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はじめまして

東方のお二人が大好き!りょう(ゆのっぽん)と申します。

好き過ぎて、いろんな妄想させてもらおうと思っとります。

お二人の絆はどんなリアル、時代、背景でも繋がっている。そんな気持ちが表現できればと強く思います。

ただの私の勝手な妄想です、実在の方々や会社様、イベント等には一切関係ありません。時系列もバラバラです。このブログでのみ楽しんで頂くことを心よりお願い申し上げます。


当ブログはホミンホのお話になります。(主にホミン)
BL表現出てきます。18歳未満の方、気をつけて下さい。
昔のメンバーの方々には、一切興味がありません。
なるべく気をつけていきますが、気分を害されるという方がいらっしゃないように、閲覧は自己責任でお願いします。

どうか、一瞬でも誰か様のお二人の帰りを待つ暇潰しになりますように。
私も楽しみます!


りょう(ゆのっぽん)





↓どうやらこのバナーを押して頂けると、ランキング?があがって、より多くの方に物語を読んで頂けるみたいです。皆さんのご協力を祈ります。
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ロード~THE 虎鹿号~









トゥ~♪ル~トゥー♪トゥトゥートゥ~ルール~♪(←ハモニカ音です。いいですか、平成生まれの方は難しいイントロです。ご了承下さい。)トゥ~♪ルートゥ~♪ルトゥルトゥルト~♪トゥ~ル~ルー♪








なんせ昭和生まれなんで
















へっ!!!
眩しくて話が逸れました。すいません。




























ちょうど一年前にぃ♪



この道を通った朝ぁ♪










昨日のことのように




今はっきりと思い出す~♪












ブログや動画を漁り~♪



純粋に待ってたのにいいいいい~♪












しらみ潰しに見てたらあ♪



腐ってさらに信者へえええええ…(涙)♪






(割愛)←早。



















何でもないようなことがあああ~♪




幸せだったと思おうう~♪



何でもなぃ♪



朝のおこぉと♪











二度とは離れないい♪



ホミン~♡♡♡































(´・ J ・`)イエス!!!
下々の信者達よ、見よ!このヒョンのデレた顔を!(ドヤ)



















(注意)トラシカ号の運転手、かなりヤバめに腐っております。中毒症状が悪化しすでに末期に侵されています。ご乗車には十分ご注意下さい。





























待って!待って待って待って(涙)見捨てないで!(涙)違うんですよ!(涙)

もともとそんな嗜好なかったんですよ!?デュオとか見ても「(∵)別に…(エリカ様)」って感じだったんですよ!?小説には興味ありましたけど、まさか書くなんて大それた作業ができたこともなく、もちろん主語だの述語だの語彙だのナカだの勃起だの射精だのモノだのフェラだの騎乗位で挿れるだのアナだの男根だの精液だの漏れるだの滴る白濁だの舌が絡まり合って溶けて快感が突き抜けた。「あ…っ、はあ!逝、ぐ…!」とか書くなんて思いもしなかったのおおおおお!!!(;▽;)





























……………。。。(´•ω•`)

























【 悲報】
ここまでの記事をご家族やご友人の方とお楽しみだった皆様、突然気まずい空気にさせてしまい申し訳ありません。エロホミンホ教への強引な勧誘を知らぬ間に発動してしまい…深く反省しております…。
























不定期なトラシカ号にいつもお越し下さりありがとうございます。(´・ J ・`)(∵)


ポチを下さる方、まだ来て頂けてるんだなぁとか、前も振り返って読んで下さっているんだ!とか、分かって嬉しいです。どの物語も自分なりに後悔のないよう取り組んでいるので、本当に作者冥利に尽きます。ありがとうございます。

コメントを下さる方、約束していたにも関わらずお返事できていない事を大変申し訳なく思っていますが、いつも心を支えられています。自分の思いや感想を言葉にして書くということは、それだけで大変な作業です。私も負けないよう精一杯この夢特急を走らせて行きますので、これからもどうぞ宜しくお願いします。ありがとうございます。




















あんなに待ち焦がれた日から、ちょうど1年経ちましまね♪
うん、間違いなく東方から神が起きてます。しかも二神よ!?凄くない!?ヤバみ~!‪!!こんな時代に生きてて、まぢラッキー!!!パパん&ママん、ありがとおおお!!!あ、先週りょう(ゆのっぽん)は誕生日を向かえました。お祝いして下さった読者様、ありがとうございます!生きてて良かった!















あんなに目を凝らして待っていたトンペンの遥か頭上と予想を飛び越えて、鮮やかに楽しんで二人は活動してくれています。
ユノとチャンミンが大好きです!



















今日も夢特急トラ☆シカ号へご乗車頂き、ありがとうございます。この列車は、東方神起経由、ユノとチャンミン行です。皆様の琴線にひとつでも触れられるよう、真摯に運行して参りますので、どうぞ楽しんでご乗車下さい。





それでは!しゅっぱあーつ!




(画像、お借りしました)
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片割れ chap.12 #16

(注意)全羅道の方言を広島弁に置き換えています。ユノのイメージに合わないと思われる方、大変申し訳ありません。お気をつけ下さい。











______Y.side______







この感情は、何だろう





不安な時や機嫌が悪い時、なんで落ち込んでるの?どうしたの?って聞かれるよりも、チャンミンと冗談を言いながらテンションを取り直した方が元気になっちゃう、みたいな。

またはチャンミンが何も言わなくとも、隣でニコッと笑ってくれたら俺の機嫌は治っちゃう、みたいな。


良くない胸の内はいつの間に、









嬉しい







なんか、幸せ。





「じゃ、お疲れ様です」


帰り支度を終えてジェウォニヒョンと談笑していると、練習室に顔だけひょっこり出したチャンミンが反射する鏡に映って、心臓が飛び跳ねた。何年経っても飽きない。いつも格好いいけど、さっきからなんだか特に特に格好良く見える。特に。


「チャンミナ!ご飯一緒に食べないか?」

「えっ」

「せっかくだしヒョンと食べよう?すっっごい美味い料理、食べさせてやるから♪腹減ったろ?」

「、、、減った…。笑」


目玉が飛び出しそうなほど見開いた大きな瞳がふにゃりと緩まって、分厚い涙袋に乗った。口角を上げた唇からは白い歯がばらっと見えて、胸がまた高鳴る。ギュッ、て鳴る。

足は自動で歩みを始めて、出入口でまだ覗いたままの格好でいるチャンミンの元へ。ドアを引いたらチャンミンの全身が現れた。着替えたトレーナー姿はシンプルでやっぱり格好いい。手に手を絡めたそれは後から気付いた。それより真正面のダイヤモンドに吸い込まれそうで。その綺麗な輝きの瞳に囚われて。
時さえスローモーションに鈍る。そらせない。ずっと見てたい。
なのにあちらから逃げてゆくようにするりと、艶やかな睫毛を伏せて隠れるからじれったい。
恥ずかしがらないで。見せて。もっと見たいから、呼ぶ。繋いだ手すら揺すって、懇願して甘えた声が体の中から沸き上がる。


「チャンミィン」


そうして再び現れた秘宝に、ドキッ。











この感情の名前は?




「行くなら早く行くぞ…」


横からマネヒョンの押し殺した声がしてチャンミンを掴んでた手は取られた。今度はマネヒョンに連れられる格好で進む俺の横に、チャンミンがちゃんとついてくる。
これ。この安心感。


「いいの?お金を騙し取られた惨めな僕にどんなご馳走で慰めてくれるんです?笑」

「チャンミナは騙されてない、大丈夫だからっ。でも世界一美味いの、奢る。笑」

「お~♪りゃ~♪」


あったかいのがじんわり、幸福を感じる。


「どこ行くんです?」

「秘密っ☆ふはは!」

「くくくくくくっ」


笑い声でじゃれ合う、この幸福の別名は?


マネヒョンにだけ行先を耳打ちして、「いや、ユノ…」って何故か困惑顔のマネヒョンを「いいから、いいから」とあしらった。だって何も悪いことなんてないんだから。

こんなに心が浄化され満たされる、この綺麗な感情に悪いものなんてひとつも無い。


「♪ヒントやろうか?」

「へ……、」

「へ?」

「へっ…ぶしゅん!!…。ふははははは♪笑」

「おいっ!なんで今クシャミなんかするんだよ!ふははははは!笑」



もっとチャンミンの隣に居たい。




















______His mother.side______





ある日の夕方、
マネージャーさんから一本のお電話を頂いた。


『できたらお母様、しばらくの間でもユノ君の宿舎へ来て頂けませんか?』

「え、、…ユノがどうかしたんですか!?」

『いえいえっ。ただ一人で少し…、、サポートが必要かなと。……あの、大変申し上げにくいのですが、二人からチョン家のご両親は事情をご存じだと伺っておりますのでお伝えすると、その……この夏、チャンミンが宿舎を出まして。その……』

「あ、ああ…そうなんですか……」


焦るのが目に見えるように、あやふやに捲くし立てるマネージャーさんの早口で気を使ってくれているのが分かった。いつも冷静で、でもユーモアも粋もある普段の彼とはかけ離れていて、胸が痛い。何に対して、誰に対してなのかも分からず、私達は謝りあった。とにかく謝るだけ許されるような気がして。


『申し訳ありません…!』

「そんな…こちらこそ申し訳ありません…」


チャンミン君が宿舎を出たことは知っていた。秋口にチャンミン君のお母様がわざわざ、光州まで挨拶に来て下さったから。お互いどこまで息子達のことを知っているのか、事務所もどこまで分かっているのか、具体的な話まではできなかったけれども。


『その…本人は大丈夫だと言ってるんですが。夏バテなのか、最近一向に食が細くなってしまいまして……お母様の手料理ならユノ君も食が進むと思うんです。これからさらに忙しい時期ですし、不躾かと思いますが是非お母様にはサポートをお願いするべきだと提案がありまして』


二人が別れたのね、とは察した。


「分かりました。家族と話してできる限り早く行きます」


毎朝早く起きてユノのためにお祈りをしていた夫に話すと、とにかくすぐ行くよう促してくれた。娘のジヘは、「オッパがチャンミンさんを諦められるわけがない」と、チャンミン君のお母様がいらっしゃったことを伝えた時と同じ言葉を強気で繰り返してた。パートで働いている工場へはすぐ連絡して二週間を二回、合わせて一ヶ月のお休みをもらった。
全羅道で集められる地元の食材をこれでもかと買い漁ってソウルのユノの宿舎へ向かうと、マネージャーさんが思い出したように忠告をくれた。


「そうだ。わざわざお越し頂いて恐縮なんですが…、あくまでチャンミンとのことや体調のことを心配する素振りをユノ君には見せずに、何気なく接してあげて下さいと、」

「?親は子を何時でも気にかけるものです。私はそのために呼ばれたのでは?」

「それが、なかったことになっているみたいなんです…。ユノ君の中では……」

「……。は?」

「その、、チャンミンと、恋愛…関係になっていたことだけ、、忘れてしまっているようで……でも一緒に活動したり生活したりしたことははっきりと覚えていますし、いわゆる記憶喪失とも違う。変な感じなんです。本当によく分からないんです」

「、、、、、」


良いことなのか、悪いことなのか。この時の私の気持ちは私にも表せない。
でも母親の私と同じくらい、もしかしたらもっと奥の深い所でマネージャーさんもさ迷っていた。だから私はとにかくユノに会いたいと思った。


「母さん、突然どしたん?」

「…。そ、れがね~、勤めとる工場で製品の入れ替えがあるらしゅうてね。しばらくラインも稼働せんらしいけぇ、ユノの顔見に来てしもーたわ。笑」


夜遅く帰宅した息子は、日本の東京へ招いてくれた時よりはるかに痩せこけていた。なのに頬だけはやけに浮腫み、薄く笑った三日月型の瞳は血走っていて、思わず涙が出そうになった。苦笑いがばれやしないか一瞬で緊張が走る。キッチンで包丁を扱っていた手が震えて、堪えるのにやっとだった。


「おお、トトリムク(ドングリの澱粉を固めた寒天状食品)?懐かしい」

「じゃろう?手間暇かけたんじゃけ、全部食べんさいよっ」

「もちろん」


口調の穏やかなユノにまずは安心した。この子は大丈夫、この子はまた立ち直れると希望が湧いて腕を振るえた。

始めは品数を多く量をごく少なく、韓定食をこれくらいなら食べられるんじゃないかと息子の胃袋と睨めっこしながら食事を出して食べさせた。ユノがこれから一人でも作れるように、オリタン(鴨鍋)やさらに簡単な鍋料理も教えていった。食器や家具は新しいものばかりで私も楽しみながら家事をしたけれど、何気なくその感謝を伝えたマネージャーさんから、「チャンミンが出て行った時ユノ君が暴れて、部屋のもの全部滅茶苦茶にしたんです…」と言われて。
さすがに泣いた。

ご飯はなんとか食べてもらえるようになった、食べられる量も増えた。でも今度はユノの生活スタイルが気になった。いつも仕事から直帰して明け方の五時頃までリビングや自室で一人、ミュージカルの舞台の練習をしたりツアーの構想を練っていたり。一、二時間ソファーで気を失うように寝てまた出勤。まともに寝ないから微熱も下がらない。まるで引きこもっていた。


「ユノは友達が多いじゃろう。忙しゅうても前はよお電話で話したり遊んどったのに。母さんに気を使わんでもたまには外で食べてきてもいいんよ?」

「いや、母さんが来る前から何かあんまり話したいとか外出る気もなくなっとって」

「そう……、じゃあインテリアとか興味持ったら?部屋の雰囲気、ガラッと変わるんよ?」

「うん。それ、いいな」


部屋を荒らしたなんて嘘みたいに大人しい息子。穏やかになったんじゃない。穏やかさを装っただけの。味気ないガム。炭酸の抜けたソーダ。牙を抜かれた虎。そのようなものを連想させた。


それでも朝はきちんと起きていた。だから大目に見たけれど、シャワーの時間が長かったり、すぐ物をなくしたり、服の着方をいきなりアレンジし直しだしたりして、出る直前はだいたいドタバタ大騒ぎ。手伝う私は汗まみれ。やっと支度が間に合ったと思うと同時に、玄関に並べられた靴を踏み散らかして、迎えに来たマネージャーさんの横をあたふたと不格好にすり抜けてゆく。


「もう、本当にあの子は。いつもすいません、マネージャーさんも毎朝大変だったでしょう?」

「いえ、仕事はいつでも変わらず真面目にやってくれてますし支障ありません。それに前まではけっこう余裕を持って、颯爽と格好良く出かけてましたよ。その……チャンミンが居たので……」

「……」

「すいません、では失礼します」

「はい。今日も皆さんが頑張れるよう、お祈りします……」




ユノにとって、チャンミン君とは何なんだろう?




誰も居なくなった朝日の差し込む部屋を見渡しながら、ここで二人がどうやって生活していたのか、想像してみる。これは私の一年前からの習慣でもある。新羅ホテルで、二人から関係を告白された時からずっと。
考えている。


『ヒョン!早く!お願いします!』

『分かった、分かったっ』

『全然分かってないじゃん!まだ着替えてないし!』

『これは、歯磨きしてる間にちゃんと今日のコーディネート考えてて』

『今日朝一で衣装合わせでしょ?意味ないじゃん』

『!そうだった!』

『はいっ、行くよ行くよー』


ユノはトボケる所もあるから、しっかりしたチャンミン君ならそうやってずばりとユノを急かしてくれたのかもしれない、と思うとクスッと笑える。そんな慌ただしい朝だってあっただろう。


「さーて。掃除でもしようかね、もうすぐお昼になる」


でもずっと一緒に居た二人だから、お互い無言でも気兼ねなく過ごす日中だってあっただろう。ユノはきっとTVに気を取られながらアイスを立ったまま食べてて、チャンミン君は勉強をしたり読書をしたり。一言二言会話して、またそれぞれの世界へ戻ったり。貴重な休日の、一人だけど一人じゃない、そんなリラックスできる空間だったろう。

今雑巾掛けしているこの真新しい机や棚には、そんな思い出ひとつないのだろうけど。


「……。トロフィーは無事だったんじゃね……良かった……」


ユノの自室、横に長い本棚の一角に、ユノの歴史を見つけた。金やクリスタルの記念品に日付とグループ名、賞名が刻まれて光る。ユノのこのどれも全ての段落に、チャンミン君が存在している。世界に、たった一人だけ。


「…ふふっ。親の私らも、こればっかりは無理じゃけぇね。笑」


夕方から少しずつ色んなナムルを仕込んだポリパプ(麦ご飯)の味見を確認して時計を見ると、すでに日付が変わりそうな時刻だった。チクタク、チクタク、秒針の音さえ響くひっそりとした宿舎。


「……」


夜。嬉しい時も悲しい時も過ぎた最後の時間に、愛を囁く日もあっただろう。


『今日もありがとう、チャンミン。愛してるよ』


どこまで本気だったのか。
どんな想いでチャンミン君を見つめていたのか。


「どれほど大切だったんじゃろうか……」


子は親の分身ではない。
どんなに考えてもユノ本人でない私には分からないけれど。


「……ん?……帰ってきたかね…?」


でも子どもの声なら分かる。玄関の向こうからでも、弾けた笑い声を拾える。

生き生きと泳ぐように活発で、楽しげで、可笑しそうで。永遠に聴いていたい息子の鮮やかな発声に引き寄せられるように玄関へ向かった。鍵を開けると同時に扉が外からガバッと力強く開けられて、我が子の明るさ満天の笑顔が広がる。


「母さん!」


そう、この一年間ずっと考えていた。
だってこれが親の絶対的信念じゃないか。






私は子どもに幸せであって欲しい。


ユノにとっての幸福をただ祈る。





「チャンドリ連れて帰ってきたわ♪母さんの料理、ご馳走してあげてぇや!」


ユノに引っ張られて中へ入ってきた彼は、私の顔を見て驚愕したまま固まってしまったけれども、綺麗な瞳は相変わらず煌めいて素晴らしい。

礼儀正しくて聡明で、優しくて、どんな時もずっとユノの隣に居てくれた人。どんなに恨もうと努力しても感謝と愛情しか抱けない、美しい生き方をユノと貫いてくれた青年。


そうよ、きっと────


「チャンミン君……」

「ぁ…………ぁ、の…………」

「母さん、チャンミナ久しぶりじゃろ!?少し見ないだけでいい男になったろ?ふふふふ♪」



ユノをユノたらしめてたのは、














チャンミン君なんよ






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片割れ chap.12 #15












その頃の俺のことは



たまに今振り返ってみても、















人には説明できない

















「うーん……」



毎日、一日一日を全力で
一生懸命頑張って、妥協せず

今まで通りの自分と変わらない、はずなのに



「プロデューサー!やっぱり暗転のタイミングの時、分かりにくいから。イヤモニで合図出して欲しい。あとちょっと聞こえづらい」

「ユノの、さっきも上げたよね?音量足りない?まだ?」

「うん。もっと大きくして。調整して欲しい」

「オッケー。今確認取ります」

「あとダンサーが集団でバタバタ移動してるの、格好悪く見えるから。出る場所を俺たちと一緒のセンターに変えた方がいいと思う」

「待機場所はー…、そしたら舞台下の、」

「そうそう。あのスペースに全員入れるよ」



情熱はひたすら燃えて
頭は驚くほど働いて体は面白いくらい動いて

俺はちゃんと充実してるはずなのに



「おおおおい!またシカトかっ!笑」

「……。、ん?…え?ヒョジェ、どした?」

「さっきから何回も呼んでたっ。ユノ、ユノ、ユノ~!って。笑」

「ぁ……、ほんと?悪い、悪い。なに?」


電池が切れたように突然ぼんやりしてしまったり
がくんと疲れ果てて急に動けなくなったり




自分が誰なのか忘れてしまう、ような

そんな何て言うか、今にして思えば





不気味な柔らかさが漂っていた


























「チャンミン」


あ、

また……




あれもこれも考え事をしていると無意識に。

マンネで相棒の名前が口から溢れる。特に用はないけど。それは口癖のようなもの。だから。


「はーい。待って、あと10秒で終わりますから」

「…おう…」


必要な用事で呼ばれたと思ってか、スマホでゲームしてても当然のように返ってくる返事に、ふと感慨深さ。前は無視も平気でされてたから。


「…」


チャンミンが俺を無視しなくなったのは、この子が成長して大人になったから。ニューヨークに行った時、二人で大喧嘩して解決した。たわいもない兄弟喧嘩で。俺たち二人、お互いにそうやって成長し   


「…?、」


ノスタルジーが止まる。
一塊の靄(もや)が掛かる。
その門番は、チャンミンの振り向いた背中の影に立ちはだかって、先を見せない。


「お待たせ。何すか?」

「あ?あぁ……なんか…あ、この前のあのバラエティー、こう、色々したやつ。あれすごく評判良かったみたいで、良かったなっ」


変な、妙な、はっきりしない感覚が落ち着かない。きちんと体を向けて首を傾げるチャンミンに悟られたくなくて、思い付いた言葉を力任せに喋った。
だって俺はヒョンだから。ヒョンはしっかりしなくちゃいけない。


「、、最近バラエティーにも数え切れないくらい出たし色々やらされましたけど…、『ランニングマン』?」

「そう、それっ!小学生のペンが特に増えたってさ♪」


チャンミンのドンピシャな回答が嬉しい。自然と声が跳ねた。チャンミンも笑って大きく頷く。
何でもない、普通の、ふとしたこういう瞬間。
とても暖かい。まるで癒される。不思議な温度。


「あー。ドッチボールとかケンケン相撲、かくれんぼに。子ども遊びの要素たくさんありましたしねぇ~」

「そう、そう。楽しかったな♪」


チャンミンは日本から韓国へ戻ってくると生気を取り戻して、ガラス玉みたいな瞳を消した。くまも取れたし、キュヒョンと同じマンションでよっぽど楽しいのか、はたまた彼女のおかげか。俺を頼れと言ったのに。


「…」




まずい。

また、靄の影。




「ユノヒョン…?」

「え…あ、ん?」


俺の簡素な声をすくい取るようにキャッチしてホッとするチャンミン。に、ヒヤリと鼓動が悲鳴を上げた。
心配されるのが恐くて。された時点で、それがこの不気味な変調の決定打になりそうで。


「……今日は、…機嫌いいですね」

「?ま、いつも通りかな?うん」

「…。ウッソだあ~。ヒョン、最近毎日毎時間毎分でもテンション違うじゃないっすかあ~。最悪の時なんて、僕にめっちゃ冷たいじゃんっ。笑」

「え、は?そんな事ないだろっ」


でも確実な図星をからかい歌うように声へ乗せるからまだ誤魔化せた、正直ホッとした。俺も。
なんだかよく分からない、分かっちゃいけない、この感じをねじ伏せられる。


「その『 ラン二ングマン』の収録の時だって、ヒョンがあんまり僕のこと敵対視するんで、思わず僕も本気出しちゃいましたよぉ。くくくっ。笑」

「いや、お前が始めに干潟のゲームで俺のこと押してきたんだろ?“あ、この子は今日やる気だな”って思ったら、俺も負けてられないわと思えてさ、」

「あんなの、冗談じゃないですかぁ~。笑」

「ケンケン相撲もお前に先手打たれたし。かくれんぼはまんまとお前に捕まっちゃったし。ヒョン、いいところ見せられなかったな…?悪い……」

「クイズゲームでは股関にボール直撃するし?笑」

「お、お前ねー!!」

「ぶふふふふふっ♪ユノヒョンは本当に、持ってる本来の力を出すだけでいいのに。我を忘れたように自分で見せ場を潰しちゃうから」

「……」


本当に、チャンミンの言う通りで。

うまくいくように本気で取り組んでるはずなのに。行き過ぎて、止まれなくて。空回って、滑って、失敗する。周りはそれも愛嬌だと愛してくれたけど、そういうことが少しずつ、自分の中で広がっていく。


「今のユノヒョンになら勝てるかなって思ったんですけど……血迷った夢でしたねーぃ♪僕も我を忘れて駄目でした。僕はひ弱な都会男だから、とにかくやっぱり、怪我と病気だけを避けて静かに過ごしますぅ~。笑」

「…ははっ、まだチャンミナには負けないぞ!」

「ネ~♪お願いします」

「……」


今まで通りの自分と変わらず、やっていけてるはずなのに。違うんだろうか?やっぱり何かがおかしいんだろうか?俺は。


「……。冗談ついでに…そう言えばこの前、昔の同級生に会ったんです。高校の時の」

「、へえ!いいなっ♪チャンミン男子校だったよな?久しぶりに?どこで?相手は元気だったか?」

「笑。ちょっと…そこまで大した話じゃないって。その前に一度会って、生活に困ってるっていうから少し、100万ウォンお金を貸して、この前は返してもらうために会ったんですけど」

「それで?それで?」


チャンミンの話題が近況報告に変わって、安定しない心持ちが一気に同じ高さで飛び上がって大きく歓喜した。毎日会ってるチャンミンの、どこがそんなに知りたいのか。自分でも謎。


「それで?チングならちゃんと返してくれたろ?」

「やっぱりまたお金を貸して欲しいとお願いされて、今度は1000万ウォン貸しました」

「え……」

「いや、僕は返してもらう気はなくて、あげるつもりで貸したんですけど。結局約束してた期限を過ぎても戻ってこない、、それだけの話…」

「……。いや、それだけの話って。100万ウォンだってそうだし…1000万ウォンはもっと大金だぞ?貸すにもちゃんと考えて貸してやらないと、そいつのためにもなんないだろ?」


淡々と話す声とは裏腹に、俯いて猫背になってゆくチャンミンはたぶん傷付いてる。
たぶん、すごく。


「でも僕も後ろめたい気持ちが彼に昔からあったから貸す時きちんと謝れて、もう会うこともないだろうけどこれで良かったなって…」

「なに?後ろめたいって。何かあったのか?」

「…彼、人懐っこくて明るくて。練習や仕事でなかなか学校に行けなくてクラスに馴染めなかった僕にも、行くと必ず何でも話してくれて、唯一親友だと思ってた奴なんです。……でも芸能人だと思われるのが怖くて、、本当の自分を見てくれなくなるのが怖くて、僕は彼にも他の友達にもずっとデビューする事を内緒にしてたから」

「そうなのか…」


俺のデビューが決まった時は地元の友達皆が喜んでくれた。いつも話を聞いてもらってたし、応援してくれたし、励ましてもらいながら掴んだ夢だから。

チャンミンは複雑。俺にはない繊細な思考。
チャンミンの、頬に落ちる睫毛の影が照明の加減か、今にも消えて。崩れそう。


「デビューしても彼だけは変わらず話しかけてくれる姿に、逆にずっと申し訳なくて……。親友だったのに、あの時言えなくてごめんねって」

「……」


俺には理解出来ないはずなのに、どこからか懐かしい悲しみが駆けて来る。それが胸を圧迫して、苦しい。息さえ難しい。
チャンミンの頭を撫でてやると、チャンミンはやっと、目を瞑って深呼吸をひとつ。ゆっくり、深く。静かに。同じ呼吸で。


「チャンミン、大丈夫だよ」




もう自分の優しさで傷付く必要なんてないよ








俺だけが本当のお前を知れるんだから



だってチャンミンは俺の…………






























この感情は、何だ







「うん…。ま、謝れて良かったですよ、ホント。向こうはビックリしてたから、もう忘れたか気にもしてなかったか…そもそも僕のこと、友達だとも思ってなかったみたいですけど……」

「いや、謝るのはそいつの方だろ…。それに、チャンミナから親友って言われて、嬉しくてビックリしたんじゃない?」

「そんな…僕なんてだいたい一人ぼっちだったし、彼は皆の人気者でしたし。それはないって」

「チャンミナは見た目は可愛いくてか弱い感じだったけど芯は昔から強かったから。うん、絶対チャンミナに憧れてたんだろうな」


心から思ってることがそのまま伝わるように願った。そしたら恥ずかしそうに口元を隠して、照れて笑うチャンミンが見れた。嬉しい。
そのままチャンミンの声音は上がって、口数も背筋もどんどん伸びてゆく。


「あ、そう言えば彼もちゃんと謝ってくれましたよっ。こんな事頼んで申し訳ないって。まずは人生初のアルバイトをしてみるって意気込んでました」

「はあ!!?チャンミナの年でバイトもした事ないのか!?何なの、そいつ!!」

「僕もないっすけど」

「お前は俺とTOHOSINKIしてるだろっ!笑」

「いひひひひひっ」


俺も怒鳴ってるけどツッコミみたいな楽しさで声を上げた。
可笑しそうに首だけ縮めるチャンミンが、綺麗。


「クビになった会社にももう一度頭を下げに行ってみるって言ってたし。何となく1000万ウォンでも足りない雰囲気でしたけど、あとは何が何でも自分でやってみるって。お金を借りるのも僕で最後にするって。僕に会って、自分の人生を変えてみたくなったって言って♪……ま、もう連絡も来ないんで、口からでまかせだかなとも思いますけど…。笑」


うなだれないで

自信持って

花みたいに凛と美しいんだから


「いや、俺は本当のことだと思う。自分で稼いだことないなら金銭感覚もはっきりしてないだろうし、返済計画もミスして当然だろ?今は自分の生活でいっぱいいっぱいで、返す金ができるまでは色々宣言しちゃった分恥ずかしくてチャンミナに連絡できないんじゃないか?俺ならそう思うし、俺はそう信じる。何よりお前が親友だって認めてた奴なんだから、きっとそうだ」

「…。ユノヒョンが言うなら、そうかな?」

「そうだぞ。俺は幼い時からたくさんバイトして練習生時代を過ごしたけど、生きるだけで本当に大変だった」

「……。あ!僕もバイトしたことあった!」

「え!?そうだっけ?何してた?」

「ぷふ…っ…父さんの、靴磨き…っ。笑」

「それ小遣い稼ぎだろ!!笑」


ただチャンミンの話を聞きたい。
それだけだったのに。










あれ。俺のテンション、戻ってる。






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片割れ chap.12 #14










______ある男の告白______






自分でも不甲斐ない人生なのは認めてる。

学生の頃は勉強もそこそこ、部活もそこそこ。やる気はあるけど努力が続かない。やりたくても、やれない。何かを懸命して成し遂げたってことがない。そんな人間。


「はい、もしもし?あははっ、うぇ~い♪お疲れいっ。昨日のオール、楽しかったね~?二日酔いになってない?笑」


でも昔からコミュニケーション能力だけは異常に高かったから、友人や知人は多い。ちょくちょく頼み事をしても、借りた金を返さなくも、なんだかんだ許されてきた。バイトしなくてもそれなりに遊んで過ごせたし、だから僕はこのままでいいんだって思ってきた。


「うん、うん。だよね、昨日はごちそうさま。今日まとまった金が入ると思うからさ、今夜は僕がご馳走するわ。あはは!ホントだって!じゃあ、いつものところで。おう、じゃ~ね~い♪」


それが今年、知り合いの伝手で就職した個人経営のIT会社を一ヶ月でクビになって、生まれて初めての窮地に立たされている。社長には最後まで、『 何でやらねーんだ!なんでサボるんだ!てめーに誇り持てよ!』と怒られたけど全然響かなかった。
プライドなんてなくても世の中生きていける。


「はあ…最後の切り札だからなぁ…。惜しいよなぁ…。……でもマジでヤバいし。どうせなら…盛って、5000万ウォンって言ってみるか!ちょっと生活の余裕も欲しいし!駄目でも2000万ウォンだけは絶対借りないと、マジ死ぬわ。笑」


ここ数ヶ月、あらゆる知人に連絡を取って金を借りて生活してきた。でも人間、プライドなくとも生きてるだけでそれなりの金は必要だから。
消費者金融にも両親と一緒に借入してそれが合計2000万ウォン。返済するって概念のない僕はもちろん支払いが遅れて、ちょっと本気でマズいことになってる。家は勘当寸前。


「2000万…できたら5000万…2000万…いややっぱ5000万…」


だから今日は、僕的に大勝負。
前回借りた100万ウォンなんて目じゃない額。
でもあいつにとっては、はした金だよな?


「Excuse me? oh-…,please,.where is…this ,this place …」


気合いを入れて約束の場所へ向かう途中、狎鴎亭の大通りで。明らかにカタコトの英語で、同じアジア圏だろう顔面の女性が声を掛けてきた。
きっと僕がきちんとした装いだから、道を聞く現地の代表者として選ばれたんだ。幸先がいい。
この国のホスト役を喜んで仰せつかることにする。


「おぅー、、、ニホン、デスカ?」

「!あ、そうです!私、日本人です。日本語分かりますか!?」

「チョト、分かる。笑」

「わあ!すごい!良かったあ!涙」


普段から身なりには気をつけている。今日も空色のストライプシャツに白いパンツを合わせて、清潔感を演出した。時計も靴も、安物だけど傷はない。


「ここ、どう行けばいいですか?歩いていけますかね?それともタクシーの方がいいですか?」


何を言ってるかなんてほぼ聞き取れない。ただ差し出されたガイドブックに描かれた地図の一点を赤丸が囲んであった。かなり使い込んでるのか、譲り受けたものなのか、どちらにせよ古い。ページの端が綻びている。
確かに前はこの近くにあったけど、今はもう少し先へ引っ越したはずの会社の名前がはっきりそこへ掲載されていた。


「…SM ENTERTAINMANT?」

「そうです!そうです!Yes!」

「あー、今、これ、ちが…。no。これは、江南区。今、漢江の…今、清潭洞デス」

「え、そうなんですか?遠いですか?」

「歩く、チョト」


ジェスチャーで彼女から書くものを借りて、新しい事務所付近にマークを付けてあげた。この辺りでこの事務所を知らない者はいない。
僕なら尚更そうだ。だってこれから、まさにその会社の所属アーティストと会うんだから。


「あー、聞いて良かったですっ。本当にありがとうございます。カムサハムニダ。。笑」

「おぅー♪…ワタシ、ハ。アリ、アリガトゴジャイマ…?笑」

「すごい。本当に日本語上手いですよ!」

「あはは!감사합니다~♪」


高校時代、日本語を語学の選択授業で勉強したことがあった。

学校を休みがちな同じクラスの同級生が、日本語を勉強してるっていうから。結局大学も日本語専攻にしたくらいには興味が沸いて。
からかうつもりで、ちょっと横からあいつの練習してる言葉の真似をしてみた。ら、こっちがビックリするくらいのオーバーリアクションで褒められたのがきっかけ。


『 ヨロシクオネガイシマス、だって。笑』

『! おおおおお!発音すごいいい!!日本の人みたい!!』

『 へ、え…そんなに?ホント?てか、そっちが下手すぎなんじゃない?笑』

『僕はただ…… 始めは中国語を勉強しろって言われてて。だから日本語は本当に初めてで…』

『 いや、僕も今初めて日本語なんて喋ってみたから。全然知らないし。てか、ヨロシクオネガイシマスって、どういう意味?笑』

『 …マジ?はあぁぁぁ…、初めからそんなに上手く発音できて羨ましい……』


頭を抱えて悶絶してるくせっ毛の茶髪が、入学当初は皆と同じ黒髪だったことを覚えてる。登校拒否児かと思ってたクラスメイトは、


ある日突然、アイドルになった。


『 ……。昨日、出てる歌番組観たけど。やっぱりお前って、今でも信じられないわ。笑』

『 ……内緒にしててごめん……。実は中学の時から事務所は入ってて、前からデビューも決まってたんだけど…言えなかった……』


ダサい眼鏡が邪魔だったけど顔は本当にイケメンで、授業も受けてないのにテストの点は常にめっちゃ良くて、秀才。でも全然、 有名人になった後も威張るとかない、普通の物静かな感じの奴で。調子だけいい僕とは違うそのスタンスがちょっと、カッコイイなって思った。

だから僕も変わらず強引に話しかけてたけど、今まで話したこともない奴らまで、『 芸能人じゃん、すげー!』って、まるで動物園のパンダを見るみたいに同じ台詞であいつに群がろうとした。それでもあいつはただ笑うだけで、皆を飽きさせた。


『久しぶりに来たから芸能界の裏ネタとか仕入れてるんだろうと思ったのにさ、何も知らないんだって。期待外れー』
『 てか、あれは暗すぎだって。笑』
『 芸能人ってもっと派手なイメージじゃん?思ってたのと違うーっ。マジつまんねー。笑』


勝手なイメージ押し付けて、ダサいコト言ってるお前らの方がつまんねーだろ?てか、態度変わんないあいつの方がカッコよくない?

僕は元々ろくでなしだから、素直に認められる。


『 ……。そんなことないんじゃん?僕はけっこう、あいつといると居心地いいけどね?』


そう言ってあいつの方へ振り返ると、だいたい一人でぽつんと座ってた。

クラスの華やかな中心的グループにいる僕達とは全然違う、教室の隅にいたあいつ。だけどそれから、




韓国中の、凶暴なほど猛烈な名声の頂点に立った。








「あー……、Who。スキ?」


移り変わりの激しい韓国芸能で、
今はどうか?


「ん?すいません、もう一度お願いします」

「Which group do you like the most?」

「あ、Me?私の好きなグループですか?」

「네」


自分を指差した女性の目が最っ高に輝いて。
それがめちゃくちゃ綺麗で。


やっぱり、




「もちろんっ、私は東方神…トンバンシンギ!」

「、ふふっ…。TVXQ?」

「Yeah~♡」


誇らしい気分


友達だって言ってもらえるほどの思い出はない。そんな青春を共有する時間なんてあいつにはなかったんだから。

それでもあいつの同級生で、良かったなって。今でも。

打算無くとも。


「メンバー知ってます?男の人でもアイドルの名前、分かるのかな。……Do you know?チェガン・チャンミン?」

「ワタシハチャンミンデス」

「笑。あー、お兄さんは違うけど。そう、チャンミン!私はチャンミンが好きです。でもユノも大好きです♪」

「習た、チャンミンに。笑」

「え??あー、言葉伝わってないのか~。笑」

「ワタシハチャンミンデス。ヨロシクオネガイシマス」

「あははっ!お兄さん、やっぱ上手い!笑」


だから裏切るには、ちょっと。
この気持ちがあまりにも誇らしくて。




ちょっと惜しいね。









片割れ chap.12
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