったり」

「おう、ユノヤ~♪」

「ユノヒョン!アンニョーン!」


「お。皆、お疲れっ」


ドンへとシウォンと手を合わす挨拶を交わして、二人の間に座った。


「おい、なんか格好つけのユノ・ユノモードに入ってるじゃん」


さすがドンへ、鋭い。


「あはーはーはー!!さっきそこで新しいグループの子達が挨拶に来てくれてさ♪」

「ユノペン多いからなー、ヒョンっぽくしたかったんだろ?」

「バレたか♪」


シウォンが笑いながら肩を叩いてきて、3人で和気あいあい。やっぱり落ち着くこの仲間。


「でもいいもーん♪俺とユノ似てるってチャンミンに言われてるし♪しかも俺は大企業みたいな豪華なイメージ持たれてるけどな♪セレブセレブ!」


やっぱり落ち着かない……。


「言うな!だってお前本当にセレブじゃん!ズルいわ!!」

「ユノ中小企業みたいなアイドルって言われたもんな、ぶふっ」


彫りの深くて男らしいシウォンが楽しそうに笑う。それを見て、やっぱり俺はシウォンを大丈夫なんじゃないかと思う。信じたいと思う。
人の心なんて自由なのにな。


「……もう、ちょっかいはかけないでくれない?シウォンには協力して欲しいんだ……」


その言葉を放って、シウォンを困ったような笑顔にさせちゃう俺の方がズルいかもな。


「努力するよ」

「できたら、そうしてくれ……」

「何々?何の話?」


ドンへが面白そうに聞いてきたけど、さすがにここでは伝えられないと思って、次話し合える予定を聞いて終わらせた。




こういう事がこれから度々出てくるんだろうな。そしたらまた俺は牽制して、それを繰り返すのかな……。

そう考えると気分が滅入る。


それが恐い。






だけどこの世で一番恐いのは……、、










「あれ?ユノ、チャンミンは?シウォン見たか?」

「いないな?ユノと今日別?」

「あー、今日はもう一人の新しいマネージャーの車で来るって。別々の仕事も増えてきたし、車の中で挨拶がてら来るらしい。でもすぐ来るぞ」


スマホが震えて、チャンミンからのメールがちょうど着た。


「チャンミナだ。到着メールかな?」


液晶板のメッセージを確認する。













俺が一番恐いもの。

















『ヒョン、アレはないんじゃない……?』





「ヤ、バ…………」









アレってどれ!!?


俺なんかしたっけ!?
いやいつも何かしてるけど!
さすがに部屋散らかし過ぎた?
ゴキ◎◎出ちゃった!?
食べたものそのままで外出たこと?
そりゃ出るよな!?
まずいよ、チャンミンめっちゃ嫌いだよな?
それとも昨日のこぼしたピザそのままにしたこと?
まずいよ、これはまずいよ、さすがに!
あれ違う?
そうか!洗濯か!?
洗濯物出さないこと?
いつもだろ、そんなの!
いやいや俺が悪い!
溜めすぎか?溜めすぎだよな、確かに!
あ、歯磨き粉今日上から出さなかった!
それか?やっぱそれなのか!?
まだあるっけ!?
今日のこと?
いつのこと?
今日だとしたらあと何!?
今日忘れ物他にあったか?
チャンミンと何か約束したか?
チャンミンに言われたこと忘れた?
チャンミンの言うこと俺何か無視したか?





「ユノー?」

「ヤバい……、、チャンミナが…………めっちゃ怒ってる…………、、、」


心臓が縮み上がってる、のが分かる。


「ドンへ、、、どうしよう……、」

「はあ?」

「まずいよ、ヤバいよ、本当に……。チャンミナが『ヒョン』って言う時は本っ当にまずいんだよ……」


ドウシヨウドウシヨウドウシヨウドウシヨウナニニオコッテルノナニガゲキリンニフレタドウシヨウドウシヨウドウシヨウヨクワカンナイケドトニカクメッチャコワイ!!!!!


「はああ~?お前いっつも『ユノヒョン』か『ヒョン』って、呼ばれてるだろ?」

「違うんだよー!まあ、色々いろいろあって二人の時は『ユノ』って呼ばれてて、それは今度話すけど!とにかく『ヒョン』はまずいんだってぇぇぇーー」

「……ユノ?……とりあえず落ち着こ?さっきの格好いいユノが微塵もいないぞ?」

「こいつ完全に尻に敷かれてるな……」

「うるせーシウォン黙ってろ!この文章短いのがさらにヤバいんだよ!一文でぽんとくるのが最大級にまずいの!!」

「え、尻?どゆこと?」

「あーーまじ何か分かんねーー、どうしよう!!」


頭を抱えてもう一度考えてみるけど、やっぱり分からない。

















それは始め、心地よい風だった。







伏せって苦悩してる俺の頬に触れる風。



風という名の気配。




気配。







人の気配。








見上げるとそこには、、、




「チャンミナ……」


「ヒョン……」











オワッタ








「何で……、、靴履いたまま部屋にあがった……んですか?靴でそのまま家中歩いて回ったろ…回りました、よね……?」

「え、……それ?」

「汚ない……非常識すぎ……意味分かんない、何で…ですか……、、」


静かな、凍るような、冷たい、チャンミンの低い声。


「え、っと、、確か……財布忘れて、外出て……面倒だから、靴脱がずに取りに戻ったんだけど……」

「脱いで下さい……、それかそのまま行って……、僕が後から持って行けましたよ……?」



でもさ……、、




「あのさ?」

「はい?」



「そんなに……悪いこと、なのかなって」


「……はい?」




「靴履いたまま部屋入っても……、別にそこまで怒ることじゃないだろ??」



「…………」



「……チャンミナ?」


「顔も見たくない」


















チャンミンの沸点が未だに分からない。



そこから結局一日中無視された。
プライベートでは一切話してくれなかった。











チャンミンの『ヒョン』って、







世界一恐い











ありがとうございましたー♪
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片割れ chap.7 #21










___Y.side___










最後はありがとうって気持ちが何とか伝わって欲しくてチャンミンを抱き締めようと思ったのに、「殺す気かぁーーー!!」って胸を突き飛ばされて、ベットから転げ落ちた。


「……寒っ」


チャンミンから離れちゃうと、突然秋の寒さが汗ばんだ肌に突き刺さった。


「ちょっと。大丈夫?」


汗だくのチャンミンが笑いながらベットの上で見下ろしてくる。

すごく綺麗だ

釣られて笑える。
挫けそうな今日が、笑える日で終わっていく。


「おま、やりやがったな!」

「うあっ!」


ベットの上のチャンミンに飛び乗って羽交い締めにするように抱き締めて。少し冷えた身体がまた暖かくなる。笑い合って。
何だろう、胸が苦しいほどの幸せ。表せない。

噛み締めるようにチャンミンの身体を包んだ。チャンミンの股の間に片足を挟むと、チャンミンの太股が小刻みに痙攣してるのがやっと分かった。


「え、足大丈夫か?」

「あんだけ足開いてたらこうなるでしょうが」

「そうなの?じゃあ、休んでてな?先に俺シャワー浴びてくるわ」

「僕、先じゃだめ?」

「いいよ。先入っておいで」


立ち上がったチャンミンがガタガタ足を震わせながら歩いて行く。小鹿みたい。


「本当に大丈夫?一緒に入ろうか?」

「ほっといてー。自分のペースで入るから」


普段ぱっちりとした目を少しとろけさせて、そのままチャンミンは部屋から出て行った。ゆっくりとしたテンポで、台所で水を飲む気配。それからまたドアが開いて「ユノ、水」ってボトルを渡された後、今度こそ洗面所に入っていく小さな音が聞こえた。


「……チャンミナって、格好いい」






何でも一人でできるチャンミン



意志のある綺麗な大きい瞳






やっぱり、まるで……、、












「鹿みたい…」


いつもより長めのシャワーから帰ってきたチャンミンに、思い付いた自分の意見を盛大に発表した。


「チャンミナ、鹿みたい!」

「は?」

「鹿って何でも一人でできそうだし!」

「……」



「だって可愛いし格好いいだろ?」

「目だって鹿みたいに綺麗で大きいし」

「チャンミナ、格好いい!」


チャンミンは初め呆れたように聞いてたけど、それでも聞いてくれてた。


「僕が?ぶふふふふっ」


機嫌がいいみたい。良かったよ、最高の夜にチャンミンが笑ってくれてて。

一人じゃ苦しくなりそうな今日の一日を、チャンミンがひまわり色に変えてくれる。






チャンミンが、俺を




いつだって然り気なく







救ってくれる



















___Manager.side___










「なー、それでここからどうするの?」

「…………」

「チャンミナー?」

「…………」


大会議室を控え室に代えた今日の広い楽屋に戻ると、ユノとチャンミンが一番奥のソファに寄り添って座っているようだった。進んでいくと、何着もの衣装が掛けられた可動式のハンガーラックの隙間から見える二人。顔が触れ合うほど近い距離間に、安心する。

この二人は、グループから離れるってことはないだろうな……


「お前らなぁ、そろそろゲーム切り上げろよー」


「……もう!!そこ邪魔、どいてっ」

「えー俺も見たいんだって」

「やりにくいって、どけ!」


iPadでゲーム中のチャンミンが肘でユノを押し返した。




あ、これは……




「……っ」


ユノがムッとした顔になってソファから離れると、何かを探すつもりなのか、わざわざドア付近に置いてあった鞄を掴んで、中身をぶちまけだした。
寄り添ったりイライラしたり忙しい二人だけど、やっぱりこれも仲の良い証拠なんだろう。


「おーい、イライラしない~。もうすぐ撮影始まるからな?チャンミン、ブラック買ってきたぞ」

「あざーっす♪飲む飲む♪」


ころっとご機嫌になるチャンミンにひとまず安堵した。缶をチャンミンに渡そうとした瞬間、衝撃で缶が滑って落ちた。チャンミンの使ってたiPadまで飛んでった。いや、どちらも吹っ飛んだ。

ユノが尻からソファにダイブして、チャンミンに体ごとぶつかったから。


「おーっと悪い、体が滑ったぁ~♪」

「ユ…!!」




こ、れ、は……




「……っ、ヒョン……」


ユノの衝撃で投げ出してしまったiPadとブラックの入った缶を呆然と見つめるチャンミンが、、……恐い。


「おいユノ!大人げないぞ!」

「違うよー、わざとじゃないよー」


しれっとチャンミンの隣で自分のiPadを起動させてゲームを始めるユノが勇ましいというか、空気読んでないというか。


「……お前、、ゲームオタクの恐さ分かってないだろ……

「……ユノ……ヒョン」


目の据わったチャンミンに背筋が凍った。さすがにこんな喧嘩までは尻拭いしたくない。


「俺……ちょっとトイレ行ってくるから……とにかく、穏便にな?」


そっとそっと二人を置き去りにして、なるべく時間をかけて用を足した後、またそっとそっと戻ったけど、予想通りの大騒ぎ。


「始めっからそっちでやれば良かったじゃん!」

「チャンミナの攻略法見てたんだろ!」

「じゃあやらせてよ!邪魔でできるか!」

「見ないと分かんねーだろ!」


まだ兄弟ゲンカは続いてて、俺が入ったきたことにも気付いてないほど激しい。


「だいたいあんた他のゲームやってたじゃん!」

「見てたらやりたくなったんだから仕方ねーだろ!」

「じゃあもう見るな!」


たかがゲーム、されどゲーム。不規則な休憩の中でリラックスできる必需品の一つ。ゲームの大好きなチャンミンにとっては尚更。


「てか最近突き飛ばすの手加減しろよ!痛いだろ!」

「ユノのせいだろ!」

「ダンスの振りの時も痛てーよ!」


ユノとチャンミンはよく喋る。カメラが回ってない時や二人だけの時の方がよく喋る。軽い溜め息をついて、自分の存在を消しながら、さっきユノがぐちゃぐちゃに放り出した鞄を片付けた。

片付け終わりに漸く険のある声が納まってきて、今度はチャンミンがくすくす笑っているような声が聞こえてきた。
さすがリーダー。
ユノの巻き返しに感心しながら、「さて楽屋を出るのはあと何分後か」と腕時計を確認する。


「そ…なに……たいの?」

「いれたい」


チャンミンの笑い声とユノの優しい声。


「じゃあ丁寧に言ってみて」

「……チャンミナお願い」


何の話?


「あっはっはっ!我慢しろ我慢しろっ!」

「ウルサイよ、お前」


またチャンミンの楽しそうな声。ユノも笑ってる雰囲気。もう一度奥に進んで顔を覗かせた。


「おい時間だぞー」

「お、はーい」「あ、はーい」


すっかりソファとお互いの体にしなだれ掛かって力を抜いてる姿はさすがだと思った。
時間に感情をコントロールしてくるあたりプロ。数日前のイベントでは、チャンミンがユノを気遣った。今日はユノがチャンミンを結局甘やかしてる。

チャンミンの組んだ足に手を添えてるユノは、チャンミンを守ってる姿に見える。


「マネヒョンいたの?」

「お前の散らかした荷物片付けてたんだよ!」

「にゃはははは♪じゃあ行くか」

「はい」






だけど……、、







「お前ら何の話してたの?」


何となくそう聞いた時の、チャンミンの顔が忘れられない。






気だるいように薄く笑う美青年






「……いちごの話ですよ」


「……い、いちご?」









壮絶な色気があった















「……。ユノヒョンが今度ラーメンにいちご入れたいって言うから。……本当あほだわ、ヒョン」


そう言ってチャンミンが髪型を整えながら出て行った。


「……はああぁ??ユノ大丈夫か、お前?」


ユノは笑い飛ばすような大笑いで歩いて行く。すれ違い様、珍しくユノからブラックの香りがした。ただ珍しいだけ、だけど。


「……なぁ、チャンミンやっぱり彼女できたか?あいつはいないって言うんだけど」


確信を持ってそう聞いた時の、ユノの顔が忘れられない。








獲物を捕られまいと唸る虎








「いない。俺聞いてないし」


「そっ、か……」








これ以上踏み込めない空気




















ユノもチャンミンも、何かが漏れてた。







だけど何なのかは、











その時はまだ分からなかった。




















今日も読んで頂いてありがとうございました。chap.7おしまいです。良かったら、今日もポッチンポッチンよろしくお願いします!
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片割れ chap.7 #20

(注意)BL表現です。よろしくお願いします←何が?最近注意書き、雑ですね……すいません……。内容はっ!いつも渾身ですので!←
























今までいかに




手加減してもらってたのか




思い知らされた。









「あ……う……」


声なんて出ない。呼吸できない。熱い。熱と汗が吹き出る。
てっぺんの脳味噌が揺れる、がんがんに揺さぶられて、あれって思った時にはナカに暖かい液が広がってた。
ユノが最後まで出し切るようにゆるゆるまだ動いてる。


「す……、、ご……」


凄すぎた。こんなの、ついていけない。ついていけるようになったら何かがオワル気がして末恐ろしい。


「やばい……生まれて初めてこんなに感じた……」

「そうなの?」

「うん」


……でもまあ、嬉しい気もする。



ユノが、狂った



知らないユノが見れた。


「そうですか……」

「……よし、いけそう、かも」

「ん、なに?」


そう思えると途端に愛しくなる。自然に僕の声も柔らかくなる。
右の肩から二の腕にかけて、ユノの指がゆっくり這う。
ぞくぞくする。


「チャンミナの番ね」

「……WHAT??」


また空気が変わる。


「チャンミナ、いい?」

「いやいやいやいや……」


ユノの荒い息が複式呼吸の薄い息に。優しい黒目が色気まみれの淫らな光を帯びた。







誰もがひれ伏すその視線






舞台に立つユノに似てる












「チャンミナ、いい?」


手首を掴まれて下に引き落ろされて、ユノのモノがまたさらに僕のナカを拓いた。


「んん…!」

「いいって言ったな?」


言ってない、声が漏れただけ。強引。なのに、そこに興奮して勃ったままだった竿の硬度が増す。














だってこんなユノ、






誰も知らないでしょう?













仰け反って晒した喉にユノが覆い被さってきて、ぺろりと舐め上げられる。
僕の身体が痙攣する、びくびくする。
僕喰われそう。


「ちゃんと、感じて」

「あ…、、…ああぁ……」


嘗てないほどじりじり引き抜かれて鳥肌が立つような快感。また入ってくる時の圧迫感。じりじり挿入されて、ユノが奥まで刺さる幸福感。僕の後ろだけに神経が集まったように、すべてを感じる。
ユノの大きさ、硬さ、太さ、熱、支配欲。
何度も繰り返されて、じらされて、堪らない。
もっと強くして欲しい。


「俺入ってるの分かる?」

「う、ん……っ」

「触ってみて」


肩肘をついてもう片方の手を秘部に導かれて。ユノと僕の間に添えさせた。ローションと精液でぬるぬるしてる。人差し指と中指でユノのモノを挟むと、ユノがリズムを出して腰でピストン運動を始めた。

やばい、これ。もろ分かる。


「あ、う、う、は、、」

「俺入ってるだろ?」

「う、は、ん、、…うんっ」


けっこう緩やかな律動だと感じてても、指の間からユノの竿が擦れるスピードは早かった。目眩がする。




ユノが僕のナカに入ってる




突然痺れるような快感が前に走った。
ユノが僕のモノを握ってた。


「ひっ…!」

「俺はチャンミンのものだからな。分かった?」

「……っ!!!」


それだけでイった。2、3回扱かれただけで。触れるユノの掌と言葉だけで。


「あ、ぁ……」


さっきとは違う。完全にユノの目の前で吐精して、言い訳もできない。ユノがいやらしくニヤリと笑ったのが見えて、恥ずかしさで思考回路がおかしくなる。ティッシュで拭いて腹の上にでた証拠を隠滅するために体を捻ろうともがいた。ら、ユノに両手を両手でシーツに縫いつけられた。白濁が恥骨から垂れたのが分かった。


「ユノぉ…っ」

「その代わり、チャンミンは俺のものだから。どこにも行かないで……」



そう言ってまた動き出すユノ。









心も身体も



ユノに捕らわれて







「死ぬ……」





死ぬほど嬉しい



愛されてる証拠だから






「大丈夫、俺より二つも若いから♪」








ユノ、僕どうしよう


















死ぬほど愛してる












ポッチンよろしくお願いします!!もうすぐchap7終わります。
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片割れ chap.7 #19











___Y.side___






握りしめられた手に『出していいよ』って意志を感じて。震えるほど興奮して、チャンミンに引き摺りこまれた。

ここまでしてくれた。
申し訳ないんだけど、愛を感じて、嬉しくて。

変なとこ舐めちゃったし嫌がられるだろうから、触れるだけのキスをした。ら、チャンミンの舌が入ってきて、それが俺の味いっぱいになってて。

吐き気がするほど不味い。
不味くて不味くて。
だからチャンミンが愛しくて愛しくて。
もう絶対離せないと思う。


「ありがとう」

「……別に」


チャンミン越しにテーブルが見えた。俺のスマホに、空になった皿と瓶。


「…………なんでさ、いちご文字なんて急に作ってくれたの?」

「だから余ってたから!」

「そう?」

「……そうっすよ」


オレンジジュースのせいだろ?
心配してくれたんだろ?
勇気振り絞ってくれたんだよな


「……ありがとな。……死ぬほど嬉しいわ、俺」

「ぷっ。些細なことで…ふふ。ユノなんてチョロいっすね♪」




チャンミンは言わないけど





気持ちが高揚してきて鼻歌交じりに、流れる「With Me」を囁いた。チャンミンが俯いて笑いながら、一緒に歌い上げてくれた。

これもう、チャンミンの曲だから。
もう気にしないでね。
気にしてたとしても我慢できないけど。


「なぁ、ちゃんともう一回しよ?」

「……あ~、お皿もソファも片付けないと~」

「えーいいじゃん、明日で」

「よくねーよ」





たぶん今日はとことん



甘いチャンミン





「チャンミナ♪」

「アホでしょ、あんた……。ちょっとひとまず片付けるから……」





ありがとう







チャンミンがいないと




もう生きていけない


















___C.side___








ユノが格好つけた真面目な顔で歌いだすから心がくすぐったくい。顔を背けたら、また回り込んで僕の目を見ながら歌う。
ユノ・ユノになってる。ずるい。

……仕方がないから、僕も一緒に歌ってやろう

だってこれ絶対もう僕の曲でしょ?

今度は「もう一回」って甘えてくるユノ。
そうそう、そうやって今日のことなんて早く癒して。明日からまた頑張ろう?

急いで片付けてる間も、ユノが煩い。
猫と犬の鳴きまねをして僕の気を引こうとするからお腹が痛い。


「にぃーん、にぃーん。うぉん、うぉん!」

「……はい?」

「早くベット行こう、うぉん!」

「あっひゃっひゃっひゃ!!あほっぽい!ユノがあほっ」


ばかでしょ、パボでしょ、裸で何やってんの、この人。

床に倒れこんで大笑いした。悶絶してる僕を「はい、行くよ~♪」ってゴロゴロ転がしてベットにたどり着く。

本当にあほだ、僕たち。
絶対誰にも見せられない。






なのに……、


「チャンミナ……」

「……やらし」

「うん。いい年してごめんな?」


ベットの上にくると次は真剣なユノ。なんでこんなにどきどきするんだ。ずっと一緒に居たはずなのに。
本当この人には敵わない。

もうどうにでもなれというくらい、もうやめてとお願いしたいくらい愛撫されながら、それでも笑わせてくれるユノが愛しい。力が抜ける。ユノを受け入れたい身体。


「……っ、あ……はぁ、、」

「声聴かせて」

「んっ…!」



恋人としての、



「……ちょっと俺の乳首押してみて」

「……っ、へ…?」

「押して♪」

「はい、ポチ」

「にぃーん♪」

「ふははは!パボパボっ!」



友としての、



「明日何時起き?」

「ユノが……、十時。僕昼から……っ」

「俺起こさなくていいから……ゆっくり寝てな?」



メンバーとしての、



「チャンミナ……、、もう、いい?」

「……挿れたい?」

「挿れたい」



男としての、ユノを愛したい。





ユノはユノでいい










「……いいよ」

「あのさ、……ゴムはしなくていいの?腹痛くなるんだろ?」

「…うん、僕大丈夫みたい」

「そう?……じゃあお言葉に甘えて…」

「ぷっ」

「足、俺の肩にかけて」

「ん……」








そのためだったら、





いくらだって僕を拓く

















___Y.side___









チャンミンのナカは半端じゃなく気持ちいいから、堪えなきゃとは思う。思うんだけど突く度に弛緩していくチャンミンにどんどん許される感じがして、どんどん動きが止められない。自制が利かない。余裕ない。


「くっ、…」

「、ユノ……、気持ち、い、い?」

「当たり前だろっ……!はぁ、、」


なんとか動きを止めてチャンミンの足を落とした。裏腿を両手で支えるとだらりと長い足が開脚するから、視覚的にくらくらする。足の付け根にはチャンミンのモノがびんびんに勃ってて、それが何とも愛しくて。というか、興奮。じっとしてられない。


「……っ、もうどうしよぉ、俺」

「な、によ……っ」




心も身体も



チャンミンに包まれて




「……めちゃくちゃにしたい」






ステージに立ってる時のような



意識のない感覚に惹き込まれる




「……ユノ……」



ちゃんとしなきゃと思うのに、
















「そんなユノが見たかった……」



チャンミンには敵わない。



妖しく笑うチャンミンを見て、



















最後の理性が飛んだ。












片割れ7M
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片割れ chap.7 #18

(注意)BL表現です。あまり綺麗で美しい行為ではありません。ごめんなさい。ホミンちゃんです。











___Y.side___








すり寄るように寄り添ってくれたり


翻すようにからかわれたり




猫みたいに気ままなチャンミンを





捕まえて、閉じ込めておきたい







「……俺、最低……」




「え?」


「……。余裕ない…」

「…………嘘つけ」


後ろ姿のチャンミンはそう言ってまた笑うけどさ、まずいって。本当なんだよ。

例えチャンミンが別れたいって言い出しても、絶対別れてなんてやれない。チャンミンの気持ちを無視してしまうと思う。

自室から隠し持ってきたローションを手に垂らしてもう一度チャンミンの昂りに這わすと、身震いしてチャンミンの動いてた手が止まる。ローションの淫靡な音とチャンミンの漏らす声に意識が持ってかれる。曲なんてもう聴こえない。
チャンミンも、もう聴こえないくらい訳わかんなくなっちゃえばいいのに。


「……は、う、う、、……っ、クッ……ション、汚れる……、ぅ、」

「いいじゃん、もう」


でもチャンミンはたぶん気にして集中できないから。
チャンミンの細い腰をソファの縁ぎりぎりまで引いて、四つん這いに近い格好になってもらった。クッションからモノは当たらなくなったけど、膝から下ははみ出す形になる。そのチャンミンの間に立って見下ろす背中が、見事な逆三角形。
完璧なチャンミン。

もっと、もっと、感じて。もっと身体を拓いて。気持ち良くなって。肉体に快楽を刻み込んで、俺も滲み込ませて。
そしたら俺から離れられなくなる?

本当バカな発想。チャンミンのして欲しいこともなかなか分からないくせに。離れられないのは俺なのに。


「なぁ、後ろも気持ち良くなれるの?挿れて辛いだけじゃない?」

「……今言えるかっ」

「何でよ」

「……っ、…」


チャンミンのモノを扱きながら、床に膝を着いて筋肉質で絞まった尻に吸い付いた。びくっと跳ねる姿が腰にくる。
お尻も綺麗で格好いいね。なんでこんなに求めちゃうんだろう。
我慢の限界、けど、チャンミンも気持ち良くなって欲しい。
チャンミン、気持ち良くなって。


「ユノ……だめだ、お尻舐めないで……」

「……くすぐったい?」

「……、、……ぃ……イく……っ」


チャンミンのこういう言葉に一番弱い。その言葉で俺がイったのかってくらいの戦慄が走って、俺の方が訳わかんなくなる。

もっと舐めたら、もっと気持ちいい?
前の手を外して、両手でチャンミンの尻を広げて隠れた蕾をさらして。舐めてなぞって舌を尖らせて差し挿れた。ここまでしちゃう自分に呆れたけど、シャワー後で味らしい味もないし、ナカは粘膜でつるつるしてる。舌が触れる度に、波打つようにヒクヒク収縮するからなんだか人間の神秘すら感じる。


「!!あっ……や……ひ、ゃ、、っ!ユノ……!や、だ……っ、、ぅ」

「すご……いい感じ。指、入れるよ」


爪が気になってたから、指にゴムを被せてチャンミンが呻かないようにゆっくり挿れる。蠢くように熱いナカを解すと、前を弄ってた余波に乗ってかチャンミンは後ろだけで射精した。


「あ?あれ?チャンミナ、イっちゃった?」


さすがにびっくりして、飛び散った白濁もそのままに、チャンミンを仰向けにさせると、「ヤーッ!」とか「汚いだろ!」とか「ノーマルだったのに!」とか「ユノのせいで!」とか泣きそうな顔で怒ってくるから。


「ごめん……でも可愛い」

「ユノ…!」




嬉しいって思う俺はきっと間違ってるんだろうな……

でも……、、




「気持ち良かった?」

「……。……ユノも気持ち良くなって」


表情のころころ変わるチャンミンが、次は困ったように笑う。
精液を吐き出したばかりで絶対気怠いはずなのに、ソファの汚れが気になるはずなのに。
起き上がって俺の張り上がった竿を持ってくわえ始めてくれるから。


「……お前、本当、……ヤバい、可愛い」

「…ん……」









確かに



ここに





愛を感じるんだよ



















___C.side___









何これ、めちゃくちゃいい……っ

どうしようもなく気持ち良くて、でも口が裂けても「もっと」なんて言えない箇所を舌で舐められて。

ユノに。あのユノに。

指がもっと深い所に挿ってくると、ぞわりとした大波の快感が這い上がってきて、僕のモノからそれが放出された。まるで、それがごく自然かのように。


「ぁ……え…?」


頭がぼーっとして焦点が定められないうちに、ユノの驚いた顔が飛び込んできて、今度は頭が沸騰しそうな羞恥が巻き起こる。
後ろでどんだけ感じてるのかバレた……。
自分の失態を隠したくて、一気にユノを責めてしまった。

ユノに、身体の組織を作り替えられてく

だけどあまりにユノが優しく微笑むから。その行為がユノの嗜好じゃないのにやってくれたんだって分かるから。






確かに



ここに





愛を感じる











「ん……」


ユノにも気持ち良くなって欲しい。ユノのモノをアイスキャンディーみたいにくわえて滑らせながら離す、を何回か繰り返して、亀頭からゆっくり吸い付きながら奥までくわえ込んだ。僕ならこういうのされてみたい動き。
ユノはどうだろ?
気持ち良くなって。気持ち良くなって。

願いを込めすぎて没頭する。


「チャン、ミナ、眉間にシワ……すっごい気持ちいいけど、……あんま無理するなよ?」


ユノの親指が眉間を揉んで、そのまま僕の頭を撫でる。


「な?」

「……」


胸から。きゅっ……て音が聞こえた。

もっと、もっと、尚更気持ち良くしたい。
唾液をたっぷり溜めて絡めて、リズムを作って、ユノ自身の根元までシャブった。自分の喉元まで無理して押し込んで苦しくて涙が滲んだけど、それでもそうしたかった。
たぶんこれ気持ちいいと思う。
潤んだ目を悟られないように、ぎゅっと瞑る。


「ん、ぐ、……、……、ぐ…っ、」

「や、ば……ちょ、離せ。こら……っ」


一旦離れて、


「ちょっと、手……」

「ん?」


両手を恋人繋ぎにしてまた深いフェラを続けた。
ユノは優しいから絶対止める。手を握ってそれを阻止した。
男だったら夢見る行為。AV動画観まくった時期もあったから、そこは任せて。


「……っ、……チャンミナ!」

「……」


疲れる、汗かいた、顎外れそう……


「、、っ、……悪い……っ、出る……」


ユノがブルッと震えると、巨大なモノから精液がどくどくどんどん出てきて、僕の口いっぱいに広がった。ぴりっと舌が拒絶するような苦味。青い味。一度に飲み干すと、舌の上のユノ自身が今度はぴくっと反応した。


「んっ……、はぁ、はぁ……」


雨上がりの植物から発せられる独特の匂い。苦くて不味い。だから納得できる。
生命の息吹。


「お前……はぁ、、口の中見せて……」

「……もうないよ」


顎を捕まれて半開きの口のまま顔を上げさせられた。
ユノの目と僕の目が合って、胸が苦しい。狂おしいほど愛しい。


ユノが僕にキスを落とした。
僕はユノの口の中に舌を挿れた。

そのまま転がるように倒れこんで、ひたすら抱き合いながら絡め続けた。







醜いと言われればそれまでのメイクラブで


汚いと言われればそれまでのキスで







「……気持ち良かったっすか?」

「もう、めちゃくちゃ……。チャンミナは?」

「……まあ……っ」

「まあまあか……。俺頑張るわ……」

「……事後に言えるかっ






だけどそれで溶け合えてしまえるから仕方ない


これが僕たちのセックス












それがきっと



僕たちの愛し方なんだろう


















……2回戦、、いっちゃってよろしいでしょうか……?
昨日はポチに誕生日コメント本当にありがとうございました!!嬉しいです~、返事お待ち下さい。誕生日に片割れホミンのエッチ構想(妄想、願望、切望)してました……マンセー!!ヽ(*´▽)ノ♪

片割れ7M
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